モーションウィジット

2017年11月30日木曜日

【グルメ】北小金の「なか瀬」、程良い甘辛さの関東うなぎ

東漸寺近辺でのランチ。

お店が少なく選択肢がないなか、ここだと思ったのが鰻の「なか瀬」です。
最も安い鰻重の梅が1,250円、しかも国産鰻とくれば食べてみたいなと。

12:00ちょうどに店に着くと、お客さんはゼロ。
少しお腹が減っていたので、梅ではなく松、2,100円を注文です。

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待つこと15分ちょっと、お~、鰻がデカくて美味しそうですねぇ。
さぁて、頂きま~す。
 
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まずは鰻から。
箸で摘み上げようとすると切れてしまうほどの柔らかさ、関東の蒸した鰻ですね。
 
口に放り込むと、ホロホロと柔らかいのが印象的。
そして鰻の風味が口に広がり、焼きの鰻とは一味違う美味しさです。
 
タレは甘くもなく、辛くもなく。
鰻の旨味を引き出す脇役に徹していて、いいバランスの味付けに仕上がっていました。
 
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お新香と肝吸はサービス。
いずれも味はシンプル、懐かしい味だと思います。
 
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ご飯にもタレはたっぷり。
でも底に溜まるほどではなく、程々にちょうど良い量といえるでしょう。
 
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小上がり8席、椅子も同程度。
広くはない店内ながらも、駅から500mちょっと離れた立地なので満席になることは少なそうです。
 
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東漸寺から歩いて5分ほどの距離、観光ついでに寄るにはいい店かな。
 
オーソドックスな関東風鰻、ごちそうさまでした。
 
 
なか瀬
047-344-7557
千葉県松戸市小金153
営業時間 11:30-14:00、17:00-20:00
定休日 火曜日
 

2017年11月29日水曜日

【観光】北小金の東漸寺、凛とした品格のなかの紅葉

溜まった記事はありながらも、季節モノということで紅葉に関する記事から。
前々週末に行った北小金についてです。
 
 
そろそろ紅葉も見頃かなと、昨年も行った北小金に。
鎌倉のような大きな寺がありながらも空いているし、家からも近いので行きやすいんですよね。
 
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北小金に到着、まずは東漸寺に。
門の向こうの景色を見ると、まだちょっと早かったかな。
 
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所々には真っ赤な紅葉、門の暗色を背景にすると色鮮やかさが増します。
緑から赤まで、色の複雑さがまたいいものです。
 
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長い参道の奥に本堂。
このお寺、往時はかなり立派だったことがわかる境内の広さで、神社のような凛とした品格があるんです。
 
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ご本尊も金ピカ。
一時は荒廃した寺だったそうですけど、そんな様子は全く感じないほど立派な寺です。
 
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六地蔵、なのかな。
歴史のありそうな佇まいに暫し見入ってしまいます。
 
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観音堂の裏手、墓にある紅葉は真っ赤。
 
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鐘楼近辺はまだオレンジ。
この記事をアップする頃には真っ赤になっていそうです。
 
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参道を戻る時には日が差していて、一段と鮮やかな彩り。
東漸寺の紅葉、今年も楽しませて頂きました。
 
