モーションウィジット

2020年9月30日水曜日

【物産展】北陸の酒と肴、旨味のコラボに酔いしれよう

暫く大洗・水戸旅行の連載をしていたので、古い記事が溜まってしまいました。
順次アップしていきますけど、まずは物産展の記事からにします。


船橋東武の物産展、新型コロナ禍でしばらく開催していなかったのかどうか。
新聞の折り込み広告で北陸物産展をやっているのを知って、久々に行ってみることに。

物産展会場に到着、コロナ対策で随分と様子が異なっていました。
・入口/出口はそれぞれ1箇所に限定。
・ご当地のラーメン屋さんが出店、会場で食べられるという人気の企画も今回はなし。
・通路ですれ違うのも一苦労するほどお店が密集していたのがこれまで、今回はゆったりとした配置で歩くのが楽々。
・なのでお店の数が少なく、人気店には長い行列。

メジャーなお店が多く、人気のないところで意外な美味しいものを発見、といった楽しみはないなと。
ちょっと寂しい雰囲気もありましたけど、見て回るのが楽なのでこの形態も悪くないでしょう。

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今回買ってきたもの、まずは酒のツマミ。
干し甘えびと穴子のミニ押し寿司、夕方に食べるのが楽しみですねぇ。

この日はドラマ観ながら昼寝で大爆睡、あっという間に夕方に。
アンニュイな午後、でもまぁ雨だし、午前中に5km歩いたので仕方ない。

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さてと、物産展で買ってきた酒「越前岬 純米原酒 越前産復活米 九頭竜」にといきますか。

まずは干し甘えびから、1匹丸ごと口に放り込んでカリっと。
ん?

調味料の味がせず、素材そのまま感。
そしてふわっと海老の香りがしてきて、唾液の水分でじわじわと旨味が浮き出てきます。

口いっぱいに旨味が広がり、干した天日の香りまで伝わってくるような。
こりゃ美味い。

そこに酒をクイッと。
口当たりは重め、海老の旨味を押し包むように口に広がります。

お、力強い酸味の刺激が。
はっきりした主張は、一時生産が途絶えていた酒米、九頭竜の実力なんだろうか。

後味はさっぱりですけど、中程の酸味が個性的な美味しい酒。

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次はアナゴ寿司だな。

穴子と飯の断面から口に広がる味、普通のものより少々甘めだけど…絶妙なバランス、穴子の旨さを更に引き出しています。
飯の量が控えめなのも、この旨さの秘訣なのかもしれないですね。

改めて日本酒を一口、あれ、穴子寿司の後だとおとなしい印象になるな。
しっかりと個性があるので、風味のしっかりした食べ物に合わせるのが良さそうです。


美味な北陸の酒とツマミ、のんびりした午後の締めくくりに最高でした。




【今日のワンポイント】
・酒米の九頭龍は高温に弱く、2003年に福井県内での生産が途絶えたとのこと。その後、九頭竜川の冷たい水がパイプライン化され、2014年に復活したんだそう。

2020年9月29日火曜日

【旅行】見渡す限り霞ヶ浦、茨城の旅は楽しく美味しかったな

水戸からの帰り道、小美玉でランチを食べた後、霞ヶ浦沿いに車を走らせて潮来ICに向かうとするか。
途中、休憩で寄ったのが道の駅たまつくり。

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ここには、確か百里基地航空祭の後に寄ったことがあったな。
あの時はいきなり雨が降ってきて、慌てて車まで走ったんだったっけか。

今回も散々観光した後だったので、ここでは特に何も観ることはなく。
冷たいものでも食べて、夕食にオカズを買っていこう。

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なのでお目当ては観光物産館、平日の午後なので他のお客さんはほとんどおらず。
ゆったりとみることができ、野菜などを購入。

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そしてお目当ての冷たいもの、メロンのかき氷。
茨城でメロンといっても、ごくごく普通の着色料シロップですけれど、身体を潤す貴重な水分、美味かった。

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霞ヶ浦沿いに出ると、さすが日本で2番めに広い湖、気持ちいい景色だな。
遠方には筑波山も、茨城を象徴する風景ですね。

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夕食のオカズに買ってきたのが鯉の唐揚げ、薄切りの鯉を揚げて軽く甘酢をかけたもの。

噛むと鯉の旨味がにじみ出てきて、衣の甘酢とゴマの香ばしさがマッチしていい味になります。
300円と値段も安くてなかなかの一品でした。


今回の旅行買ってきたもの繋がりで、大洗の『まいわい市場』で買ったものもご紹介しておきましょう。

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「月の井」の特別純米、大洗の酒です。

冷酒で飲んでみた感想。
・優しい口当たり、後から旨味が広がる。後味の刺激は苦味と酸味の混合、旨味と重なり心地よい。
・口の中で常温に近づくと、実はかなり複雑な味だと気付く。常温かぬる燗が適しているかなと。

