モーションウィジット

2020年10月14日水曜日

【観光】小田原観光、『生命の星・地球博物館』からスタート

とある休日、今日は小田原城と石垣山城に行こう。

そう思って近くの観光施設を探ってみたところ、『神奈川県立 生命の星・地球博物館』なるものがあるのを発見。
石垣山城に近いので、ここに寄って行くことにするか。

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地球博物館は、箱根登山鉄道の入生田駅のすぐ近く。
あとのスケジュールもあるので、ここには朝一番の9:00に行こうかな。

箱根登山鉄道に乗るのは初めて、箱根湯本方面という文字をみると、ワクワク感がそそられますね。

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予定通り、9:00ほぼぴったりに到着。
まぁこんなところにある博物館、しかも朝一じゃ誰もいないよな。

建物に近づいていくと、入口は地下1階と。
そしてその地下1階からは、ワイワイガヤガヤと声が聞こえてきます。

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ありゃ、並んでいるぞ。

大半は子連れでしたけど、人数はそれなりに。
ソーシャルディスタンス確保のための番号が足元に、56番に並ぶことに。

20分ほどで館内に入れましたけど、まさかこんなに人がいるとはねぇ。

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この日の特別展はゴンドワナ大陸。
聞いたことがあるような無いような名前ですけど、大陸移動の過程で南アメリカ、アフリカ、オーストラリア、南極にインドと、南半球寄りの大陸が一つにまとまっていた時の呼び名らしい。

5.3億年前。
大陸が移動するのって、1年に数センチでしたよね。

仮に5cmだとして、5億年だと…
5 × 500,000,000 = 2,500,000,000 (cm)
2,500,000,000 (cm) = 25,000,000 (m) = 25,000km

なるほど、期間があれば地球半周分以上は動く訳か。

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常設展示、でっかい地球儀から。

光っているところが火山噴火と地震発生、だったかな。
世界には数多くのポイントがあり、日本近辺にも当然ながら多数ありました。

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大陸が衝突するところには長期間にわたり高圧力がかかる、なので奇石や宝石ができる、という説明だったような。
へぇ、世の中には、アロエと見紛うような石もあるんだな。

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昆虫標本も多数ありましたけど、この展示が美しかったんです。
色鮮やか、色とりどりの長が一斉に飛んでいるような躍動感。

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コームパッシア・エクセルサという名のボルネオ島にある木。
高さは70mにもなるものもあるそうで、この博物館の天井いっぱいまでの展示。

ここまでどうやって持ってきたんだろう、そしてどうやって入れたんだろう。
考えても答えが出る訳がないですね。

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動物の骨も多数。
天井から吊るすのは、そりゃ骨が折れたでしょう…いや、落とすと折れるのか。

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2階は「神奈川の大地のおいたち」という展示。

伊豆半島は後から日本列島に衝突した島というのは有名ですけど、丹沢も実はそうなんだとか。

それぞれ、100万年前、500万年前とのこと。
次は大島か? 一体何年後だ?

地球のパワーを感じる博物館、国立科学博物館の小型版みたいなものですけど、ここはここでなかなかの面白さです。
入館料520円は決して高くない、そんな充実した展示でしたよ。




神奈川県立 生命の星・地球博物館
0465-21-1515
小田原市入生田499
開館時間 9:00~16:30
休館:月 (祝日を除く)、毎月第2火、12月・1月・2月の火

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