モーションウィジット

2023年12月31日日曜日

【時事】2023年末を迎えて心軽やかに

いよいよ今年最後の日、明日からは新年を迎えますね。
この年末年始はいつもとは一味違う出来事があるので、ブログに綴っておきます。

何が違うのかというと、12/31で役職定年になるんです。

会社によって制度は異なりますけど、役職定年すると部下がいなくなるというのは共通、要は若い人にポストを明け渡して新陳代謝を図るためのものですね。

私の在籍している会社ではその役職相当の専門職に移行するこの制度、非管理職になる会社もあって、この場合は年収ダウンが著しい。
私のように専門職に移行する場合、給与は若干下がりはするものの、背負っていた責任がなくなることに比べれば微々たるものです。

私の会社では55歳が役職定年、後任ができるまではと2年近く延長してきていたのがようやく解消。
晴れて専門職に移行するという訳です。

人によってはモチベーションが大きく下がる制度ながら、私は全く逆。
心待ちにしていた変化がようやく来た、そんな捉え方です。

退屈なだけの定例ミーティングに出る必要もなく、突発的なトラブルに巻き込まれることもなし。
部下との会話がなくなるのは少々寂しい気もしますけど、彼ら彼女らのモチベーションを考えながら怒ったり褒めたり、今後のキャリアについて共に悩むこともない。

これでようやく肩の荷を下ろすことができ、数年後に迫った定年退職に向けた準備もできるようになるという訳です。
この歳になって今の会社・仕事にしがみついていくよりも、将来に向けてまた別の道を探す方が前向きですよね。


さて、定年退職したら何をしようか、したいのか。

これは何年か前から考え続けているものの、未だに答えは見つからず。
忙しい日々を脱却すると、少しは余裕をもって考えられるかな。

子供も社会人になっているし、終の棲家もあり。
贅沢をしなければ、定年後に仕事を続けなくても飢えることはないはず。

焦らず急がず、新年からこれからの人生について考えていきたいと思います。

2023年12月30日土曜日

【グルメ】コストコのデリカ、値上げが激しいけど美味

【この記事のポイント】
・コストコでローストビーフハイローラーとオレンジチキンを購入、どちらも美味しく食べ応えあるけど、値段もそこそこ高いなと



今年も残すところあと2日。
記事がいくつか溜まっているなか、年明けに持ち越すのが最も憚られるものは... やっぱりクリスマスですかね。

今年のクリスマスの食事はコストコ。

というか、イブの日に車を借りてコストコに買い物に行って、今日はこれでいいよねとその場で妻と決めたという次第。
まぁ行き当たりばったりということですね。

まずはランチ、ローストビーフハイローラーです。

幕張のコストコに到着したのが9:00頃、まだガラガラかと思いきや食品フロアに降りるエスカレーターも行列しているという混み具合でした。

惣菜コーナーは、カートを押しながらだと全く前に進めず。
ロティサリーチキンは時間指定の予約制で、次回は11:45と2時間も待つことになるという有様で、さて、何か買えるのかな...

そんなところに、調理が完了した品を店頭に並べるためのキャリーが登場。
これでローストビーフハイローラーをゲット。

14個入りで3,247円、一つ当たり230円とは結構高いな...
まぁクリスマスだからいいか、妻とそんな会話をして買ってきた一品でした。

ハイローラー好きの娘は大喜びのランチ、それでは頂いてみましょう。

一口パクリといくと、うん、ローストビーフの風味がフワッと広がります。
トルティーヤよりもローストビーフの方が量が多いので、当然といえば当然でしょうね。

そのトルティーヤ、それからB.L.T.との相性もよく、更に味を際立たせてくれるのがモッツァレラチーズとソース。
モッツァレラは水牛、ソースはバルサミコと、値段なりにいい食材を使っているんです。

ボリュームがあるので、2個食べるとお腹は満足。
欲張りな舌が更にもう一つを欲して、結局は3個を美味しく完食でした。


夕食はオレンジチキン、骨付き手羽元の唐揚げをオレンジソースに浸したもの。
ロティサリーチキンコーナーの横にあって、残り一つとなっていたのでとりあえずキープしました。