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常陸秋そばって初めて知りましたけど、茨城県北部を代表する農産物。
水捌けの良さや寒暖差で、味のいい蕎麦として名が通っているんですね。

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早速食べてみたところ、風味豊かで確かに美味。
この蕎麦は柔らかめ、太いけど食べやすく、ズズっ、ズズっと連食してあっという間に食べ尽くしです。

常陸秋そば、また見かけたら買うことにしよう。


ということで、大洗・水戸旅行の連載はこれでお終い。
お付き合いありがとうございました。



【今日のワンポイント】
・そういえば、茨城のアンテナショップが銀座一丁目の首都高下にありますね。名前は『IBARAKI sense』、常陸秋そばもありそうなので行ってみようかな。

2020年9月28日月曜日

【旅行】国道筋の定食屋さん、さすが長年支持され続ける味

七ツ洞公園の近辺、食事をできるところは一つもなし。

昨晩もたっぷり食べて、まだそれほどお腹も空いていないしなぁ。
少し時間を空けて食べるというのも手、だったら水戸市を出て隣の小美玉市に何かあるかな。

ネットで調べると、『はるみ御食事処』なるお店。
お得な定食屋さん、様々選べそうだし、よし、これにしてみよう。

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お店は国道6号沿い、ピーク時間を過ぎていたせいか2テーブル空いてました。
御座敷に案内されて、トラックが通るとミシミシという音、そして床がガタガタと揺れるのもまた愉快かな。

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最初は冷やし中華にしようと思ったんですけど、「おすすめメニュー」なるシート。
ん? 「特製 常陸牛カレーライス定食」か。

カレーもいいなぁ、しかも常陸牛とは。
よし、これだな。

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待つこと10分ほど、カレーは面白い形の器に入ってますね。
コッテリと煮込まれていい色、そしてゴボウチップスに温玉、美味しそうだな。

よし、頂きます。

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まずはサラダから、地方のお店は野菜が美味しいもの。
酸味のきいたドレッシングもなかなかも味わいです。

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そしてカレーに、まずはルーを一口。

ん? 辛さがない、スパイシーさも皆無。
ただじっくりと野菜を煮込んだような深い味、そういえば牛肉も見当たらないけど、風味はしっかりあります。

カレーというより、そうだな、ビーフシチューのような。
街の洋食屋さんに置いてある、長年変わらぬ味のビーフシチュー、そんな美味しさ。

ゴボウチップスは食感と風味増し、温玉を割ると更にコクを増す味変。
最近、カレーと言えばインドカレーばかりでしたけど、たまにはこういう味もいいですね。

美味しかった、ご馳走さまでした。




はるみ
ジャンル:食堂・定食
住所:〒319-0102 茨城県小美玉市西郷地1667-60(地図
周辺のお店のネット予約:
すぎのや本陣 笠間店のコース一覧
赤から鍋とセセリ焼 赤から イオンタウン水戸南店のコース一覧
魚民 友部南口駅前店のコース一覧
周辺のお店:ぐるなびぐるなび 小美玉・茨城町×定食・食事処

2020年9月27日日曜日

【旅行】水戸郊外、『テルマエ・ロマエ』ロケ地の英国式風景庭園

水戸の郊外に英国式庭園があって、映画『テルマエ・ロマエ』のロケ地としても使われた。
そんなことは今まで全く知らず、せっかく水戸に行くんだから寄っていくことにしようかなと。

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この日は暑い日で、公園の木陰が心地よい。
さて、日陰伝いで公園内を歩いてみるかな。

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七ツ洞公園の特徴は中央に広がる池、この周囲に建造物がいくつかあり、それを巡って楽しむというスタイル。
これを英国式風景庭園というそうで、日本には20ほどしかないようです。

木陰となっている木板の通路、心地よい風が吹いてます。

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木橋の向こうに東屋、英国式だとアーバーというのか。
うん、確かにイギリスっぽい風景。

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この井戸が『テルマエ・ロマエ』に出ていたらしい。
上戸彩がタイムスリップした場所とのことですけど、上戸彩が出ていたことすら覚えていないや。

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ルシウス(阿部寛)が作り上げた個人用のシャワー付き風呂、そんな設定で使われたのがこの建物らしいけど…
う~ん、『テルマエ・ロマエ』を本当に観たんだっけか、阿部寛の顔以外、何一つ覚えていないことに気付いて愕然。

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手水舎にいそうな龍、口から水出しているけど…

「こいつ、口からきったねぇ水吐き出してるな。」
傍らにいた娘がぽそっと一言。

私が考えていたこと、正にそのまま言葉にしてくれました。

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こんな感じで、アーバーやレンガ造りの建物、そして橋などが8個ほど。
こんな場所、こんなに立派な公園があったとは少々驚き。

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円形庭園もありましたけど、季節柄花はほとんど咲いておらず。

公園全体の広さは8haと東京ドーム2つ分強、これらを歩いて巡るのは楽しいので、気候のいい時期であれば、散歩に最適だと思いますよ。

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七ツ洞公園
029-232-9214(水戸市公園緑地課)
水戸市下国井町2243
立入自由

