モーションウィジット

2021年10月7日木曜日

【IT】資産管理はアプリにお任せ、初期登録を済ませばあとは楽々​

突然ですけど、ご自分の金融資産ってどれぐらいあるのか把握されていますでしょうか。
私はこれまで無頓着、通帳等は妻が管理していてくれていたんです。

いや正確に言うと、若い頃は『Microsoft Money』というソフトを使って私が管理していたな。
パソコンがMacに変わったので使うのを止めざるを得なかったですけど、そもそも管理する金融資産も大してあったわけじゃなかった、という事情もあったかなと。

最近、かつては持株会で投資、その後も累投で僅かな金額ながらもずっと買い続けてきた株が好調。

一体いくらになったんだろうと調べた時にユーザーIDとパスワードが不明で証券会社に確認することになり、そういえば何年か前にも聞いたよなぁ。
問い合わせられる証券会社にも迷惑をかけるよなと、アプリを使って管理してみようと思ったんですね。

金融資産管理アプリ、具体的には『Money Foward』や『Moneytree』ですけど、これらは「家計簿アプリ」として有名。
日々のレシートを管理したい訳じゃなし…と思いながら調べたところ、むしろ金融資産管理アプリとして使えるということがわかった、というのが今日の記事です。(前置きが長くてすみません)


まず、いずれのアプリも共通で、自分で金融資産を入力するのではないのが特徴。
『アカウントアグリゲーション』という機能を使って複数の金融機関から口座残高の情報を自動で集約してくれるんです。

対応している金融機関は多数、メインどころはまずカバーされていると思っていいでしょう。
対応していない金融機関や不動産は手入力で登録することも可能で、一手間をかければ金融資産の全貌を把握できるようになるというわけです。

『Microsoft Money』を使っていた時代、金融機関から「電子明細」というのをダウンロードして読み込ませるという作業があったんですけど、今時のアプリはこれが全く不要、便利になったものだなというのを実感できます。

じゃ『Money Foward』と『Moneytree』のどちらがいいのか、私は『Moneytree』を選びました。

理由は簡単で、無料版では『Money Foward』は連携先の金融機関が10に制限されているのに対して、『Moneytree』は50もあるんです。
私は10じゃ足りず、無料版でも管理したい口座全てをカバーできる『Moneytree』を選んだというわけです。

グラフを多様した画面、連携頻度の高さなど、アプリの機能面では『Money Foward』に分があるんですけどね。
資産管理のため、サブスクリプションで毎月お金を払うのは勿体ないないんじゃないかなと。


さて、『Moneytree』を使っていいことがあったのかどうかを以下にまとめてみましょう。

1.資産の全体像がわかった

目指したことがこれなので、当たり前といえば当たり前ですけどね。
銀行は8口座、証券3口座、財形2口座、積立年金に分散されている資産の全体像をほぼリアルタイムに把握することができるようになりました。

残高がそれなりにある口座は、ネットで利用できるように手続き。
ほぼ使っていない口座はそもそも生きているのか、残高があるのかを電話等で確認しました。
使っていない口座には残高はほぼなく、無頓着な自分でも意外にしっかりしているということにも気付いたという副産物もあったかな。

財形貯蓄や積立年金は、半年ごとに送られてくる残高通知から手入力。
リアルタイム性はないですけど、こういった類のものには基本手をつけないので不自由はないですね。


2.カードの残高や使途を確認できる

クレジットカード3枚と電子マネー2つも登録。
これでほぼリアルタイムに、これら全ての明細を確認できるようになりました。

意外だったのは、使途についても明細の文言からカテゴリを推測して勝手に入力してくれること。
時々違うものもありますけど、手入力で修正すれば次からは自己補正をかけてくれるというのは便利です。

レシート入力や手元の現金の使途も入力すれば更に細かく管理はできるもの、そこまで厳密にやる必要もなし。
おおよそ何に幾ら使っているのか、概要を把握できるようになりました。

この機能を活用、節約に励む方も多くいるようです。
私はそれほど過剰にお金を使う質ではないので、手間はかけずに利用することに。


3.新たな証券口座開設とクレジットカード作成

きちっとした管理の仕組みができると、安心して「お得なサービス」を利用できるようになりますよね。

なので、大手証券会社に比べると株売買手数料が圧倒的に安い楽天証券に新たに口座を開設、ついでにiDeCoとNISAも申し込み。
ここに老後資金を蓄えていこうと思いますけど、上手い運用をできるかどうかはこれから。

クレジットカードはYahooを追加。
これまでPayPayにはコンビニATMで現金から入金、残高が切れても入金が面倒で暫くPayPayを使っていなかったんです。

Yahooカード決済だとPayPayボーナスが付与されるので、電子決済ならではのお得さを享受できることになります。
ついでにPayPayボーナスはポイント運用に突っ込むことにしたので、何もせず増える可能性も(当然、減る可能性も)あって楽しみ。


成果はまだまだ先ですけど、こんな感じで様々便利になって、しかも一切お金がかからないというのは素晴らしい。
世の中、便利になったものですね。

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【今日のワンポイント】
・『Moneytree』も『Money Foward』のいずれも、これらのアプリをエンジンとして使って金融機関が独自アプリを提供しています。『Moneytree』もソニー銀行の『Monedge』というアプリを併用すると、グラフィカルな表示になって使いやすい。

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