カロリーが無茶苦茶高いし、手が止まらなくなること必定の禁断の一品。
値段も決して安くはないですけど、これもまたクリスマスだからいっかーで購入でした。

晩ごはんはこれと、コストコのパンチェッタ&モッツアレラピザ。
そして鯵のライムマリネサラダとシンプルな品々、よし、頂きましょう。

ピザはアメリカンで美味しいのは言うまでもないとして、オレンジチキンはどうだったか。
これもまた美味いんですよ。

ほのかに香るオレンジソース、唐揚げの衣のしつこさを消してくれるという効果があるなと。
しつこくない唐揚げ→ついつい食べてしまう、こんな構図で3つをペロリ。

ワインもガンガン飲めてしまうし、こんなものをこんな食べ方していたらデブまっしぐらなんですけど...
クリスマスのなのでまぁいいか。

このフレーズに背中を押されて食べまくったクリスマス、翌日から少し多めに歩くことにしようかな。

それにしてもなかなか美味しかったコストコの味。
ご馳走さまでした。




【おまけのワンポイント】
・ロティサリーチキンは店頭だと798円とお安い商品。この値段で丸焼きチキンを出せるコストコ、値上げをしたといってもさすがですね。

2023年12月29日金曜日

【グルメ】ご飯との相性がいい町中華の鶏肉四川風炒め

【この記事のポイント】
・久々にランチを外食で、鶏肉の四川風炒めは痺れ系で具材の食感を活かした仕上がり



最近はランチ外食もすっかり減ってしまい、弁当を買って仕事しながらのランチがほとんど。

特別な理由がある訳じゃないものの、朝から混んでいる電車に乗るのを避けて昼に出社することが増えてきたことが遠因でしょう。
移動時間を短縮するため、お店に入らずお弁当を、ということなんです。

これじゃ外食好きの自分らしくない。
そう思ったとある日、下総中山の『大上海』に久々に寄ってみました。

裏路地にあるこのお店、お、火鍋もあるんだっけか。
岡山で食べた火鍋が美味しかったので、いずれこのお店でも食べたいなと思いながら、今日はランチなのでまた今度。

ランチのメニューはこのホワイトボード。

いつもならは麻婆豆腐ですけど、今日はどうしようかな... あ、鶏肉の四川風炒めって辛いのかどうか。
同じものばかりじゃないということで、よし、今日はこれにしよう。

待つこと5分弱、鶏肉の四川風炒め定食の到着。

熱々のできたては美味しそうですねぇ。
よし、それでは頂きます。

まずは卵のスープ、良い塩加減でほっと一安心の味わいなのは変わらず。

小皿は何だ... 茹でたジャガイモと豚肉か。
ジャガイモの食感がよく、脂が適度にある豚肉もいい味です。

本命の鶏肉四川風炒めを一口、おぉ、鶏肉が柔らかい。
片栗粉をつけて調理しているようで、食感が優しいんです。

ピーマンと厚めの玉ねぎはシャキっと、キクラゲはコリッと、鶏肉の柔らかさとの対比が面白いなと... ん?そうだ。
この味のどこが四川風なんだろう。

ご飯に合うようにということか、ちょっと味が濃い目なのがこのお店の特徴。
よくよく味わってみると、その奥の方にあるのは... 花椒かな。
辛くはなく、意識すれば微かに香るというのもなかなか乙なものです。

デザートまでついて800円、この値段には感謝。
美味しかった、ご馳走さまでした。


お店を出る際にすれ違った女性客、顔を観ただけでお店の方は「レバニラですか?」と。
女性は嬉しそうに頷いてましたけど、それだけ頻繁に食べているということは相当美味いのかな。

よし、次はレバニラにしてみようかな。






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【グルメ】久々のランチ外食、ご飯が美味い町中華の定食

2023年12月28日木曜日

【グルメ】自然薯を油揚げに詰めておでんの具材に

【この記事のポイント】
・頂きものの福島県平田村の自然薯、半端ない粘りに苦労しながら作ったおでんの具が最高の味



昨年からだったか、この時期になると贈り物として頂く平田村の自然薯。

長さは1m弱、こんなに長いものが宅急便で届く訳ですけど、配達員さんもまさか食べ物だとは思わないでしょうね。
平田村の自然薯は長くて太いのが売り、販売解禁時の催しをTVニュースでやっていて、お、もしかしてそろそろ、なんて期待していたんです。

