モーションウィジット

2020年10月31日土曜日

【散歩】柴又帝釈天は寺か神社か、ご存知でしょうか?

前の記事に書いたよう、空いている帝釈天参道を通過して柴又帝釈天に到着。

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二天門、建立は1896年とのことで120年以上前。
複雑な木彫が施されていて細部にも凝った造形、これを頭上に見上げると圧倒されます。

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南大門の方に廻って改めて境内を見ると、広いなぁここは。

ところで、柴又帝釈天は寺院か神社か、どっちかご存知でしょうか。
帝釈天というのは仏教の守護神の一人だそうで、ここは日蓮宗の寺、本当の名は経栄山題経寺。

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「柴又帝釈天」の方が知名度が高く、帝釈天という名前は寺院か神社かはわかりにくいですよね。
等々力不動尊で見かけたのと同様、二礼二拍手一礼でお参りしている人がこの日もいましたけど、まぁ誤解するのも仕方ないなと。

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寅さん映像ですっかり有名になっていますけど、リアル柴又帝釈天の広々とした境内でのんびりというのもいいもの。
この日は寄らなかった帝釈堂裏の彫刻も極めて素晴らしいので、一見の価値ありです。


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さて、一先ず市川までのウォーキング、江戸川に出ることに。

途中の山本亭、ここもなかなかの観光名所ながらも人影はほぼなし。
空いている時にまた来て、写真をゆっくり撮るのも悪くなさそうだなと。

向かいにある寅さん記念館、ファンにはたまらない聖地なのかな。
作品を摘んでしか観たことない私、どうも入る気になれず今日も素通りです。

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江戸川に出て振り返ると、着物姿の親子連れは…あぁ、七五三か。
微笑ましい姿、健やかな成長をお祈りしてと。

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今回、帝釈天参道で購入したのは名物の草団子。
『吉野家』は食べログ評価も高いようですけど、狙って行った訳ではなく、草団子買おうと思い立った時にたまたま近くにあったという巡り会わせ。

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その団子がこれで、開けてビックリ、なんて色が濃いんだろう。
色はよもぎ以外の何か? いや、よもぎのようです。

早速一口、おぉ、味が濃くて苦味も少々。
砂糖を使っていないので締まりがよく、そして餡の甘味が優しいんです。

そして、子供の頃に曾祖母が作ってくれた草団子が頭に。
河原まで一緒によもぎを採りに行った、そして団子を食べたというだけの記憶ながら、安らぎのある暖かい時間。

何気なく買った草団子でしたけど、美味しいだけでなく思い出にも浸れたことに感謝。
ご馳走さまでした。




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吉野家
03-3673-0898
葛飾区柴又7-6-18
営業時間 10:00~売り切れまで
定休日 不定期(7,8月はお休み)

2020年10月30日金曜日

【散歩】柴又帝釈天の参道が空いていたのは朝だから? コロナのせい?

とある休日、この日は筑波山近くにある小田城、下妻の大宝八幡宮を巡ろうかと家を出たところで…

う、しまった!
小田城行きのバス、下妻の常総線ともに本数が少ないので事前に調べていたんですけど、最寄り駅を9:15に発たなければいけないところ、自宅を出る時間とすっかり勘違い。

7分遅れとなっていしまい、電車の中でリカバリー策を考えたんですけど…
電車もバスも待ち時間が40分以上も、こりゃ駄目だな。

早々に諦めて行き先を変更、柴又帝釈天に寄るウォーキングに切り替え。
一転、金町駅を目指すことにしました。

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金町は水戸街道の要所、国道6号と平行して旧水戸街道が残っています。
この旧水戸街道を南西に、どこを目指したのかというと…

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帝釈道の碑、江戸時代はここを左に行くと水戸街道、右に入ると柴又帝釈天にという分岐点だったんです。
柴又帝釈天へのお参りの出発点、さて、江戸時代の人になった気分で歩いてみましょう。

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と帝釈道を歩いても…それらしきものは一切なし。
歩道が整備されていて歩きやすいところもあるものの、ごく普通の住宅街の道でした。

唯一、相撲の東関部屋があるのは帝釈道っぽいかな。
そう思ったんですけど、5年ほど前に建てられて、ここには最近移転したとのことなので、帝釈道の歴史には無関係。

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なんていう間に、柴又駅に到着。
結局、帝釋道には何もなく、ただ遠回りしただけだったか。

「いやぁ、そんなことねぇ、健康のためにはたくさん歩けて良かったじゃねぇか。」
(寅さんって、こんな話し方だったっけかな)

