モーションウィジット

2022年1月31日月曜日

【グルメ】行列必至の人気寿司店​、期待通りに美味で安かった

【この記事のポイント】
・船橋駅近辺でのランチ、シャポー南館3Fの『回し寿司活 美登利』は寿司以外の品揃えも豊富
・ネタの鮮度はよく、ボリュームもあってお得感ありあり



とある休日、この日は妻と二人で船橋でランチに。
何を食べたいかと聞くと、さっぱりした軽めのものとのこと。

「だったら稲庭うどんなんかいいんじゃないか?」
「そうね、寿司もいいかも。」

確かに寿司ならば、ネタ選びや量で調整が効きやすい。
店の混み具合で決めようということで、とりあえずシャポー南館3階の寿司屋さんに行ってみることにしました。

お店に到着、いつも行列ができている『回し寿司 活美登利』。
11:30だというのに並んでいる人は10人ほど。

ポツポツと出てくる人もいて回転良さそう、ちょっと待ってみるかな。
美登利と書いてあるけど、あの「寿司の美登利」の系列店… じゃないのか。

他ではまず見かけない漢字、かなり紛らわしい。
とんかつの和幸も実は3系列、和食に同一業界で似た名前が集まるのはなぜなんでしょうね。

なんて調べている間に列は進み、15分ほどで店内に。
このご時世、回転寿司もターンテーブルに寿司はなく、タッチパネルでの個別注文なんだな。

まずは列に並んでいた時、これを食べようと思った名物ちゃんこ汁から。
よし、頂きます。

ここに来るまで6kmほど歩いているので、身体を温めたい訳じゃないんです。

ちゃんこ汁なら野菜を摂れる。
お寿司屋さんだと、どうしても野菜不足になりがちですからね。(← 後でタッチパネルのメニューを確認したところサラダも4種類、さすが人気店の品揃えは豊富)

うん、大根や里芋が無茶苦茶柔らかく、バランスのとれた出汁がいい味。

鯵は妻のチョイス、これで鮮度のレベルがわかりますね。

モグっと一口で、お、鯵はコリッとした食感があって鮮度がいいぞ。
噛みしめると旨味が出てきて、なるほど、これは美味い。

個別に選ぶのも面倒なのでと、私は店長おすすめ五貫をオーダー。
大トロ、いくら、サーモン、鯛と雲丹の5貫に、玉子も付いているものです。

妻に好きなネタを食べていいよと選ばせたら、おぉ、雲丹を持っていくか。
いい選択だなぁ、それじゃ私はいくらを… うん、味が濃いくて美味。

次はどうする?  むむ、大トロとは… それじゃ私はサーモン。
ネタがデカくて、一口で頬張ったらネタが飛び出さんばかりに。

舌のように飛び出したら、さぞ間抜けな絵になるでしょうね。
おぉ、デカいだけじゃなく、こいつはかなり脂がのっているぞ。

白身は私がゲット、これはヒラメかなと思いましたけど、鯛って書いてありますね。
鮮度がよくボリュームもたっぷり、醤油は少なめでも美味しく味わえるんです。

スルメイカ、これも食感がいいなぁ。
シャリが柔らかめで、箸よりも手づかみの方が気軽に味わえます。

ホタテは炙ってあって、上に乗っているのはマヨネーズ。

一品ものは全て妻のチョイスですけど、「軽いもの」って言っていなかったっけ?
美味しいからまぁいいか。

甘海老に炙りトロ鯖。
鯖もマヨネーズっぽいもので、ますます「軽いもの」に疑問が湧きますけど、これも鯖の旨味が濃くていい味。

いやぁ、満足感の高い味ばかり、早くもお腹が張ってきた。
そうか、これが妻の狙いだったのか。

口をサッパリとしたく、梅しそ巻きを最後に。
梅っぽくない白ながら味は梅というのが少々不思議ではありますけど、期待通りの効果があり。

いやぁ、美味しかった。
ご馳走さまでした。

会計をして驚いたのは、トータルで2,500円程度とかなりの安さ。
店長おすすめ五貫だけでも1,000円ちょっとするので、いかに他が安いか... いや、単に食べた量が少ないだけか。

この値段でこの品質、人気がある理由がよくわかりました。






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2022年1月30日日曜日

【グルメ】レトロな蕎麦屋のタンメン、朝の空腹を優しく​満たす

【この記事のポイント】
・松戸南部市場の朝食、場外の『亀鶴庵』で蕎麦というのも一策
・値段も500円前後からとお得で、味は優しく朝食であっても食べやすい



松戸南部市場で朝からの買い物、ついでに朝食をと思っていたところが...

