モーションウィジット

2021年10月31日日曜日

【散歩】西新井大師への大師線、たった一駅なのは何故?

昨日書いた六月八幡神社を管理しているのが、次の目的地である島根鷲神社。

ホームページの写真が立派だったので、さぞや広大な神社なんだろうと期待しての訪問です。
鳥居も高いし、敷地の間口は広いなぁ。

手水は水道、しかも手を翳すと水が出てくるというもの。
トイレの洗面所みたいだなと思いつつも、金もかかっているし配慮があるなと感心。

社殿は格式が高そうですよね。
島根という地名は、入り江の中にある島の付け根にあった地だったからとのこと。

社殿の立派さといい、なにか島根県に関係があるのかと思いましたけど、どうやら関係ないらしい。

間口が広い割に奥行きがなく。少々違和感を覚えるほどなんです。

Googleマップで確認すると、すぐ近くには旧日光街道。
そしてこの神社の南側には空き地も広がっているので、そうか、元々は空き地まで全て神社の土地だったんじゃないのかなと。

一部が住宅街にもなっているので、広い土地を切り売りした結果が今の姿なのかもしれないなと。


さて、そろそろ帰宅するかなというところで、西新井大師までの交通について追記しておきます。
西新井駅から西新井大師までは2km弱。
歩いても大したことない距離にも関わらず、わずか1駅の大師線が走っているんです。

たった一駅でも電車を通すほど、西新井大師への参拝客が多かったのか。
どうやらそうではなく、西板線という西新井と上板橋を結ぶ路線の計画があったのが頓挫、この部分のみが開通したという歴史があるんだとか。

唯一の駅である大師前駅が広々としているのは、やはり初詣の参拝者が多いからなのでしょう。
改札口は無人でICカードのタッチパネルもなし、無料なのかと思ってしまうんですけど、実際は違うんです。

改札は西新井駅に。
1駅しかないので、ここで料金徴収するだけで機能するという仕組みなんですよね。

私は西新井大師行きの時は大師線を使い、戻りは歩きとしました。
乗ってもあっという間につく距離ではあるものの、この変わった電車を使ってみるというのも悪くはないんじゃないかなと思いますよ。




島根鷲神社
03-3883-6140
東京都足立区島根4-25-1

2021年10月30日土曜日

【散歩】「痩せがえる 負けるな一茶」が詠まれたカエルの寺

西新井大師から、次の目的地としたのが炎天寺、両者の距離は2km弱というところです。

この炎天寺、名前が個性的ですよね。
私の頭の中では「炎上寺」と勝手に変換されていて、激しく燃えたことがあるのかなと思っていました。

調べてみたところ、前九年の役で出陣した源頼義・義家の軍勢が苦戦、ここで八幡様に祈願して勝利。
炎天続きの6月(旧暦)だったので、この寺は炎天寺、地名が六月となって、隣に六月八幡神社を創建したんだとか。

地名を六月にするというのは、ちょっと雑な気もするけどまぁいいか。

「やせ蛙 まけるな一茶是にあり」って、小林一茶の有名な句ですよね。

この句を詠んだのがこの寺とのこと、蛙相撲の像があるんです。
実際にこんなシーンをみたら、鳥獣戯画みたいで怖いでしょうけどね。

境内には小林一茶像。
毎年11月に一茶まつりというのが開催されるそうで、俳句のコンクールもやっているとのことでした。

蛙の句で有名ということで、本堂間には福蛙なんていうのもあるんですよ。

そういえば、狛蛙がある神社に昨年行ったな。
あ、これ、埼玉県富士見市の水神神社でした。

おぉ、七福神まで蛙、しかも塔を一周する形式は珍しい。

ん? よく考えてみると、七福神だから正七角形か。
コンパスと定規では描けない正七角形、現地で気がついていれば、もっとじっくりと観察しただろうに。

八幡宮が併設されていて、これは明治初期の神仏分離を逃れることができたのだろうか。
説明板も見当たらず、謎のまま次の目的地に向かおうとしたところで...