何でこんなに長いのか。
栽培方法を読んで着ると、「無菌できめが細かい砂を厳選、自生のものと同じ条件で作るため、非常に重労働な上踏みによる土圧をかけて、更に完熟たい肥や有機質肥料で栽培」とのこと。

文字で読んでも完全には理解しきれないものの、こんなに特徴的な姿にするんには相当の研究と努力があったんでしょう。

さて、今年はどうやって食べようかと。

たまたまこの冬は初めておでんの日だったので、そうだ。
すり下ろした自然薯を油揚げに詰める、というのはどうだろうかなと。

さて、作り始めてからが大変。
美味しいのは間違いないものの、この自然薯は粘りがハンパじゃないことをすっかり忘れていたんです。

油揚げに入る程度の適度な大きさに自然薯を切る、そんな作業に妻と四苦八苦。
スプーンに絡めてナイフで切るというのが最も効率的なことに気付いたのは、残すところあと幾つかしかないというタイミングでした。

おでんの汁をタップリと吸った自然薯は柔らかくて旨味たっぷり。
油揚げのほんのり甘さとの相性も抜群、見た目はかなり崩れているものの味は期待以上の美味しさでした。


さて、残りはどんな料理にしようかな。
こんなに美味しい自然薯を送ってくれたHさんには大感謝。

ご馳走さまでした。




【おまけのワンポイント】
・自然薯は自然自生するものを収穫するのが一般的で、対して長芋や大和芋は畑や砂地で栽培するんだとか。平田村の自然薯は長芋のように栽培しているようですけど、自然自生しているかのように育てるのに手間をかけている、ということなんでしょうね。

2023年12月27日水曜日

【登山】ヒヤヒヤの下山、麓の温泉で癒やしのひととき

【この記事のポイント】
・高所恐怖症の私にとって下りの山道は地獄のようなもの、降り切ってからの温泉とビールは最高の癒やし



行きはよいよい帰りは怖い。

このフレーズは、もしかして山登りのことを語っているんじゃないか。
そう思うほど、山の下りは難関が多いんですよね。

登りはコケても斜面に手をつくだけですけど、下りはそうはいかず。
下手すりゃゴロゴロと長距離を落下、大怪我にも繋がりかねないので一歩一歩慎重に進むのが鉄則。

岩茸石という岩、棒ノ嶺の名物らしい。

身長を遥かに超える大きさに圧倒されていると、え、この岩の裏側に下山道があるの?
つったって道を塞いでいる訳で、どうやって裏に行くの?

えぇっ、左から回り込むって...
手摺はあるけど低いし、下は崖じゃないか。

ここでも怖い思いをしながら、下山道を歩きます。

根っこだらけの斜面、これも難敵ですね。

慎重に歩かないと蹴躓くし、所々に大きな段差もあったり。
迂闊に段差を飛び降りてコケると大怪我に、ここは格好をつけずにお尻をついて降りるしかないですね。


写真を撮る余裕もなく進む細い通路も何ヶ所か。
登山道と認定されているということは、落ちた人はいないんだろうなとは思うものの、自分が第一号になったら嫌だよな...