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帝釈橋を渡り、帝釈天参道へ。

葛飾有数の観光地も、午前中はまだ空いているんだなと。
いや、コロナの影響で観光客が減っているのかな。

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人がたくさんいて、歩くだけでも難儀な参道。
そんな印象しか残っていませんでしたけど、これだけ空いていると写真も撮りやすい。

赤い提灯なんてあったっけ?
帝釈天参道の文字がメイリオフォントっぽくて読みやすいな。

そんなことにも気付ける余裕、いいですね。

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秋空に鮮やかな風車の色、そして石畳に映る木造建築の影。
コロナ終息後は元に戻ってしまうかもしれませんけど、柴又帝釈天は早い時間の方が空ていい、そう記憶に植え付けてと。

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老舗の川千家、開店11:00の5分前。
人気店でも行列はできておらずで、少し待ってここで鯉こくでも食べていくかとも思ったんですけど、そうだ、今日は家まで歩くんだった。

次は柴又帝釈天に、というところで、続きはまた明日。




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【今日のワンポイント】
・「柴又帝釈天」「コロナ」でネットを調べてみると、4月末は観光客激減で参道にはほぼ誰も歩いておらず。お店はさぞかし大変だったでしょうね。

2020年10月29日木曜日

【料理】青パパイヤを初購入、鯖缶と和えたサラダは美味だった

今日は『道の駅いちかわ』まで歩こう。

距離は6km弱、買い物をして荷物を持って最寄り駅の市川まで歩くと、プラス3km。
休日の運動にはちょうどいい距離なんですよね、

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歩いて1時間弱で到着。

キッチンカーも何台も出ていて、かなり盛況な様子。
東京から最も近い道の駅、利用も定着してきているようです。

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ここに来たら野菜をと思っていたんだけど、何を買うかな。
お、ドラゴンフルーツも置いてあるけど、まさか市川で採れるの?

いやいや、そんなはずはなく普通に沖縄県産。
地元食材じゃないけど、暫く食べていないのでこれは買っていこう。

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歩いて喉が乾いたので、アイスキャンディー食べたい。
市川といえば梨、梨味の一品を購入です。

溶けないアイスと書いてありましたけど、確かにその通りでした。
原材料名を見ると、ピューレに「増粘」と。

増粘剤、海藻や澱粉から作られるもののようです。
食感は多少代わりサクッとした感覚は弱まるものの、これはこれで十分にあり。

甘さも控えめで梨の風味もしっかりとある、美味しいアイスキャンディーでした。

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そして購入品がこれ、ドラゴンフルーツ以外に新高梨、ラディッシュ、そして青パパイヤ。

新高梨は直径16cm、と超ビッグサイズ、シーズン最後に食べておくべく。
ラディッシュは暫く食べていないので夕食のおかずに、そして青パパイヤは初めて見たので買ってみました。

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青パパイヤの下処理、まずは皮に包丁で薄く筋を入れておいて10分ほど。
不思議な白い液体が滲み出てくるので、これを洗い流す。

半分に割って、種とワタをスプーンで掻き出して。
ゴーヤの下処理と同じですね。

ピーラーで皮を剥き、今回はエノキと和えるのでスライサーで同じような長さと太さに整えます。
そしてアク抜き、塩水やレモン水が良いと書いてあるサイトもありましたけど、私は水のみで20分ほど、途中で一度交換したのみでした。

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エノキとあわせてレンジで蒸してから、鯖缶をほぐして投入するのみで完成。
味付けは醤油マヨでもよし、山葵ドレッシングでもよし。


エノキも青パパイヤも、シャキシャキした食感が面白い。
青パパイヤはほぼ味がなく、鯖缶の旨味が加わりなかなかの味わいでした。

クセになるっていうほどの味ではないものの、見かけたら一度食べてみるのもお勧め。


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ラディッシュは、ズッキーニとともに梅干し和えに。
脂っこい主菜に口をサッパリさせるにも、ご飯にのせて食べるにも適しています。

よく叩いた梅干しに30分ほど漬けておくこと、そして小量の昆布茶と砂糖を加えるのがポイントでした。


最後にフルーツについて。

ドラゴンフルーツはほぼ味がなし、ほんの微かな甘味を感じる程度。
暫く食べていないのでどんな味だったか思い出せずですけど、見た目が派手な割には中身はおとなしい、人間にもいそうです。