おぉ、この松の曲がり方はハンパじゃない、180°近い折返しじゃないですか。

旗掛の松というそうで、源義家が幟を立て掛けたことに由来するんだそうです。
それとこの湾曲は全く関係ないと思いますけど、なかなかの見ものであることは間違いないなと。




炎天寺
03-3883-0787
東京都足立区六月3-13-20
参拝自由

2021年10月29日金曜日

【散歩】西新井大師の境内、様々なアイテムが建ち並ぶ​

昨日に引き続き西新井大師について、境内をグルっと散歩してみましょう。

西新井という地名、新井の西にあるからという訳ではないとのこと。
弘法大師の加持水の井戸、これが本堂の西側にあったからということなんだそう。

Googleマップを確認したところ、東側には島根、梅島、平野という地名が並んでおり、確かに新井というのはなしい。
へぇ、この井戸が地名の由来とはねぇ。

この像は弘法大師の幼少時代を彫ったもの。
弘法大師の幼名は眞魚(まお)だったということは、「佐伯まお」くんか。
この音の氏名の方は、現代でもそれなりにいそうです。

広い境内の北西には池があって、デッカい鯉が優雅に泳いでいます。
石橋の上でまったり、気持ちのいいところだな。

この近辺には弁天堂、奥の院、女人堂、権現堂と小さなお堂が並んでいます。
上空は緑の葉に覆われ、都会にいるのを忘れさせてくれるようなひと時。

本堂の東側裏手には、出世稲荷があります。
赤の幟が鮮やかですね。

赤つながりということで、こちらは山門近くにある産匝堂、江戸時代に流行った造りなんだそう。

別名を栄螺堂と言うそうで、栄螺というのは外見ではなく堂内の造りのことなんだとか。
1階から3階まで、栄螺の殻の中のような通路があり、ここだけで一度に諸国の霊場や諸仏を巡拝したご利益を得られるとのことです。