朝からやっているお店は『あざみや』、『江戸ッ子寿司』と『元氣もりもり』の3店のみ。
行列ができているか、メニュー限定かという状況なので、これは別の選択肢を考えてみようかなと。

そうだ、松戸南部市場を出たところにある『亀鶴庵』というお蕎麦屋さん、一回は行ってみたいと思っていたんですよね。

外見は昭和そのもの、長年に亘り市場のお客さんに親しまれてきたという佇まい。
店内に入るのに少し勇気が必要ですね。

ガラッと扉を開けると優しそうなおばちゃんが3人ほどいて、「こちらのお席にどうぞ」。
この手のお店も、一度足を踏み入れれば優しく迎え入れてくれることがほとんどだなと。

何を食べようか、朝食だからざる蕎麦かな... お、ラーメンもある。
蕎麦屋のラーメンもまたいいものですよね。

えっと、え? ラーメン470円!
こりゃ駅蕎麦並みの安さですね。

タンメンも550円と安い!
よし、今日はこれにしよう。

待つこと5分弱、タンメンの到着。
スープに油が浮いておらずで、これは優しい味であるに違いない。

よし、それでは頂きます。

まずはそのスープを一口。
うん、想像通り優しい。

塩気も控え気味で、身体に優しい味というのがよくわかるんですよね。
家庭的な味、昔ながらのホッコリとする味。

野菜を食べてみると、これも想像通り味が足りない印象も。
でも、塩は控えめの方がいいというのは間違いなし。

それを意図して実践してくれているんだろう。
そう思うと、これはこれで一つのスタイルと言えるだろうなと。

麺はどうかというと、少々味気ないのは今風のラーメンに慣れてしまっているせいでしょう。
昔ながらの麺は、ややもすればエスニックや韓国料理で食べる麺のようなシンプルな味わい。

スープの塩が控え気味なこともあって、物足りないと思う方もいるかもしれず。
でも、朝食にはこれぐらいのさっぱりした味の方がいい。

量もそれほど多くはなく、とはいえ野菜はしっかりとボリュームがあって健康的なタンメン。
美味しかった、ご馳走さまでした。






関連ランキング:そば(蕎麦) | 上本郷駅松戸駅松戸新田駅


2022年1月29日土曜日

【ふるさと納税】室戸市からのマグロ​、過去最高レベルの美味しさ

【この記事のポイント】
・高知県室戸市からのふるさと納税返礼品、本マグロの中トロはネットリと非常に美味い
・解凍には半日ほどかけた方がいいので、夕食にするにはお昼頃に準備しておくべし



ふるさと納税返礼品、今回は高知県室戸市から送られてきたマグロ。
アイルランドで獲れた本マグロ、中トロというのが嬉しいですよね。

「マグロが届いたわよ」と妻に言われ、冷凍庫を確認したらこんな形状。

マグロだと聞かなければ、レンガか何かだと思いますよね。
相当に大きな魚体だということはよくわかります。

解凍方法の解説がついていて、まずは塩水で表面を洗い、ジップロックに入れて氷水で1〜1.5時間、更に冷蔵庫で3〜5時間というのがいいらしい。
それなりに時間がかかるので、夕食として食べるならお昼過ぎには準備しておかねばならずですけど、美味しく食べるための手順ということであれば仕方なし。

この解凍方法であれば色も悪くならずで、やっぱりこういうのには素直に従っておくのが間違いないですね。

その結果がこちら。
包丁は適当だし、色に変化をつけるために大葉を入れたというだけです。

このマグロ、醤油を潜らせて一口...
おぉ、美味い。

舌に絡みつくようなネットリとした食感、その端々から脂の旨味が湧き出てくるような感覚。
後から口内に広がる酸味もまた本マグロである証、室戸市の能書きも誇張はなく。確かにこのマグロは過去最高レベルの美味さだなと。

今回は普通に夕食のオカズにしましたけど、この旨さはちょっと規格外。
到着したら2週間以内に食べろとのことで、特別な日の直前にこれが届くよう狙うというのが賢い選択です。

いやぁ、マグロがこんなに美味いとは。
素晴らしい味、ご馳走さまでした。




【今日のワンポイント】
・アイルランドでは、272kgといったデカいマグロも穫れるんだそう。日本だったら億単位の値段になるんだそうです。

2022年1月28日金曜日

【観光】甲府駅周辺にも買い物スポット、帰路のあずさは快適​楽々

【この記事のポイント】
・甲府駅北口には「甲州夢小路」をはじめ観光地がいくつかあり、電車の待ち時間に巡るのも楽しい
・特急あずさは早くて楽ちん、新宿まで行かず立川で乗り換えると料金的にはお得