慎重に歩くため、後から来る山ガールの集団に先を譲ったり。
山の下りでは、体力よりも体重の軽さが利点になるという訳ですね。


そんなこんなで、山を降りきったのは16:00過ぎ。
日暮れまで若干の余裕はありましたけど、下りには想定以上に時間がかかるものということを思い知りました。

下山後は温泉の『さわらびの湯』、こんなところにも配慮してくれたのか。

数時間ぶりに登山靴の紐を緩める開放感。
汗を洗い流すシャワーも温泉の暖かさも、日常では感じることができないホッコリ感。

そして乾いた喉を潤してくれるビールの爽快感。
日帰り温泉には、苦しかった道中を一気に美化してくれる効果があるものなんですね。


翌日・翌々日は筋肉痛、でも山登りは心の健康にもいいものだということを実感。
また誘ってくれるとのことなので、次回は怖くないところをよろしくお願いしますね。




さわらびの湯
埼玉県飯能市下名栗685
042-979-1212
営業時間 10:00〜18:00
定休日 毎月第1・3水曜日
入館料 800円

2023年12月26日火曜日

【登山】山頂でのカップラーメンは最高に美味い

【この記事のポイント】
・苦労の末に棒ノ嶺の山頂に到着、湯を沸かしてのカップラーメンが美味かった



昨日に引き続き、棒ノ嶺への登山について。

コースは途中から急坂になるんですけど、急坂は息は上がるし脚は疲れるもの。
でも、登るだけなら怖さはないですよね。

どうしてもダメだったのが、斜面に対して横向きに設置された小橋。
なんと手摺がなく、幅は1mもないんです。

バランスを崩して落下するんじゃないか、そんな恐怖感が脚を竦ませて動くことができず...
このままじゃどうしようもないと、最後は山側の斜面に手をついて、四つん這いのようになって何とかクリアすることができました。

その後も、片側が急斜面で木も生えておらず、幅は1mもない登り下りが何ヶ所か。
そんなところでは山側に掴まりながら、横向きに歩いて何とか進んでいったんです。

格好悪いことこの上ないけど、怖いものは怖いので仕方ない。

これぐらい幅があって、木も生えていれば両側が切り立った尾根でも全く問題はないんですけどね。
身体がムズムズするあの恐怖感、どうしてもダメなんですよ。

そんな怖いところでは写真を撮る余裕があるわけもなく、頂上の様子に一飛び。

いやぁ、頂上は気持ちいいな。

これまで山登りをした経験も何回かあるので、この気持ちよさは知っているはずなんですけどね。
いつも「こんなに気分がいいのは初めてだ」と感じるのは不思議なもの、これが多くの方が山登りにハマる理由なんでしょう。

関東平野を一面に見渡せて、あ、あれは筑波山だな。
西武ドームもわかるし、よくよく見るとスカイツリーも確認できるんです。

天候に恵まれたことに心から感謝。

元部下はコンロを持ってきてくれており、お湯を沸かしてカップラーメン。

こんなところで食べるシーフードカップヌードル、最高に美味いですね。
コーヒーも沸かしてくれたりと、様々気遣いをしてもらったことにも大感謝。

食事が終わったところで、さて、それほどのんびりはしていられない。
今時分は日暮れが16:30頃で、それまでに山を降りきらなければならないですからね。

またあの怖いルートを降りるのは嫌だなぁ、でも仕方ないよな。
とりあえず出発、というところで、続きはまた明日。




【おまけのワンポイント】
・棒ノ嶺山頂は飯能市と青梅市の境、つまり埼玉県と東京都との県境。それぞれで標識が異なり、比較すると東京都の方が綺麗だったのが印象的でした。

2023年12月25日月曜日

【登山】久々に山登りをしようと決意

【この記事のポイント】
・久々の登山は棒ノ嶺、高度があるところに恐怖を感じながらも出だしはまずまず。



岡山旅行のシリーズ記事の前に、登山靴を買いに神保町に行ったと記事の中で触れたことがあったのはご記憶かどうか。

登山靴を買う、当たり前ですけど山に登るため。
今日はその山登りについて書くことにします。


まず、なぜそんなことになったのかというと、会社の元部下に強く誘われたから。
高いところが苦手なので怖そうという気持ち半分、毎日のウォーキングにバリエーションをもたせるのもいいかなという気持ち半分。

河口湖に行った時、周囲の山をハイキングするのも楽しそうだと薄々興味はあったんですよね。

随分と昔の話ではあるものの、父と息子と親子三代で山に登ったのはいい思い出だよな。
慣れた彼についていけば学べることも多いだろうし、まずは一度行ってみることにしよう。

彼が選んでくれたのは棒ノ嶺という飯能の山。
標高969mとそれほど高い山ではなく、初心者向きなんだとか。

西武池袋線の特急ラビューで飯能まで行き、バスに乗ること40分。
人立ち入りで西武線が遅れた影響もあり、9:00少し前からの登山開始でした。

途中で通過した名栗湖、有間ダムで堰き止められた人造湖。
ロックフィルダムと言われる構造で、岩石・砂利・粘土を積み上げて水を止めるという構造で、放水はサイド掘られたトンネルを使うという珍しい形状です。