2020年9月26日土曜日

【旅行】再建の大手門は威風堂々、水戸にこんな大きな城があったとは

水戸といえば、江戸時代は徳川御三家のお膝元。
なので城はあって当然ですけど、水戸城なんて聞いたことないな。

今回、大洗に旅行するにあたり水戸城について調べてみたところ、今年の4月に大手門の復元工事が完了。
現在は二ノ丸角櫓の工事中とのことで、着実にかつての姿の再現が進んでいるようです。

よし、それを観に行ってみよう。

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弘道館の駐車場に車を停めると、おぉ、目の前に立派な大手門。
以前、水戸に梅を観に来た時に弘道館にも来ましたけど、弘道館は三ノ丸、この向きに二ノ丸があったとは全く気付かずでした。

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門の奥に進んでみると、なんと広大な二ノ丸。
実質的にはこの二ノ丸が城の中心だったとのこと、現在は学校が立ち並んでいます。

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大手門のすぐ近くには茨城大学付属幼稚園と小学校。
二ノ丸防御の要、いい場所を専有してますね。

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この奥に本丸があるんだけど…
真っ白な壁が延々と続き、反射で眩しく無茶苦茶暑い日。

どうしようかな。
いや、せっかく来たんだから観ていこう。

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途中、戦国時代から存在する巨大な椎木に遭遇。

僅かながらも木陰を作ってくれているので、ここで陽を避けるか。
いや、一度涼んだら気力が失われるのは必定、先を急ぎましょう。

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杉山門、二ノ丸北口にあったものを再現したもの。
ただひたすら続く道路のなかで、大椎とあわせてかつての姿を偲ばせる貴重な存在。

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二ノ丸と本丸の間には線路、この斜面がかつての堀そのまま。
深く険しく、これを登って攻めるのは無理ですね。

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本丸は水戸第一高校の敷地、立ち入り禁止かと思いきや、文化財見学者も一部エリアには入ってよいとのこと。
その文化財というのがこの薬医門です。

移設を繰り返しているものの、基本は徳川家が入る前の佐竹家の時代に作られたそう。
屋根のカーブが美しく、重厚な造りに歴史の重みが宿っているような。

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他の城とは趣きが異なるものの、ここはここでなかなか面白かったな。
今回は寄らなかった二ノ丸展示館や弘文館とあわせて、また偕楽園まで行けば1日がかりの観光コースになるでしょう。

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お、徳川斉昭の像。
酒列磯前神社に、斉昭が腰かけたという石があったな。

幕末の名君、井伊直弼との確執で蟄居され、桜田門外の変の直後に病死した強い人物。
今日でも水戸では慕われているんだなと。

さて、次は水戸を離れて、七ツ洞公園に行ってみよう。

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【今日のワンポイント】
・二ノ丸にあった三階櫓、実質的な水戸城の天守は1945年の水戸空襲で焼けてしまったとのこと。第二次世界大戦で焼けた城で再現されていないのは全国で水戸城のみ、今後に期待したいですね。

2020年9月25日金曜日

【旅行】土地の広さを活かす、水戸の雑貨屋さんは西洋の街並み風

『メイプルファーム』という雑貨店は、有名なんだかどうなんだか。

私にゃ当然雑貨店なんて全く縁はなく、細かいものが多数置いてあって、少し雑に動くと飾ってあるものを引っ掛けてしまうおそれあり。
そんなイメージしかないというのが正直なところです。

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そんな私が『メイプルファーム』に行こうと思ったのは、水戸本店は西洋の街並みのような建物、写真を撮るのにいいかなと。
家族も一緒だったので、私が行っても怪しまれることもなさそうだし。

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現地に着いてみると、確かに西洋の街並み風。
女性にはこういうのがウケるんだろうな。

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期待したほどの広さはなく、建物4~5軒分ほどのみ。
しかも1階のみなので、巨大雑貨店街という訳ではないようです。

景色もそれほど変化がある訳じゃないんだけど…
それにしても、今日は無茶苦茶暑いな。

外にいるだけで溶けそうなので、店内に避難。

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こんな感じの花屋さんもあったり。

駐車場も広く、こんなお店に車でサッと来て買い物ができる。
水戸に住むのも、案外悪いものじゃないかもしれない。

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雑貨屋さん店内、東京のお店よりは通路も広いようです。

これならいろいろ壊す悲惨な事態は免れるかも。
とはいえ、物がありすぎて脳の処理が追いつかず、目が回ったような疲れを感じるのはやはり雑貨屋さん。

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ふぅ。
同じくらいの品数があっても、釣具屋さんならこれほど頭が疲れることもないような。

まぁそれっぽい写真も撮れたし、ここに来た目的は達成したかな。
よし、次に行こう。

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メイプルファーム水戸本店
029-304-2900
水戸市米沢町325-1
営業時間 10:00~19:00
定休日 水