甲府駅に戻り、次の「あずさ」まで少々時間が開いている。
よし、駅北口周辺を歩いてみることにしようか。

甲府駅には5年ほど前に会社の用事で来て、ここで身延線に乗り換えたことがあったんですよね。

あの時、駅前はこんなに整備されていたんだろうか。
通過しただけだし、あの時は疲れていたから気付かなかったのかな。

この日は牡蠣BBQのお店が出ていて、テントの中で焼き牡蠣を食べることができたんです。
山梨で牡蠣を食べる必要はないだろうとやめておいたんですけど、いい匂いがして美味しそう。

何やら立派な門、甲府城の大手門。
甲府城の本丸は南口側にあって、中央線で城が分断されたというのがよくわかります。

復元ですけど、かなり大規模な門を見事に再現していますね。

その横にあるのは、「甲州夢小路」というショッピングモール。
建物は明治から昭和にかけてのデザイン、江戸時代にあった時の鐘も復元されていて、なかなかいい感じ。

レストランもあって、食事をするのにも良さそう。
時間がある時にもう一度、ゆっくり巡ってみたいところです。

お坊さん? え、武田信虎なのか。

武田信玄の父親、甲斐の土豪を統一し、甲府の街を築いた武将ですね。
信玄との確執で甲斐を追われ駿河に逃れ、信玄よりも1年長生きして1574年に高遠で病死したというのが晩年。

信玄と並び、地元では長く親しまれている人物なんだなと。

慌ただしい観光ではありましたけど、電車に余裕をもって乗るためにはまぁ仕方ないですね。

息子曰く、あずさに乗るのは立川までがお得とのこと。
特急料金が1,020円で、新宿まで行くと500円プラスされるのに対して、立川より先は時間短縮効果が低いらしい。

地元の下総中山駅までの乗車料金は2,640円、トータル3,660円は高速バスより少々高いものの、2時間強で帰れるというのは魅力的ですよね。
車内も綺麗で快適な帰路を過ごすことができました。


最後に、今回買った食品のご紹介、まずは味付け馬肉です。

スーパーのセルバ富士吉田で買ったものですけど、この馬肉、ポーランド産なので398円と安いんです。
ツマミで食べたところ味が薄め、深い旨みがあるわけではなく、まぁハムみたいなものというところでしょうかね。

同じくセルバで買ったすりだね、これはなかなか美味。
胡麻・山椒・唐辛子に砂糖その他を混ぜたもの、鍋やうどんに好適なのは勿論、そのままちょいとツマめば酒にもよく合うんです。

吉田うどんだけでなく、様々な料理に使える万能調味料。
これは常備しておきたい一品です。


そんなこんなで、河口湖紀行の記事シリーズはここまで。
さて、次の河口湖行きではどんなところを巡ろうか、これを考えるのもまた楽し、ですね。




【今日のワンポイント】
・甲府駅周辺が綺麗になったというのは本文中に書きましたけど、石和温泉駅も記憶とは全く違う綺麗さ。ここ数年で、中央線沿線の観光地の駅は随分と綺麗になっているのは、海外からの観光客のおかげなんでしょうね。

2022年1月27日木曜日

【グルメ】ほうとうの名店にて、馬刺しとビールで身体を癒やす

【この記事のポイント】
・山梨名物といえばほうとう、有名店の『小作』は甲府駅北口にも店舗があり比較的空いていた印象
・ほうとうだけでなく、もう一つの名物である馬刺し定食も美味、山梨で食べるきのこは味が濃くてとにかく美味い



甲府でのランチといえば、ほうとうが定番。
ネットで調べて、県庁近くにあるにある『小作』が有名なんだよなと思いながら歩いていると...

「ほうとう屋さん、あそこにあるね。」と息子。
指差す方向を見ると、あれっ『小作』って書いてあるけど、北口じゃなく南口のはずなんだけどな。

調べてみると北口にも支店があって、店を覗くとまだ空いている様子。
これはラッキー、よし、今日のランチはここにしよう。

「はい、いらっしゃいませ〜〜」
むむ、この語尾は会話が完結しておらず、私からの回答を求めているな。

「こんにちは。2人なんですけど...」
「はい、奥にどうぞ。」

どうやら正解だったらしい。
靴を脱いで奥に行こうとすると、別の仲居さんが「3名様、こちらのお席で。」と。

どこでどう変換されたんだろうか、これはうっかり侮れないぞ。

さてさて、今日も10km以上歩いて喉が渇いているので、まずは麦の炭酸から。
呑むのは私一人、それでも大瓶はいけるでしょ。
よし、それじゃ乾杯!(というのは一人言)

グッ、グッ、クッ、フハー!
おぉ、歩いた疲れが全て吹き飛ぶなぁ。

「はい、お待ちどうさまです。馬肉ご膳です。」

そう、私はほうとうではなく、馬肉ご膳1,800円にしておいたんです。
ビールを呑みながら馬肉をツマむ贅沢、昼間からこれができるというのが車旅ではない楽しみ。

息子はノーマルに「カボチャほうとう」をオーダーしているので、お互いに分ければ食べたいものの種類を増やせるという計算。
よし、それでは頂きます。

まずは焼き茄子、味噌がたっぷり。
豪快に味噌をのせ、一気に頬張る。

うん、甘い。
季節は終わっても、味噌がアシストする茄子の美味しさは変わらないよなぁ。

これでビール...じゃない、麦の炭酸をグビッと、お、美味い!