白谷沢登山口に到着、ここからいよいよ登山道に。
沢沿いを登るルート、変化に富んでいるのが特徴なんだそう。

沢沿いということは、高いところはないんだろと思っていたのは大きな間違いで、歩き始めて暫くは沢が見えないほどの高さのあるところを歩かねばならず。
私のペースで歩くようにと最初は私が前を歩いていたものの、途中から彼に先導してもうことにしました。

脚の置き場所をのお手本を示してもらい、真似をする方が怖さが軽減されるんですよね。

ようやく沢沿いに到着、岩がゴロゴロとしているし、流路を渡るところもあるんです。

でも登山靴のおかげで、多少の凸凹や泥濘は全く関係なし。
薦められた通り、一定以上の金額のものを買っておいてよかったなと。

うげっ、何これ、鎖場か。

落ちないように鎖を頼りに登れということなので、よほど怖いんだろうと思ったら意外にそうでもないのは何故なんだろう。
ここに来るまでの間に通った高度感のある山道の方が怖かったから、ということですかね。



もう一つの試練は、ロープを伝って登るところ。
瘤を一つひとつ、右手左手と交互に繰り出して掴みながら登るというのは難しそうでしたけど、やってみると意外にあっさりと行けてしまうものでした。

なんだ。
日頃のウォーキングでそれなりに脚力がついているようで、意外にイケるじゃないか。

そう思ったのはここまで。
この後はビクビク、ヒヤヒヤの連続になったんですけど、その様子についてはまた明日の記事にて。




【おまけのワンポイント】
・棒ノ嶺の名は、鎌倉時代の武将の畠山重忠がこの山を超える歳、杖にしていた石棒が折れたことに由来しているんだそうです。

2023年12月24日日曜日

【ふるさと納税】カワハギの肝和え、海のフォアグラの名そのままの味わい

【この記事のポイント】
・陸前高田からのふるさと納税返礼品の魚介、今月も様々な味を楽しめたなと




今月も送られてきたふるさと納税返礼品、陸前高田の魚介の定期便。

まずはお品書き、今月は9種類ですね。
・サンマ
・ワカナ(ブリの子)
・カワハギ
・サゴシ(サワラの子)
・カマス
・小あじ
・カキ
・スルメイカ
・アワビ

ん?
スルメイカはシールを貼って上書き、訂正されたようですね。
元が何だったのか、若干気になるけどまぁいいか。

まずはカマスの塩焼き。

私が大のカマス好きと知っていて、私には出してくれた妻に感謝。
サンマは焼いて身崩れしてしまったとのことで、娘の夕食になっていました。

淡白ななかにカマス独特の風味、これをシンプルに塩焼きで味わうのが一番旨い。
塩焼きのベストはカマスかタチウオか、悩みはさらいに深まりますね。

カワハギの刺し身、量は少ないものの、これは肝を和えるというスーパー技あり。
そのまま醤油で食べてもフグのように淡白で美味いカワハギ、これがまた肝で激変するんですよ。

息子は細かく砕かない主義らしく、肝がそのまま。
これを刺身に乗せてペロッと食べると、なんともいえない濃厚な旨味が口いっぱいに広がるんです。

今回の魚の中でベストだったかなと。

スルメイカは妻が大好きな天ぷらに。

蕎麦の具の頂点はイカ天なんじゃないか。
最近、そんなことを思い始めている私には堪らない美味しさでした。

アジとカキはフライに、どちらも定番ですよね。

アジには特別感はないものの、カキはとにかく風味が強い。
潮の香りがたっぷりと詰まった美味しさ、普段食べているものとは段違いでした。

ブリの子は煮付けに。
特別感はないものの、醤油ベースの煮付けは魚を選ばず美味いものですね。

最も美味いのは皮なんだけど、家族は残してしまうのが常。
勿体ないと食べることもあるものの、残飯あさりみたいで少々気が引けるものです。

鮑は妻が煮付けにしてくれたものの、小さいのでアワビには見えず... そうだ、キノコみたいですね。
噛むと旨味は強く、キノコとは別次元の美味しさでした。

サワラはムニエルに、これもまた美味かった。
適度に脂がのっているサワラはどう食べても美味いものですけど、表面の香ばしさがあるムニエルは最高です。

いやぁ、美味しかった。
今月も様々な味を楽しめた返礼品、ご馳走さまでした。




【おまけのワンポイント】
・カワハギは東京湾でも釣れる魚ですけど、餌取り名人なので難易度高く、数はなかなか釣れないんです。釣れたら肝和えは必須ですけど、こうやって定期便で届くと確実に味わうことができますね。