 
佛法山 東漸寺 (浄土宗)
千葉県松戸市小金359番地
047-345-1517
創建 1481年
 

2017年11月28日火曜日

【グルメ】巣鴨名物の塩大福、テレビでも紹介される「みずの」の味は

巣鴨の地蔵通商店街、「みずの」は塩大福で有名なお店。
最近テレビで紹介しているのを見て、この店のを食べてみようと思っていたんですよね。
 
パッと見は単なる大福、これが1個130円はちょっと高いかなという印象。
まぁテレビで紹介されるほどだから、そんなものか。
 
どんな味なのか、さて、頂きま~す。
 
パクッと、もぐもぐ。
 
ん? 確かに塩っぱいけど、後味は甘いぞ。
スイカに塩をかけるのと同系統の味覚ですね。
 
あんこはギッシリ詰まっていて、皮はモチモチの柔らかさ。
後味の甘さもさっぱり、これが塩大福の特徴か。
 
ボリューム感もあるし、シンプルで飽きない味。
なるほど、これは売れるのはよくわかるなぁ。
 
お店は巣鴨駅から地蔵通商店街を歩いて1分ほど、高岩寺の並び側手前です。
巣鴨の人気スイーツ、楽しませて頂きました。
 
 
元祖塩大福 みずの
03-3910-4652
東京都豊島区巣鴨3-33-3
営業時間 9:00~18:30
不定休
 

2017年11月27日月曜日

【グルメ】アキバで味わう徳島、フォアグラにトリュフに

御徒町ではランチを食べられず、秋葉原に向かって歩いている時に、そうだと思い出したのがこのお店。
 
いや、正確には、「この場所にあるお店」かな。
どこかは覚えておらずでしたけど、地方の食材を使ったお店があるのを覚えていたんです。
 
名前は「ええもんあるでぇ徳島」、そのまんま、徳島県ですね。
休日のお昼過ぎ、混んでるかなと思いきや意外にそうでもなく、よし、ここにしよう。
 
店員さんから勧められたのは阿波牛のハンバーグ。
1日限定20食とのことで、そう言われたら食べてみるしかないかなと。
 
メニュー上の名称は、「阿波黒毛和牛入り! 手ごねプレミアムハンバーグ! 柚子味噌フォアグラのロッシーニスタイル ~トリュフ入り~」。
 
それにしてもまぁ、何て長い名前なんだろう。
フォアグラにトリュフと高級食材のオンパレード、ロッシーニスタイルというのは、この2つの組み合わせなのか。
 
講釈はともかく、さて、頂きま~す。
 
ライスとスープのセット、今回はカボチャのスープ。
 
これはレベルが高くて、自然の甘味が凝縮されています。
このスープだけでも、味わう価値があるんじゃないかな。
 
さぁて、メインのハンバーグに。
 
まずは大胆に切って、ソースを絡めて口に放り込みます。
うん、ノーマルに美味。
 
脂感はほとんどなく、赤身の牛肉のさっぱりさ。
ソースには酸味とコクがあって、絡めて食べると丁度いい感じです。
 
フォアグラが混ざると、脂が加わって味が濃厚に。
でも存在感は弱く、あくまでも赤身の牛肉が主役なんですね。
 
周囲の野菜、一つひとつが特徴的な味。
全体的に、食べ進めるのが面白い皿に仕上がっていました。
 
 
そうそう、トリュフの味、ようやくわかりましたよ。
シャキシャキした食感、薄切りのニンニクを洗ったみたいな味だと思いきや、うっすらと土やオイルのような風味も。
 
果たしてこれがトリュフ本来の味なのかは不明ながらも、この歳にしてようやく認識することができました。
ハンバーグも美味しいものの、今回はトリュフの方に興味が集中していたというのが食べ終えた感想ですね。
 
徳島といえば柚子、さすが、お冷にも入っているんですよ。
レモンよりも主張が弱く、クリアで優しい味の水。
 
店内は広くはないものの、落ち着いたムードで寛げます。
もう少し肩の力を抜いて、郷土料理なんかも出せばもっと流行りそうなお店でした。
 
日本百貨店内にあるので、帰りに特産品を買うにもいい場所。
休日のランチをちょっと贅沢に、ご馳走さまでした。
 
 
ええもんあるでぇ徳島
03-3258-0551
東京都千代田区練塀町8-2 CHABARA
営業時間 11:00~20:00
定休日 元旦、6月と11月の第一水曜日
 

2017年11月26日日曜日

【観光】湯島天満宮もこの季節は空いている…訳じゃなかった

湯島天満宮、正月に行くといつも激しい混雑ですよね。

今回は巣鴨~王子コースの散歩だったので、湯島天満宮のある御徒町は関係なし。
とはいえ、王子駅に着いた時間もまだ早かったし、御徒町ならランチの店も多数、ついでだから寄って行くことにしたんです。

おぉ、階段は空いているなぁ。
これならお参りも短時間で済むだろうと勇んで登ると…

げ、何この行列。

七五三が関係しているのかと思いきや、並んでいる方々を見るとそうでもない様子。
湯島天満宮、やはり学業成就なのか、よほど効き目があるんでしょうねぇ。

参拝は諦めて見学のみ、とはいえ、正月だと境内に入るだけでも2時間待ちという混み具合なので、今回は中に入れただけでもよかったのかな。

絵馬の数は凄いですね。
これだけの願いを託されるとは、菅原道真も楽じゃない。

社殿をおみくじ越しに撮影。

さぞ儲かっている神社なんでしょうけど、豪奢さはなく気品のある佇まいです。
無駄を排除した合理的な装飾、頭の良さが表現されているように感じるのは考え過ぎかな。

この日は菊まつりの期間中、境内のあちこちに菊が飾られていました。

菊の色合い、和のテイストが神社にフィットします。
達磨菊を見たのは初めて、愉快でいい感じじゃないですか。

菊人形は大河ドラマの「直虎」、時々観ていますけど、小豪族の悲哀が上手く表現されたストーリーはなかなか。
後に彦根藩35万石の井伊家、領地召し上げまでされていたとは知りませんでした。

