モーションウィジット

2018年6月30日土曜日

【観光】山を覆い尽くすアジサイの花

茂原の紫陽花名所、服部農園に行ったのは先週末。
梅雨も明け、紫陽花の季節もそろそろ終わりという頃なので、前後の記事はまたいずれ、これのみ先行でアップしておきます。
 
服部農園の別名は、あじさい屋敷、圏央道の茂原長南インターから車で10分ちょっとの距離です。
近辺まで行くと、「あじさい屋敷」の看板が複数出ているので、迷うことはないでしょう。
 
駐車場は無料で、ハイシーズンは観光バスも来るほどの盛況。
今回は雨あがり直後ですぐに入れましたけど、天気のいい日のお昼前後は結構混みそうな様相です。
 
入口は長屋門造り、それなりにお金がかかっていそうですね。
 
入園料の500円を払って中に入ると、そこは圧巻の紫陽花の世界。
山の上の森まで、紫陽花が眼前を覆い尽くしています。
 
遠景を撮ると、花が小さく見えますよね。
この見え方に、いかに遠くまで紫陽花があるかをおわかりいただけるかなと。
 
額紫陽花は、既に花が終わりかけ。
中央のブツブツ部分、なぜか光って見えるのは不思議なものです。
 
白やピンク、紫に青と色も美しいこと。
若々しく葉の青さに映えます。
 
森の木々を通して、反対側の山までを1枚に。
逆光でわかりにくいですけど、ここまでびっしりと紫陽花が咲く風景は他で見たことないな。
 
陽が照ってきたところで、手間に日向、奥は山の陰の暗さ。
色鮮やかさがなお一層際立ちます。
 
写真では伝えきれない風景ここにあり。
わざわざ行って、入場料を払っても観る価値のある景色だと思います。
 
農園と名がつくので、スイカやメロンなどの果物も販売しているんです。
この日は他にも寄るところがあったので買いませんでしたけど、きっと美味しいんだろうなぁ。
 
この週末も、まだ紫陽花は咲いているんじゃないかなと。
お時間のある方は、訪れてみるのも悪くないですよ。
 
 
服部農園あじさい屋敷
茂原市三ヶ谷719
0475-24-8511
開園時間 8:00~18:00(6月上旬~7月上旬に開園、期間中無休)
 