2023年12月23日土曜日

【グルメ】『銀座ライオン』でナポリタン、昔ながらの味がいい

【この記事のポイント】
・国立新美術館で日展を観て、ランチはナポリタンとビールという素敵な一日を過ごせたなと



とある休日、この日は妻に誘われて日展に行くことに。

日展は国立新美術館にて開催されていたんですけど、私はこれまで行ったことがないんです。
芸術にはとんと縁がない私、目的は日展か国立新美術館なんだか、はたまたその後のランチなんだか。

妻が観たいのは書、習っている先生が入選したんだそうです。

この類のものの良し悪しの見分けはつかないですけど、それでも暫く眺めているうちに雰囲気はなんとなく。
要は文字のバランスやスペースのとり方、字体などで書かれている文章の世界観をいかに表現するか、でしょ。

な~んて、意味も読み方もわからない文字だらけ、というのが本当のところですけどね。

さて、お次はランチ。
新国立劇場近辺のお店は軒並み行列していて、これは青山一丁目まで移動してしまった方が確実だよなと。
青山一丁目は、移転前に勤務先があったところなので土地勘があるんです。

青山ツインの地下なら空いているはず、そんな読みは大外れで、どのお店も待ち行列、まだマシだったのが『銀座ライオン』でした。

職場でランチを食べに行くときは、ピーク時間帯ならこのお店が最も時間がかからないという感覚だったんですけどね。
それでも行列ができていましたけど、座席数が多くて回転もいいのでまぁ待つことにするか。

15分ほどで入店、待っている間に興味が深まったのはビール。
『銀座ライオン』といえば、そういえばサッポロの傘下企業でした。

これはビールを飲まない訳にはいかないよな。
だったら食事は何にするか...

最近よくあるオーダーシステムを眺めながら一思案。

何は置いてもまずはビール、美術を鑑賞して昼間っからビールとは、なんて優雅な一日なんだろう。
グビッと喉を通す一口目、至高の瞬間ですね。

お、きたぞ、ナポリタン。

このお店でのランチはこれまでも大半がナポリタンだったので、味はよく知っているんです。
ビールに合うかどうかは若干微妙、他のものをと考えたものの、やっぱりナポリタンを久々に食べたいなと。

見た目は以前と変わらず、太麺が美味しそうですねぇ。
よし、それでは頂きます。

まずは麺を一口、うん、この味だ。
適度に焦げた香ばしさがあり、もっちりとした太麺の食感がいい。

ネットで確認すると、スパゲッティを焼き目がつくくらい炒めてからソースにからませるんだそう。
なるほど、ドラマの『フェフマーの料理』でやっていたケチャップを焦がしてから野菜を絡ませるという技の他にも、ナポリタンを美味しく仕上げるコツがあるものなんだなと。

野菜もソーセージもいい味、正に「昔ながらのナポリタン」なんですよね。

普通盛りでもボリュームがあり、美味しいんだけど味変したいよなと思ったところで...
タバスコとパルメザンチーズの登場です。

タバスコはよくあるものとは違いハバネロベース、辛さを警戒しましたけど、奥深い味わいのこのナポリタンに吸収されてしまうのか、本当に辛くないのか。
いずれにしても、タバスコもパルメザンチーズもガンガンに振っても全く問題なし。

最後の一口まで美味いとうなりながらの完食、ご馳走さまでした。

ランチの後は外苑前のイチョウ並木に。
人出も凄かったですけど、それだけ黄葉が綺麗ということですね。

外国人観光客も大勢いて、日本の秋の風景を満喫していた様子でした。

通りがかりでクラフト展に寄ってみると、何これ。
精巧に造られたブロンズ像かと思いきや、ゆっくりと、時にササッと手や首が動くんです。

え、人間にペイントしたの!?
計算された動きだったので、きっとプロのパフォーマーなんでしょう。

こんな風変わりなものも観ることもできるとは、充実した秋の一日に感謝。






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