モーションウィジット

2018年4月30日月曜日

【観光】日光東照宮、圧倒的な煌びやかさに囲まれて

二荒山神社から歩いて3分ほど、日光東照宮の入り口に到着。
 
いきなり豪華な五重塔。
周囲の華やかな装飾、塔と高さを競うような真っ直ぐな杉の木との対比が印象的です。
 
さすが、日光を代表する観光スポットだけあって、人の数も半端じゃない。
バスで到着するのか、まとまったお客さんが行列をつくって、人がはけたらまた行列の繰り返し。
 
落ち着いた時に入ろうとチケットを購入すると…
え、1,300円とは、また高いな。
 
中に入ると、建物のメンテでお金がかかることはよく理解できるんですけどね。
神社仏閣の拝観料としては、今までで最高額かも。
 
境内は広くて、華やかな建物が密集しています。
さすがは徳川家康、スケールが違うなぁ。
 
境内に入ってすぐ左手には、有名な「見猿聞か猿言わ猿」の彫刻。
 
本来の意味は、論語にある「礼節を欠くようなことを、見てはならない、言ってはならない、聞いてはならない、行なってはならない。」なんだそうです。
知らなかった。
 
陽明門は金ピカ。
豪華な彫刻が散りばめられていて、圧倒される煌びやかさ。
 
陽明門の白い獅子、この白さを保つのは大変なんだろうなぁ。
 
唐門には更に白が多用されてますね。
この門が建造された江戸時代初期は、白が極めて貴重な色彩だったことがうかがい知れる色使い。
 
あ、これが有名な眠り猫か。
 
国宝と聞くと有難いですけど、小さなこの彫刻、何がそんなに凄いんだろう。
皆が写真を撮るのでああこれかと気付いたものの、それほど目立つ訳でもなく、よくわからんなというのが正直なところ。
 
猫が日の光を浴びてうたた寝、つまり日光を表しているというのも、ちょっと無理があるような…
 
奥宮、徳川家康のお墓ですね。
意外に質素で狭いのは、久能山東照宮とも通じるものがあります。
 
後の時代に、こんなに大量の観光客が訪れる場所になるとは、誰も考えていなかったでしょうね。
外国人も含め、数多くの弔問者が訪れる賑やかさ、徳川家康も喜んでいるかな。
 
奥宮に通じる階段、実はかなり急で200段ほどあるので、登るのは結構キツいんです。
人が多いと帰りも大渋滞するのは、階段の登り始めが狭くてすれ違いに気を使うからなんですよね。
 
ハァハァと苦しそうに登ってくる人を横目で見て、自分もこんな姿だったのかと反省しながら列が進むのを待つ。
若干のシュールさを感じる空間もまた、東照宮の面白さなんでしょう。
 
 
日光東照宮
栃木県日光市山内2301
0288-54-0560
参拝時間 4月~10月 8:00~17:00、11月~3月 8:00~16:00
参拝料金 大人1300円

