・札幌の名店マジックスパイス監修「元祖スープカレーの源」に辛さレベル「涅槃」で挑戦。奥深い「医食同源」の哲学と刺激的な悟りの境地を体感。
とある休日の夕食に選んだのは、札幌の名店マジックスパイス監修「元祖スープカレーの源」。
これ、どこで買ったんだっけかな。
「HOKKAIDO限定」と書いてありますけど、ここ最近、北海道に行ってないし、アンテナショップにも寄っておらず。
もしかすると、「道の駅いちかわ」だったかも…
いずれにしても、現代の流通のおかげで遠方でも名店の味が手軽に手に入るのは、本当にありがたいことですね。
細かいことは気にせず、早速調理に取り掛かりましょう。
マジックスパイスとは
ここでマジックスパイスについて、Geminiに調べてもらった結果をご紹介です。
- スープカレーというジャンルを確立し、1993年の創業以来、札幌の新しい食文化として定着させたマジックスパイス。
- 店主が東南アジアで食したスパイススープ「ソトアヤム」をルーツに、独自に改良を加えて誕生。
- 彼らが掲げるのは「医食同源」の哲学。漢方の知恵を取り入れた多種多様なスパイスの配合は、単なる辛さや旨味を超越した、滋味深い味わいを創出。
- 辛さのレベルに「覚醒」「瞑想」「涅槃」といったユニークな名称を付けたことでも有名。
- それまで日本にはなかった『サラサラとしたカレー』というジャンルが、日本のカレーライス文化に一石を投じたという歴史的な意義も大きい。
そうなんだ、なるほど。
でと、調理は至ってシンプル。
まずは事前に炒めた鶏肉と野菜に、お湯を加えて煮込みます。
具材が柔らかくなったら、この「スープカレーの源」を混ぜるだけ。
スープに出汁とスパイスが絶妙に配合されているので、たったこれだけで味が完璧にキマるのが嬉しいですね。
よし、それでは早速、熱々のうちに頂きましょう。
医食同源の哲学が息づく多層的な旨味
まずは澄んだ琥珀色のスープを一口
一般的なカレーのイメージとは違い、非常にサラッとした口当たりが特徴的。
でもその軽やかさの裏には、多層的なスパイスと出汁の深い旨みがギュッと凝縮されています。
これはただのカレー味のスープではなく、店主が探求した東洋の薬膳思想が息づくような滋味深い味わい。
複雑なスパイスの香りが鼻腔をくすぐり、甘味、酸味、そして後に続く辛味が、まさに「三位一体」となって口の中で調和します。
チキンや野菜といった具材の旨味が溶け込み、食べ進めるうちに味わいが刻々と変化していくのが面白いね。
これはレトルトの域を超え、食後に心身ともに活力を得る「医食同源」の思想を体現していると言えるでしょう。
「涅槃」へ至る、刺激のプロセス
辛さの調整は、「辛味の素」で。
「辛」は「覚醒」、「中辛」は「瞑想」、「大辛」は「涅槃」とパッケージに表記されています。
私は躊躇せず、「涅槃」を選択です。
と、これが私の想像を遥かに超える強烈なヒートウェーブ。
一口含むと同時に、数々のスパイスが複雑に絡み合いながら、一気に口の中全体を熱で支配します。
ただ痛いだけの激辛ではない。
その熱量の奥に、汗をかきながらもスプーンを止められない中毒性のある旨味が潜んでいるのが、このスープカレーの真骨頂なんだなと。
お店に行くと、更にこの上の「極楽」「天空」「虚空」という、もはや哲学的な域に達した辛さのレベルがあるそう。
今回の「涅槃」で十分すぎるほどの刺激、その上の次元はちょっと無理だなというのが正直なところです。
お手軽に作れて、刺激たっぷりのスープカレー。
五感を揺さぶるような食体験は、日々のデジタルワークの疲れを吹き飛ばしてくれる良薬ですね。
美味しかった、ご馳走さまでした。
【おまけのワンポイント】
・マジックスパイスの辛さレベルのネーミング(覚醒、涅槃など)は、仏教やインド哲学に由来する用語が使われています。食文化と宗教・哲学が結びつく、世界各地で見られる興味深い現象です。
0 件のコメント:
コメントを投稿