西新井大師は初訪問、そういえばここは初詣では大混雑するんだっけか。
なるほど、だから境内は広いし、人の流れを作りやすく通路が整備されているですね。

見どころそこそこ、楽しかったな。
さて、それじゃ次の目的地に向かうとしましょう。




西新井大師(總持寺)
03-3890-2345
足立区西新井1-15-1
参拝時間:9:00〜16:30

2021年10月27日水曜日

【散歩】西新井大師を初訪問、立派な山門や広い境内はさすが

とある休日、この日は午前中に2日分の夕食のメインを作り置き。

午後から出かけようということで、近場で行ったことがないところといえば...
そうだ、足立の方になんとか大師ってあったような。

以前、東武線に乗っている時に見たのがふと頭に浮かび、ネットで調べてみると、あ、そうそう、西新井大師だった。

さほど遠くもないので今からでも夕方までには帰ってこれるし、現地で歩けば1万歩ウォーキングにもなるだろうなと。

西新井大師、私は全くといっていいほど認識のなかったお寺ですけど、関東厄除け三大師の一つ。
あと2つのうちの一つは川崎大師、もう一つは...佐野厄除け大師かな。

調べてみたら大外れ、香取の観福寺なんだそうですけど全然知らないなぁ。
また行くべきところが一つ増えたな。

それはそれとして、今日は西新井大師をご紹介。

まず、いきなり圧倒されるのがこの山門。
江戸時代後期に建てられたもので、十二支や龍などの彫刻が素晴らしいんです。

地震で崩れるんじゃないかと心配になるほど、重心が上にあるんですけどね。
ちゃんと計算されて造られているんだと感心。

お地蔵さんの表面が白いのは塩が塗られているから、身体のいぼ取りに効くそうです。
この塩の量をみると、相当多くの方がお詣りしているんですね。

手水舎も個性的で、小僧が重そうに支えている姿が可愛らしい...
いや、この子たちはずっと支えているんだよな、ちょっと可哀想だな。

使用禁止にしているためか、花が飾られているというのも風流ですね。

本堂は無茶苦茶デカくて、さすがは三大に数えられるだけのことがあります。
境内前の車はお祓いなのか、こんなところまで乗り入れるというのは初めて見ました。

稲穂が飾られているというのも、季節を感じさせる風流さ。

都会でこの風景を見ることができるとは思わなかったなぁ。
秋風の心地よさを感じながら参拝。

境内を振り返ると、かなりデカいですね。
さて、まずはこの中を一巡りして、あとは離れた神社仏閣を巡るウォーキングに行こうかなというところで、続きはまた明日。




【今日のワンポイント】
・「大師」といえば弘法大師、空海のことですね。香川県の郡司の家に産まれた空海、名字(俗名)は佐伯だというのは初めて知ったなと。

【グルメ】西新井大師の立ち食い蕎麦、出汁の味もなかなかいいぞ

西新井大師に到着して、まずはランチを食べよう。
(西新井大師に来ることになった経緯は、次の記事に書くことにします)

行くお店、立ち食い蕎麦の『たからんちょ』と決めていたんです。
食べログ評価を見てもそこそこレベルの高い立ち食い蕎麦屋、これは一度食べてみるっきゃないかなと。

お店は西新井大師駅のすぐ南側、環七沿いです。
時刻は13:00、お昼のピークも終わって空いているだろうと思いながら近づいていくと、ん?
店内からガヤガヤと話し声… え! ほぼ満席じゃないか。

お年寄りの男女がテーブル席いっぱいに、お、呑んでいるのか。
そうか、ようやくお店で呑めるようになったので、皆さんどっと繰り出してきたんだな。

私はカウンター席に陣取ることにしてと。
さて、今日は何にしようかと券売機の前で一思案。

カレーうどんも美味しそうだけど、今日は蕎麦と決めているんですよね。
旬にはちょっと早いけど、春菊天そば大盛り(400円+120円)にしよう。

オーダーが入ってから蕎麦を茹でているようで、5分ほどかけての提供。
調理中も追加の酒のオーダーが入ったりと、ワンオペの大将はかなり多忙な様子、楽しそうに働いていらっしゃいました。

完成した春菊天そば、器もデカくかなりのボリューム。

おぉ、隅っこの黒いところは、器の影ではなくワカメだったか。
よし、それじゃ早速、頂きます。

まずは汁、お、微妙に香る出汁の風味。
後味に残る甘味といい、この値段の蕎麦にしてはなかなかの仕上がりです。

春菊天も一つまみ、あの独特の香りが立つというほどではないですけど、衣もしつこさがなく食べやすい。
汁の味にはよくマッチしています。

蕎麦はどうだろう。
ズッと一口… お、いけるじゃないか。

生蕎麦なので角があるんですけど、優しい固さになっています。
そのまま喉を通してもいいし、噛んだ時のふわっとした歯応えも心地よし。

大盛りにしておいたのは大正解でした。

春菊天を絡めながら、汁をすすりながら。
時にワカメを味わい、七味を投入して味変を楽しみながら。

立ち食い蕎麦ならではの醍醐味を感じるお店、ご馳走さまでした。

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2021年10月26日火曜日

【料理】焼売があるので、中華風のおかずを作ろう​

日曜日の夕食、昨日砂町銀座で買ってきた焼売がメインのオカズ、今日は中華にしようか。

焼売は全部で8個入りってことは一人2〜3個。
もっちりと肉が詰まっているので、もう3品ほど作ればいいか。

肉だと被るので、やはり魚がいいよなぁ。
あとはキノコと野菜があればいいかな。

ということで、Webサイトの「つくおき」にあったエリンギのやみつき中華風

薄切りのエリンギとみじん切りの長ネギをごま油で炒め、穀物酢・砂糖・醤油・中華スープの素の漬け汁で味をつけるというものです。
さっぱりとしていて食べやすく、キノコの旨味が凝縮されていていい味。