2018年6月29日金曜日

【グルメ】古民家で過ごすゆったりとした時間 「カフェ エドモンズ」

内房をあちこち巡って、帰る前に一休み。
金谷の「カフェ エドモンズ」、久々に入ってみることにしました。
 
前回ここに入ったのは、2014年の初めだったか。
意識せずほぼ同じアングルで撮ってますけど、4年程度の歳月では古民家は何も変わらずです。

入り口はもう少しスッキリしていた気がするけど、気のせいかな。
中はどんな様子なんだろうと、ワクワクする引き戸です。
 
あれ、建物内の物も増えたんじゃないかな。
エドモンズの漢字表記が「江戸紋豆」というのも初めて知りました。
 
今回は4組ほどお客さんがいて、陣取った縁側席からの店内の眺め。
古民家は住むのには大変でしょうけど、こうやって一休みするにはこの上ない安心感があります。
 
窓から外を眺めて。
テーブル上のこの球体は何だろうと思いつつ、のんびり寛いで、究明しようという好奇心も一休み。
 
お、コーヒーが運ばれてきたぞ。
アイスコーヒーだと、氷にもコーヒーが入っているのか。
 
確かに、水分で薄まることを少しでも防げるという配慮は素晴らしい。
なるほど、こういう気遣いも重要だな。
 
コーヒーはフレンチプレス、ミルクとの混合はお好みで。
たっぷり2杯分あるので、渇いた喉にも嬉しいボリューム感です。
 
食感のいいバームクーヘン付きで1,000円。
決して安くはないものの、このまったり空間もセットでと考えると、むしろ安いといえる価格設定です。
 
ご主人の暖かさも伝わってくるし、うん、やっぱりいい店だな。
改めて実感です。
 
 
カフェ えどもんず (Cafe Edomons)
千葉県富津市金谷2185-2 合掌館
070-6478-7778
営業時間:12:00~18:00
不定休

2018年6月28日木曜日

【観光】妙本寺の彫刻は素晴らしかった

安房勝山を出て、もう1ヶ所、今回寄ってみたかった妙本寺へ。
 
日蓮宗のお寺で、創建は1355年と室町時代初期。
戦国時代は、里見氏がここを防衛ラインとして北条氏と戦ったとのこと。
 
歴史も面白いながら、ここには美しい彫刻を見ることができるというのが特徴です。
 
この踏切、20年ほど前のドラマ、「ビーチボーイズ」の撮影で使っていたんだとか。
 
反町隆史、竹野内豊に広末涼子ねぇ。
確かにそんなドラマがあった気はしますけど、踏切までは全く覚えていないぞ。
 
山門はそこそこ立派で、寺領は奥の山に向かって広がっています。
今まで全くチェックしていなかったのが不思議なくらい、この地域では大型のお寺。
 
奥に向かって歩いていくと、右手に忽然と朱に染まった客殿。
色の鮮やかさといい、彫刻の重量感といい、思わず「おぉ」と声がでるほどの存在感です。
 
古い作品なのかと思いきや、客殿は1858年に焼失、1864年に再建されたものとのこと。
当時の安房の三名工の一人、後藤利兵衛橘義光が彫った彫刻なんだそうです。
 
彫刻の良し悪しはよくわかりませんけど、細部まで見事に彫られていて、目は別素材で生き生きしています。
波の伊八といいこの後藤利兵衛といい、寺社の彫刻は房総の財産ですね。
 
本堂は更に一段高いところに。
周囲には数多のお墓がすり鉢状に配置されていて、コロセウムのような作りになっているのもまた珍しいなと。
 
妙本寺、時間がかからずなかなか面白いものを見ることができたな。
 
再び「ビーチボーイズ」の踏切を通って駐車場に。
内房線は本数が少ないので、踏切待ちになることはまずないでしょう。
 
向こうに見える海も綺麗。
いい風景だな。
 
内房線のトンネルはレンガ造り、大正年代のものなんだそうです。
上手くアピールすれば、妙本寺やこのトンネルだっていい観光資源になると思うんですよね。
 
そんな更なる可能性を感じる場所でした。
 
 
日蓮宗 霊跡本山 比企谷 妙本寺
山号:中谷山
宗派:日蓮宗富士門流
千葉県安房郡鋸南町吉浜453
TEL:0470-55-0824
 

2018年6月26日火曜日

【観光】大黒山展望台、眼下に広がる内房の海

安房勝山の町のど真ん中、海沿いにそびえるのは大黒山。
 
勝山にはかつて城があったと聞くと、この山なのかと思ってしまいますけどね。
平坦部が少なく、規模も小さいので城にするには不向きな山。
 
山頂に天守閣を模した展望台があるものの、江戸時代の捕鯨で遠見台として使われていたというのが実態です。
とはいえ眺めはいいので、展望台にするというのは悪くないですね。
 
駐車場は山の北側、入り口から佐久間川沿いに1分ほど歩いた場所で少々わかりにくい。
間違えてこの駐車場に停めてしまう人が多いのか、契約者以外は駐車禁止、と大きく書いてありました。
 