続けてきのこの小鉢。
軽く混ぜてズズッと啜ると、おぉ、さすが。

きのこ類の味の濃さ、これはスーパーとは全然違います。
ツマミとしても勿論美味いんですけど、あまりにも味が濃いのでご飯にかけてと。

茄子といいいこのきのこといい、一人で食べきらず息子にもこの美味しさを理解させたい。

そしてメインの馬肉には、生姜とネギ、ニンニクをたっぷりと浸してと。

口に放り込むと、旨味がたっぷりと染み込んだ赤身の美味しさ。
薬味の効果もはっきりとしていて、麦の炭酸に素晴らしく合うんです。

息子が羨ましそうな顔で見ているので、これも半分残しておいてあげようか。

そんなこんなで、柴漬けと味噌汁以外は全て半分を譲っても十分に満足できるだけの量。
これが1,800円は安い、そう思えるボリューム感でした。

代わりにと貰ったのがほうとう、カボチャや里芋、大根もたっぷり入れてくれたんです。

柚子胡椒をたっぷりと入れて賞味すると、ほうとうの小麦粉、汁の旨味や野菜のホッコリ感もいい。
そうだよな、このほうとうの歯応えと味わいは誰が食べても美味いよな。

息子も全般的に気に入った味だったたようで、私より多い量をあっさりと完食。
さすが有名店の美味、ご馳走さまでした。






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2022年1月26日水曜日

【旅行】武田信玄の本拠地、躑躅ヶ崎館は館ではなく城だった

【この記事のポイント】
・武田信玄の本拠地、躑躅ヶ崎館はかなり大規模で実質的には城
・現地に行くと、北側にある要害山城をいざとなった時の防衛拠点としていたということがわかりやすい



まず、「躑躅」という字をさらっと書ける方は少ないんじゃないかなと。
私にとっては、複雑な文字が2つ並ぶ「髑髏」とよく見分けがつかずで、後ろに「ヶ崎」がついているからサッと「つつじがさき」と読めるというのが本音です。

躑躅ヶ崎館、甲斐武田家の本拠地。

「館」とあるので普通の家っぽいですけど、東西200m・南北190mという大規模なものであり、内堀・外堀・空堀に囲まれた三重構造。
曲輪も3つ以上あり、虎口や馬出し、空堀も備えた防御施設、すなわち城といえるものなんです。

現在は武田神社となっていますけど、武田信虎・信玄・勝頼の三代で用いられており、この館を中心に城下町が形成されていた。
背後の要害山城もセットだったようで、躑躅ヶ崎館がヤバくなったら山城の要害山城に籠もる、というイメージなんでしょう。

武田神社は1919年に創建されたもの。
祀神は武田信玄、国土拡大の時代で軍神が尊ばれたのと、1915年に信玄に従三位が追贈されたのとを受けてのことだったとのこと。

早く世の中が平和に戻りますようにと、二礼二拍一礼。
さて、次のターゲットに向かうかな。

おぉ、武田神社の東側、かなり深い空堀が残っています。
土塁も高いし、これは相当な規模のものだということがよくわかります。

この東側が大手門。
山がせり出しているところなので、大群が押し寄せると密集して動きがとりにくくなることを狙った構造なんだなと。

さて、次のターゲットというのは要害山城で、せっかくここまで来たので「ニッポン城めぐり」でこの城を攻略しておきたい。
武田神社から10分ほど要害山に近づけば攻略できる、そんな先人の書き込みを見て、ひたすら緩い坂道を登り続けます。

そろそろいいかな...  あ、まだだめか。
そんなのを2回繰り返してようやく攻略、甲府盆地を振り返ると、結構遠くまで見渡せるんだなとちょっと感動。

そんな城攻略に息子が付き合うわけもなく、彼は武田神社門前の茶屋で信玄ソフトクリームを食べて待機。
信玄餅ソフトは結構美味しかったらしい。

さて、信玄ミュージアムを見ていこうか、どうしようか。
要害山城攻略に意外に時間がかかってしまったので、無料展示だけさっと観て、甲府駅の方に移動するかな。


甲府駅に向かってはひたすら緩やかな下り坂なので、足に羽が生えたようにスピーディーな歩み。
さて、ランチにするかなというところで、続きはまた明日。




武田神社
055-252-2609
山梨県甲府市古府中町2611
(宝物館は9:30~16:00、大人300円)