もっちり焼売は、具がきめ細かく刻まれていて、滑らかな触感が素晴らしい。
これが450円、1つ50円強というのは超お買得だったな。

中華の魚ってイメージがほとんど沸かず、作るのが簡単そうなものをネットで確認したら、白身魚の豆豉醤蒸しというものを発見。

豆豉醤というのは、今回初めて購入。
豆鼓は中国版の浜納豆みたいなもの(というより、浜納豆のオリジンが豆鼓かな)で、これにニンニク等を加えてペースト状にしたのがエスビー商品であるんです。
これを酒・砂糖・醤油と混ぜ合わせてと。

白身魚は鯛をチョイス、刻んだ長ネギ・人参・パクチーの茎とともに耐熱皿に入れて、タレとともにラップしてレンジで加熱。
最後にパクチーの葉を飾って完成と超お手軽。

そんな手間いらず料理でも、ホワッとした鯛の身とタレが染みた野菜の組み合わせがなかなかで、これは今後のためにも覚えておいた方がいい料理でした。


あ、もう一品作ったモヤシの卵スープの写真を撮るの忘れた...
男の手抜き料理でしたけど、作ったものはいずれもなかなか美味しかったなと自画自賛しておきます。






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2021年10月25日月曜日

【グルメ】砂町銀座の食べ歩き名品、餡餅とハムカツとマグロカツを購入

砂町銀座での買い物、今日は2つ目の記事。

今回は商店街を西側から東側まで通過、再び逆向きに歩いて追加の買い物をしようかなと。
長さ670mに180店舗がひしめき合うという商店街、「やっぱりあれを買えば良かった」と後で思うものがありますからね。

『中華料理 永昌園』の店先では餡餅(シャーピン)300円を2個ゲット、要はおやきです。
具は餃子とネギ焼きの2種、今回は餃子をチョイス。

受け取った瞬間に感じるずっしりとした重さ、そして包んだ紙袋の熱。

子供2人と私の明日の朝食にと思っていたんですけど、こんなに食べられるかな…
熱々の今食べたら美味しいだろうな。

いやいや、ここはグッと我慢しておきましょう。

最後に寄ったのが『手作りの店 さかい』。
ここではマグロメンチカツ300円とハムカツ200円を購入。
いずれもビッグサイズ、1枚食べるだけでお腹いっぱいになるでしょう。

そういえば、店先に座る女将さん、左手を怪我されていたようで袋詰めが大変そうでした。
早く完治されることを祈っています。

翌朝、ハムカツとマグロメンチカツを1/3ずつ、餡餅1/2を朝食にしました。
やはり結構なボリューム、でもまぁ頑張って食べちゃおう。

ハムカツは、ハムが厚くて風味が強い。
薄っぺらいハムカツ好きの私も、これは美味しいと感じる一品。

対してマグロメンチカツの中身は蒲鉾のようなもの、言われなきゃマグロとはわからないんじゃないかな。
うん、ここでも私はハムカツ派。


餡餅はレンジで温めなおし、熱々を再現してハフハフしながら。
焼きたてだったら、表面の焦げの食感や香ばしさも違うんだろうな。

具はきっちりと生地に練り込まれていて、この厚みは想像通り結構なボリューム感。
1枚丸々食べたら、それだけでお腹が相当張るでしょうね。

帰りは小名木川を渡り、大島の駅に。
小名木川もボートで何回か航行しましたけど、そうか、この運河と砂町銀座商店街がこんなに近かったとはね。

そういえば、鳥越のおかず横丁もまだ買い物したことなかったような。
砂町銀座商店街が楽しかったので、あっちにも今度行ってみようかな。






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