2018年4月29日日曜日

【観光】二荒山神社には巫女キャラやら大黒様やら

大猷院に続いて参拝したのは、すぐ隣りにある二荒山神社。
ここも初めて観光するような気がします。
二荒山というのは男体山のこと。
修験道の霊場となっており、平安時代から続く歴史あるものとテレビでは観たことがあったんです。
翌日には中宮祠に行く予定だったので、日光市内の二荒山神社には軽く参拝しておく程度かなと思っていました。
神門越しに拝殿。
神門は見るからに新しそうなものだなと感じますけど、完成は1982年とのこと。
色調が合っているので、歴史ある社殿ともよくマッチしていますね。
神門の先には親子杉、へぇ、根を1つにした三本杉なのか。
この木に限らず、日光には真っ直ぐで立派な杉の木が多数。
木の姿をみて、背筋もすっと伸びるものです。
拝殿は大きくて威厳はあるものの、大猷院を観てきた後だとシンプルに感じてしまうもの。
まぁ華美である必要はなく、こういったシンプルな造りが神社っぽいですね。
神楽殿にはデッカい金の像、大黒様ですかね。
建物や周囲の狛犬を観るべきなんでしょうけど、どうしても大黒様に目が行ってしまうんだよなぁ。
凄まじいインパクトです。
この巫女キャラは何だ。
「神尾明里」さんというそうですけど、最近はどこもゆるキャラかアニメキャラですね。
外国人には親しみ易くて、目くじら立てるものでもないか。
奥に入るには、参拝料200円払うのか。
化燈籠とかは観てみたい気もするけど、先もあるし今回は止めておこうかな。
境内を出ようとすると、麻掛大黒。
皆さん小槌や身体を擦っているのは、何か御利益があるんだろうなと思いつつ、まぁ先を急ぐことに。(←そろそろ疲れが出てきて、適当さが増幅したか)
ほとんど通り過ぎただけで楼門に到達。
ここは次に日光に来た時のため、細部は見ずにとっておこう。
次は東照宮、日光のメイン観光地にというところで、続きはまた明日。
二荒山神社
栃木県日光市山内2307
0288-54-0535
参拝料:無料(神苑は200円)
参拝時間:4月~10月 8:00~17:00、11月~3月 8:00~16:00

2018年4月28日土曜日

【観光】大猷院、豪華な力強さに感動

今日から日光の記事に戻ってと。
 
この地に来るのは一体何年ぶりだろう。
東照宮を観たのと、霧に隠れる華厳の滝の音を聞いたことぐらいしか覚えておらず。
 
当時はまだ世界遺産に登録されていなかったので1999年より前、なので20年ぶりということになりそうです。
 
当時は大猷院なんて知らず、訪れるのは今回が初めて。
へぇ、徳川家光の廟所なのか。
 
そういえば2代将軍、徳川秀忠の廟所はどこなんだろうな、などと考えながら奥に進みます。
 
手水舎、恐ろしく豪華な屋根ですね。
黒と金を中心としながらも、色使いの巧みさが素晴らしい。
 
二天門は修復中でしたけど、赤い漆に覆われた巨大な門。
この門より上には、10万石以上の大名でなければ登れなかったとのことで、大名家にも10万石という階級の壁があったことは初めて知りました。
 
陽の光で見難いですけど、下方に立ち並ぶのが10万石以下の大名から寄進された灯篭なんだそうです。
 
これも品のいい建物だなぁと感心して観ていたら、鼓楼というから太鼓が収められている建物。
階段を挟んで、対になる鐘楼もあるんです。
 
凛とした木立ちのなか、365年も前の江戸時代の人の手による建物がこんなに立派に見えるとは。
 
夜叉門も立派だなぁ。
見上げると、自分の小ささを感じざるを得ないスケール感。
 
そしてこの夜叉門には、4体の夜叉像があるんです。
 
これは阿跋摩羅、他にも白、赤、青の夜叉像。
子供も喜びそうな像、これだけでも見ものだと思いますよ。
 
そして拝殿、内部は撮影禁止。
 
金で覆われた建物は金閣殿と呼ばれています。
中ではお坊さんが案内をしてくれていますけど、後半は破魔矢の営業トーク。
 
ここ金融殿の破魔矢は永代供養されているから、毎年買い換えなくても良い。
それで3,000円ですと。
 
ふぅん、そうなんだと軽く話を聞いていましたけど、まぁ折角なので買っていくことにするか。
関西の人が、日光のお寺は商売っ気がありすぎて怖いと言っていたという話を聞いたのは、こういうことを言っていたのか。
 