入り口から少し登ると、いきなりお墓に行き当たります。
 
江戸時代にこの地での捕鯨を確立した、醍醐新兵衛定明の墓。
初めて聞く名前ながらも、そうか、この人のおかげで今日の「鯨のたれ」があるのか。
 
江戸時代の捕鯨は、手漕ぎの小型船57艘がかり。
しかも手投げ銛での漁なので、さぞや危険だったんだろうな。
 
こりゃ何だと思ったら、石牢の跡なんだとか。
農民の窮状を訴えた名主が入れられていたそうで、その後処刑されたとのこと。
 
子供まで処刑されたかどうかは不明なものの、勝山にも佐倉惣五郎のようなエピソードがあるんですね。
 
山頂までは階段続き、少々疲れはするものの、標高75mなのでまぁ大したことはなし。
大人の脚で10分ほどで、山頂の模造天守擬きの展望台に到着です。
 
ここからの眺め、結構いいんですよ。
まずは勝山港方面、港のみならず太平洋まで見渡すことができて、港の向こうにある山がかつての勝山城だったんだとか。
 
浮島もよく見えるんですよね。
 
写真は載せませんけど、北西は横浜や東京、南西には大島まで見渡せて、勝山の魅力はこの山にあり、という場所でした。
もっと観光アピールすればいいのに。
 
「ばんや」の保田、ハイウェイオアシスの岩井に挟まれて、存在を全く意識することなかった安房勝山。
実は美味しい魚が手に入りやすく、風光明媚な地であると知ったのは今回の収穫でした。
 
内房は地味ながら、実は訪れたい町がいくつもあるものです。
 
 
大黒山展望台
千葉県安房郡鋸南町勝山字大黒413
0470-55-1560(鋸南町地域振興課)
無休
見学自由
 

2018年6月25日月曜日

【グルメ】あの「ばんや」すぐ近く、並ばず入れる勝山漁協直営「なぶら」

とある日曜日、用事があったので鋸南町に。
 
最近、鋸南や南房総に行く機会が増えているのは、この地域ののんびりとした雰囲気が気に入っているから。
食べ物も美味しいし、車で1時間ちょっとと時間もかからずというのも魅力です。
 
用事を済ませると、ちょうどお昼時。
ランチにと行ったのは、勝山漁協直営の「なぶら」でした。
 
お店は安房勝山の港に隣接、新鮮な魚を食べられるんです。
お隣の「ばんや」と同じく漁協直営、しかも2.5kmしか離れていないのに、混み方が大きく違うのはなぜなんだろう。
 
「ばんや」の方が、メニューが豊富で値段が安い。
一方、「なぶら」は並ばずにすぐに入れる。
 
何よりも異なるのは、国道127号沿いの「ばんや」に対して「なぶら」はちょっと奥まった場所にあること。
車でのアクセスの良し悪しでこうも違うものなのか。
 
今回は「海鮮なぶら丼」1,300円をチョイス。
要は刺身が7種類のった丼で、小鉢には太いヒジキ、サラダに味噌汁のセットです。
 
刺身は、12時方向から時計回りにイナダ、イカ(おそらくアオリ)、マグロ、アジ、その下になめろう、真鯛、そして天辺にサザエです。
 
こりゃ美味そうだなぁ。
さぁて、頂きま~す。
 
と、まずは冷静にサラダから。
 
食事はまず野菜から、どっかでそう読んだことある気がします。
新鮮な野菜、身体にも優しい味。
 
そして味噌汁も、しっかりとした出汁がでていますね。
 
本命の丼は、魚がとにかく新鮮。
刺身の一切れがデッカくて、頬張った時の満足感がハンパないです。
 
一番美味しかったのは…やっぱりアジとなめろうかな。
この地域はアジが名産なのと、東京で食べるものとの差が大きいんですよね。
 
ご飯は寿司飯で、ゴマがまぶしてあって酢もちょうどいい塩梅。
刺身と一緒に食べるとこれがまた美味、ついついご飯を多く食べてしまうので、少ないなと感じてしまうほどです。
 