菊の衣装がどうなのかはともかく、ドラマのクライマックスはどうなるんだろう。
そう考えながら湯島天満宮を後に、ランチのお店お探したんですけど、どこも混んでいたんですよね。

秋葉原まで歩きながら、空いている店を見つけて入ろうというところで、続きはまた明日。


【今日のワンポイント】
・湯島天満宮、境内はそれほど広くはなく、人が集まるとすぐいっぱいになるのがよくわかりました。空いている季節、時間を選んで参拝した方が賢いでしょう。

2017年11月25日土曜日

【観光】狐火伝説の神秘的な空気漂う王子稲荷神社

飛鳥山公園のすぐ隣、王子駅から親水公園を通り抜けたところには王子神社。

交通の便がいいためか、この日は七五三の親子連れで境内は溢れかえっていました。
 
社殿は新しいものの、歴史ある神社。
源義家の奥州征伐の際に甲冑を納めたというエピソードもあるそうです。
 
人も多いし、観光用の見所もないのでそそくさと次に移動。
 
王子神社から歩いて5分ほど、王子稲荷神社です。
名前は王子神社と区別がつきにくいものの、こちらは神秘的な雰囲気に包まれており、七五三の参拝も疎らな様子。
 
社殿も彩色が施されて豪華な印象ですね。
でも、見所はまだ別にあるんです。
 
社殿右手を奥に進むと、通路の先にいくつかの建築物。
 
ん? 階段を登った上にも何かあるぞ。
崖と森が迫り、東京の街中っぽくない雰囲気があります。
 
狐の穴跡。
かつてこの近辺では狐火が多数見えたそうですけど、こういった穴から天然ガスが出ていたんですかね。
 
科学的にどうなのかはさておき、不思議な静けさに暫し癒されてと。
 
再び階段を下ると、立て札には「お石様」の文字。
石に様をつけているのは、ここで初めて見る気がします。
 
願い事をしながら石を持ち上げて、軽く感じたら願いが叶う。
面白そうだからやってみましょう。
 
えぇと、むにゃむにゃむにゃ…
そして石をエイっと。
 
う、重い。
見た目通りに重くて、少ししか持ち上がらず。
願いが叶うにはまだまだ修行が足りないようです。
 
 
さぁて王子駅から京浜東北線に乗ってと。
次は御徒町、湯島天満宮に向かうというところで、続きは次の記事に。
 
 
【今日のワンポイント】
・王子稲荷神社、神秘的な空気感でいかにもパワースポット。おすすめです。

2017年11月24日金曜日

【観光】江戸庶民のお花見名所、飛鳥山公園に

西巣鴨から王子駅近くの飛鳥山公園までは歩いて20分弱、土地勘がほとんどないんですけど、想像していたよりも全然近いんです。
住宅街を抜ける狭い道、江戸時代には森の小径だったんだろうか。
 
飛鳥山公園に到着。
紅葉を期待していたんですけど、この日はちょっと季節が早かったかな。
 
児童広場にはD51、1972年まで走っていた車輌。
内部も見てみたい、でも子供が沢山、暫しの葛藤後にこの場を離れることに。
 
ん? 旧渋沢庭園か。
 
渋沢栄一、第一銀行や東京海上、王子製紙などの創始者。
こんな場所に邸宅があったんですね。
 
中に入ると、お、紅葉が綺麗な木も。
この記事をアップする頃には、紅葉はもう終わっているかな。
 
青淵文庫、1925年の竣工、渋沢栄一の書庫、接客用の建物。
300円をを払えば中に入れるものの、のんびり観るのはまた今度かな。
 
もう一つの建物、晩香廬(ばんこうろ)は洋風茶室、お客さんのためのレセプション・ルームだったそうです。
ゆったりと寛げそうな優雅な外観ですね。
 
飛鳥山公園ができたのは、実は徳川吉宗の時代なんだとか。
 
庶民向けの花見の場所、寛永寺の風紀が乱れるのを防ぐために開放した場所。
権力で寛永寺を立入禁止にするのではなく、代替の場所を用意するというのは粋ですね
 
次のポイント、王子神社に行くために歩道橋を渡る際にも都電荒川線。
この電車の佇まい、いいなぁ。
 
王子神社と王子稲荷神社にというところで、続きはまた明日。
 
 
【今日のワンポイント】
・飛鳥山公園、桜の時期にまた来てみたいなぁ。江戸庶民が楽しんだ雰囲気を感じるために。