本殿の右手には皇嘉門、この奥に徳川家光の墓があるそうです。
竜宮城の入口みたいな門、小ぶりながらも凝った造りですね。
 
いやぁ、これだけ立派なものはなかなかないぞ。
 
初めて来たところではあるものの、感動が大きい大猷院に大満足。
他の寺社を巡った後でも、やはりここが一番良かったと思えるスケール感と色使いでした。
 
日光といえば東照宮という方がほとんどでしょうけど、大猷院の方が観光客も少ないし、優美さよりも剛健さを感じるスポットだと思いますよ。
 
 
日光山輪王寺大猷院
栃木県日光市山内2300
0288-54-0531
参拝時間:4月~10月 8:00~17:00、11月~3月 8:00~16:00
参拝料:大人550円、輪王寺との共通券は900円

2018年4月27日金曜日

【グルメ】こどもの日に向け柏餅、安心の美味しさ

国領神社の近く、旧甲州街道沿いのコインパーキングに車を停めていたんです。
 
たまたまその真向かいにあったのが「千代富 清風堂」というお店。
幟に柏餅と書いてあったので、そうだ、もうすぐ子供の日、たまには食べようかな。
 
右の看板にうっすらと書かれた地酒まんじゅうも美味しそうだな。
 
店内に入ると、品数が多くて正面のわかりやすい場所に柏餅。
小細工はせず、やはり柏餅にしておこう。
 
買ってきた柏餅。
 
これは粒あんで、薄い緑色の皮なんです。
対してこしあんは白、店頭でそう説明してくれると、なおのこと親切だったかな。
 
 
で、味はというと、特別ではないものの、オーソドックスな美味しさ。
皮にはむっちりとした粘り気、あんこは甘味控えめのやさしさ。
 
上品な仕上がりで、飽きのこない味でした。
 
 
ところで、子供の日に柏餅って何でだっけ。
ネットで調べてみると、ざっくり言えば以下のように書いてありました。
 
・柏の葉は神様へのお供え物を盛る器、神聖な木だった。
・柏の木は次の新芽が出るまで冬も葉が落ちない。
・つまり子供が生まれるまで親は死なず、子孫繁栄につながる。
 
ふむふむ、なるほど。
柏の有難さを感じながら、年に1回は食べておいてもいいもののようですね。
 
 
千代富 清風堂
042-482-3147(予約可)
東京都調布市布田2-40-1
営業時間 10:00~20:00
定休日 火
 

2018年4月26日木曜日

【カメラ散歩】圧倒的なスケール感、國領神社の千年乃藤

国領神社は甲州街道沿い、布田駅のほぼ真北にあります。
この季節、人が数多くいるのですぐにわかるんですけど、皆さん目当ては同じ。
 
境内はぶどう農園みたいな棚に覆われています。
色もぶどうと同じく紫色、これが何かというと…
 
そう、藤の花なんですね。
「千年乃藤」と呼ばれる藤、実際の樹齢は400~500年らしい。
 
とはいえ、高さ4mの藤棚には陽光を遮るほど枝に覆われています。
これだけ規模が大きな藤を見るのは初めてじゃないかな。
 
端まで歩いて見上げると、ん、何だ、あの鉄塔は。
境内の説明文を読むと、かつてはケヤキの大木に絡まっていた藤、落雷でケヤキが朽ちて、代わりに立てた電柱に伸びているんだとか。
 