新高梨は測ってみると1.3kg、道理で重かった訳です。
味も大味なのかと思いきやしっかりと甘く、特に芯に近いところの味の濃さは素晴らしかった。


道の駅での買い物、楽しいですね。
季節が変わったら、また散歩がてら行くことにします。




【今日のワンポイント】
・青パパイヤには、パパインというタンパク質を分解する酵素が大量に入っているそうで、肉を柔らかくする作用もあるし、ダイエットにもいいらしいですよ。

2020年10月28日水曜日

【観光】笠間の街歩き、昭和レトロなカフェでホッと一息

笠間に行くのは、昨年の菊まつりの時に続いて2回目。
あの時、なかなかいい街だと思ったので、改めて訪れてみたいと思っていたんです。

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まず訪れたのは『かさま歴史交流館 井筒屋』。
展示物は少ないですけど、笠間城の歴代城主を紹介したパネルが並んでいたりと、小綺麗な展示は好印象でした。

井筒屋は明治時代創業の老舗旅館、東日本大震災で被災し廃業となってしまったそう。
そういえば、坂本九も披露宴を井筒屋でやったとのこと、母方の故郷が笠間だったようです。

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この模型を見たかったんですよ。

江戸時代まで残っていた山城、石垣で近世城郭に生まれ変わっていた様子。
山腹の竪堀や横堀も再現されていて、なかなかリアルな模型。

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席について改めて店内を見回すと、昭和レトロが売りなのか。笠間城址への案内写真。
佐白山は標高182m,ここから歩いて登っても大した時間はかからないんでしょうけど、それはまた次回、一人で来たときのお楽しみに。

ちなみに、父は子供の頃に笠間に遠足か何かで来たことがあるとのこと。
「この近辺の山に登り、高山病になったことがあるんだ。」と。

遠足で登れるといえば、笠間城のある佐白山のことだと思いますけど…
たかだか192mで高山病になる訳がない。

何十年もそう信じきっている本人、追求・糾弾するのはやめておきました。

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笠間稲荷神社にもお参り。
菊がなくても、この神社は規模が大きく立派ななんだなと。

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門前町でコーヒーでも飲んでいくかな。
『かさまカフェ』、店頭販売もしていて忙しいらしく、店内に入ったら「入口で先に注文してください」と、入口に行くと「先に席に座ってください」と。

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改めて店内を見回してみると、椅子や机は学校風。
こういう雰囲気も笠間の街には悪くないです。

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コーヒーは普通に美味しく、これで目は覚めたな。

よし、稲荷寿司を買って帰ろう…え、本日売切とな。
観光地の土産物はあるのを見た時に買う、この鉄則を忘れてはいけないですね。




かさま歴史交流館 井筒屋
0296-71-8118
笠間市笠間987
営業時間 9:00~22:00
定休日 月

2020年10月27日火曜日

【観光】茨城の山の中、こんなところに出雲大社

満腹の満足感のなか、次の観光地は出雲大社。

え?、出雲大社? こんなところで何言ってるの。
母にはそんな反応をされましたけど、あるんですよ、常陸国出雲大社。

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ほら、この雰囲気、出雲大社ですよね。

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ちなみに昨年行った島根の出雲大社の写真。
風情の有無はともかく、全体の雰囲気はそのもの。

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この注連縄、半端ないデカさです。
てっきり島根の出雲大社から移設されたものかと。

ここのは長さ16m重さ6tという代物、本家出雲大社は長さ13m重さ5.2tらしい。
車4台分の重さ、どうやって作り、ここに吊るすんだろう。

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先に参拝していた方が、お賽銭を天に向かって投げているんです。

何をやっているんだろう。
全く意味不明だったんんですけど、暫く見ていてようやくわかった。

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この注連縄、コインが刺さるんですね。

よし、やってみるか…と、そうだ。
五十肩で、右肩がスッとは上がらないんだった。

でもまぁとやってみると、下から投げ上げるだけなら肩には負担がかからず。
2度目でサクッと刺さって、何回も投げていた方からの拍手、ありがとうございます。

同行していた義理の弟は一撃、彼は器用なんですよね。
中には硬貨を投げ上げるつもりが、注連縄を外して大きく飛んで行ってしまうこともあり、見ててもやっても面白いイベントでした。

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この神社の展望台からの風景、筑波山が綺麗に見えます。
この景色だけでも、ここにお参りする価値は充分にあるんじゃないかなと。

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本殿も、高く聳え立つ立派な造り。
かつての出雲大社、数十mあったという特徴に近づけるよう再現しているんですね。


こんなところに出雲大社、意外に楽しめるのでお勧めですよ。




常陸国出雲大社
0296-74-3000
笠間市福原2001
拝観時間 8:00~17:00