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2023年12月12日火曜日

【旅行】桃太郎ゆかりの吉備津神社、ひたすら真っすぐな廻廊

【この記事のポイント】
・吉備津神社の拝殿・本殿は国宝、有名な廻廊もひたすら真っ直ぐで美しい



岡山の神社といえば吉備津神社。

創建は不詳ながら、最も古く記録に残っているのは西暦847年というから歴史は相当なもの。
元はこの地にあった吉備国の総鎮守であり、三国に分割された際に備中国一宮(*)となっているんだそうです。
(* )実は備中国一宮だという認識は全くなく、伊勢神社や出雲大社のように格の高い神社なので、律令国の一宮といった位置づけにはならないものと思い込んでいました。

テレビ番組で紹介されているのを何度か観たことがあり、いつか行ってみたいと思っていたのが叶ったなと。
母も同じ思いだったそうで、親孝行と一石二鳥という訪問でした。

並行感覚が狂うような、複雑な斜線が織りなす階段。
神秘な世界への入り口、そんな印象ですね。

階段を登ったところ随神門、その先は更に階段があって拝殿・本殿に。
大きな神社は入り口から拝殿・本殿までは距離があるものと思っていましたけど、吉備津神社はコンパクトなんですよね。

本殿・拝殿は室町時代に建造されたもので、本殿の大きさは出雲大社に匹敵するんだとか。
比べると拝殿が小ぶりなのが特徴的であり、これらは国宝に指定されています。

いちょう神木は樹齢600年。

ちょうど黄葉が散る時期でもあり、地面も一面黄色く染まって美しい。
剪定されていないのか、枝葉を自由に広げているのにのびのびとした生命感が溢れていますね。

境内の一段高いところにあるのが一童社、学問・芸能の神様を祀ってあるんだそう。
なのでこの時期は合格祈願で賑わいます。

祈願トンネルなんてものがあったり、「合格」をおみくじで描いたり。
吉備津神社もなかなかの商売上手... いや演出上手じゃないですか。

吉備津神社といえば廻廊。
なんて偉そうに書いていますけど、私は全く知らずで両親に教えて貰いました。

テレビ番組を観た時にも紹介されていたんかどうか。
いい加減に観ていたのか、全く記憶に残っておらず...

どこまで続いているのか、行き着く先には何があるのか、気になりますよね。
終端にあったのは本宮社、吉備津彦命の父母神を祀ってあるんだそうで、安産・育児の神様なんだそうです。

長いと感じた廻廊も、調べてみると360mほど。
自然のままの地形を活かし、一直線に造られているというのはインパクトのある造りでした。

吉備津神社は思っていたほどの広さはなく、想定よりも時間短縮で観ることができたので、吉備中山の反対側にある吉備津彦神社にも寄ってみようかな。
というところで、続きはまた明日。




吉備津神社
岡山県岡山市北区吉備津931
086-287-4111
参拝時間 9:00〜16:00

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