うん、こりゃいい丼だ。
 
ヒジキは極太、もしかすると別の海草なのかな。
かなり甘めの味付けが染みていて、存在感のあるヒジキでした。
 
お店は2階で、途中の階段から見える海もまた美しい。
店内で海が見える席は限られてますけど、この景色もまた「なぶら」のセールスポイントです。
 
よし、また機会があれば是非行こうっと。
 
 
なぶら
0470-55-1598
千葉県安房郡鋸南町勝山234
営業時間:11:00~15:00
定休日 毎週火・水
 

2018年6月24日日曜日

【グルメ】往き交う中央線を眺めながら、のんびりとスムージー

久々に秋葉原に行って、軽くお茶でも飲んで帰ろうかなと。
そこでふと思いついたのが、マーチ エキュート、確かコーヒー屋さんがあったような気がするんです。
 
DSC_0019
お、そうそう、川沿いに席がたくさんあるじゃないか。
店に入ってみると、満席だったので断念せざるを得ず。
 
2階の中央線線路脇にも店があったけど、以前は混み混みで入れなかったんだよな。
 
お店に着いてみると、席はガラガラ。
2階には他に店舗がなく独立しているので、意外にも穴場になっていようです。
 
お店の名前は「プラチナフィッシュ」。
夜は名前通り魚料理中心のお店ですけど、隙間時間はカフェになっていました。
 
店内にはグリーンもあって、広々としたいい雰囲気。
このすぐ横を通り過ぎる中央線、なかなか珍しい光景を楽しめます。
 
そんな店内で、つぶつぶコーヒー牛乳スムージー。
 
甘めなのは想像と異なっていたものの、疲れが癒される優しい味。
コーヒーの粒が苦味のアクセントになっています。
 
秋葉原近辺は賑やかなお店が多いなか、静かに中央線を眺めながらゆっくり休む。
都会の喧騒を忘れることができる空間、いい所を見つけました。
 
 
レストランプラチナフィッシュ マーチエキュート神田万世橋店
03-6206-8455 予約可
東京都千代田区神田須田町1丁目25番地4 2 マーチ エキュート神田万世橋 2F
営業時間 月~土 11:00~23:00、日・祝 11:00~21:00
定休日 年末年始
 

2018年6月23日土曜日

【料理】ローストビーフは柔らか、他のオカズもまぁまぁ

週末の料理、今回は4品。
 
まずは手羽中と葉玉ねぎのマリネ。
手羽中は白ワインを振って塩胡椒、30分ほど冷蔵庫で寝かせてから、フライパンで焼いておきます。
 
葉玉ねぎは、玉の部分は細切りにして水にさらし。
葉の部分はざく切りにして、オリーブオイルで炒めてと。
 
その他、人参やパプリカも細切りに。
水にさらした玉ねぎをよく絞って、手羽中、炒めた葉、人参やパプリカとともに漬け汁に投入。
 
漬け汁は、調味酢1カップ、白ワイン半カップ、砂糖大さじ1を一煮立ちさせたもの。
玉ねぎから水分が出るので、少なめで大丈夫です。
 
手羽中も酢で柔らかくなり、野菜たっぷりで健康的なマリネでした。
 
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ポテサラは、スモークサーモンとクリームチーズ入り。
 
キュウリから匂いを抜こうと茹でたんですけど、水を絞るのがいい加減だったせいで全体が少々水っぽくなったのは失敗でした。
あと、クリームチーズはポテトが熱いうちに入れると、全体に馴染みやすくなるようです。
 
細かい失敗はあったものの、味はまぁまぁ。
次に活かしたいと思います。
 
余っていたバタビアレタス、まだ食べられるところを切り取って、マヨネーズ炒めに。
それにシラスのアヒージョをのせたところ、適度な塩気でなかなかの仕上がりに。
 
見た目は今一つながらも、ツマミに適した一品でした。
 
ラストは本命のローストビーフ。
最近、炊飯器調理で失敗しているので、今回はオーブンを使用です。
 
肉の大きさは320g、今回は160℃で25分焼いてみました。
肉の中心温度が62℃と高めになったので、ミディアムよりも火が通ったようですけど、柔らかさは維持。
 
どうやらこれが火を通す方のリミットかな。
次はもう少し焼き時間を短く、焼き加減をコントロールできるよう頑張ってみたいと思います。
 
 
【今日のワンポイント】
・シラスのアヒージョ、微塵切りニンニクと輪切り鷹の爪をオリーブオイルで軽く煮て、シラスを投入するだけの簡単な料理。今回はオリーブオイル少なめで調理しましたけど、たっぷり入れてパンに乗せるとこれもまたいいツマミに。