モーションウィジット

2024年5月8日水曜日

【リフォーム】決して広くはない空間、6人寝泊まりできるようにした工夫に感心

【この記事のポイント】
・武蔵小山の仮住まいはユニークな間取り、40平方メートル弱という広さにもかかわらず、宿泊者6人がプライバシーを保てるという工夫が素晴らしい



リフォーム中に借りている部屋ですけど、ちょっと変わった造りなのでご紹介しておきます。

元は1DK 、独立した1部屋は和室だったんだそう。
この和室部分を改装して、6人が泊まれる部屋になっているんです。

外観はこんな感じなんですけど、これだけだとよくわからないですよね。

まず大まかには、上下2階層✕横3区分、計6つの小部屋に分割されているとご理解いただければなと。
小部屋はそれぞれ奥行2.74m✕幅1.31m✕高さ1.13mというサイズで、例えていうならカプセルホテルのような小部屋が並んでいるんです。

それぞれの部屋引き戸があって独立、内側からの施錠も可能で、狭いながらもプライバシーを保てる空間となっています。

2.74m✕1.31m✕1.13mという空間はこんな感じで、布団を敷いて寝るのには十分過ぎる広さ。
気になるのは高さの1.13mですけど、170cmちょっとの私だと正座をしても頭は天井に当たらず、座って寛ぐことも十分に可能です。

小部屋の奥まで入って、振り返ってのアングル。

写真左、天井と壁についている直方体は排気用換気扇で、温かい空気はここから排出されます。
左下が吸気口、ダイニング側でエアコンを作動させればここから冷気を取り込めて、蒸し暑さを防ぐという工夫がされているんです。


実はこの物件、我々がリニューアル後の1stユーザーで、退去後は民泊施設にするという構想。
武蔵小山駅からも近いし、家族6人がまとめて一部屋に泊まれるというのは、外国人観光客なんかにはいいんだろうと思います。


現状、妻・娘・私がそれぞれ寝室として1室ずつ、計3室を専有。
1室は使っていない部屋の布団などの荷物置き場、もう1室は妻と娘の洋服等の置き場に。
残る1室が私の在宅勤務部屋、8畳のスペースをこんなに様々に利用できるというのは、この構造の素晴らしいところですね。

背の低い入口も、意外と頭をぶつけたりはしないもの。
ユニークな構造の住まい、もう暫く楽しもうと思います。




【おまけのワンポイント】
・コロナ禍で民泊事業廃止届が増えて住宅数は減ったものの、新規の届け出数は一貫して増加しているというのがここ5年ほどの動き。インバウンド復活でまた活況になっていくんでしょうね。

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