電柱の高さは12m、その天辺から降りてきた蔓が4mの藤棚に絡まっているのだそうです。
この圧倒的なスケール、国領神社の凄さですね。
 
少々残念だったのが、藤の花のボリューム感が今ひとつ。
高圓寺もそうだったんですけど、今年は藤の花の勢いがないのか、時期が外れているのか。
 
この巨大な藤棚いっぱいに、紫色の穂が長く垂れ下がる風景。
どんなに迫力があるだろうかとワクワクしますね。
 
今年はもう来ることはないだろうけど、いつかそんな風景を是非見てみたい。
そう思わせるだけのものがある神社でした。
 
 
國領神社
調布市国領町1-7-1
042-482-5207
ご祭神 神産巣日神、天照大神、素戔嗚尊
 

2018年4月25日水曜日

【カメラ散歩】調布にも成田山分院、コンパクトな六地蔵が可愛らしい

本格的に日光旅行の記事をアップする前に、今週末に行ってきた国領神社の記事を先行して。
藤の花を観に行った季節の記事を優先したいんですよね。
 
 
でと。
国領神社の千年藤を見に行こうと、車を旧甲州街道のコインパーキングに停めて。
道沿いに布田駅まで歩くと、何やら立派なお寺があります。
 
成田山の文字があるということは、深川と同じく成田不動尊の分院かな。
お寺の名前もわからぬままでしたけど、立ち寄ってみることにしました。
 
これが不動堂か。
小さいながらも、時代ががった立派なお堂。
 
ネットで調べてみると、このお寺は常性寺、調布のお不動さんとのこと。
江戸時代初期にこの地に移築されてきたらしいですけど、旧甲州街道沿いとはなかなかいい立地。
 
この地から成田山に行くにはかなりの距離、ここにお参りすれば同じご利益ありということだったんでしょうね。
 
境内はよく手入れされていて、御神木のようなものも。
説明書きがあればよりわかりやすいんですけどね。
 
ん、御神木の根元にはコンパクトな六地蔵。
この形なら、少し広い家の庭にも置いておけそうです。
 
メダカが泳ぐ瓶、長閑な風景。
昔の街道沿いは、間口が狭く奥行きのある土地の割り当て、その狭い土地を上手く利用しているのがわかる造りのお寺です。
 
もう一つの見所、薬師堂は改修中。
最近、お寺や神社に行くとこんなシーンが多いのは、インバウンド需要を取り込もうと投資が盛んなんですかね。
 
対して境内は静かな常性寺、箱庭的に心和めるなかなかの場所でした。
 
 
調布不動尊 常性寺
東京都調布市国領町1-2-8
042-482-8013
真言宗豊山派

2018年4月24日火曜日

【旅行】日光といえば湯葉、「いづみや」で餡掛け蕎麦

日光に到着したのは11:30頃。
東北自動車道を使わなかったので1時間は余計にかかったものの、もう1台は東北自動車道の渋滞を我慢して更に遅く着いたので、まぁ仕方ないかな。
 
この時間になるとお腹が空いてくるなと。
日光市総合会館近くでランチの店探し、夕食は宿で品数多いんだろうから、軽く蕎麦でも食べたい。
 
近くにあった「いづみや」が空いていたので、よし、ここにしよう。
オーダーしたのは五目ゆばそば。
やはり日光では湯葉は外せないですよね。
 
 
美味しそうだな。
さぁて、頂きま~す。
 
ん、五目というのは、中華風の餡掛けですね。
トロッと温かい餡に野菜に海老やイカが入っています。
 
出汁のきいた蕎麦汁との組み合わせはなかなか珍しいし、しかも想像以上に美味いぞ。
 
湯葉は2つ入っていますね。
この食感、そしてほんのりとした湯葉独特の味わいもなかなか。
 
カリッと仕上げた湯葉揚げもまた美味。
アクセントになっていて、五目蕎麦にはむしろ生湯葉よりも合っていると思います。
 
蕎麦は柔らかめ、際立った特徴なし。
でも、五目餡掛けとのコラボで面白い味だし、量がそこそこ多いのには満足でした。
 
身体が暖まるし、これはこれで十分にありの美味しさ。
 
お店は日本ロマンチック街道沿い、寺社エリアとは反対側で、大猷院に向かう西参道の近くです。席数も30くらいはあって、混んでる季節でも入れそうですよ。
 
 
ゆばとそば処 いづみや
ジャンル そば
0288-54-0085
栃木県日光市安川町5-30
営業時間 月~金:11:00~15:00、土・日・祝日:11:00~16:00
不定休