【観光】スマホアプリで割引あり、古を再現するARも楽しい小田原城

さて、小田原城の天守を観ることにしましょう…と。
えっ!

遠目にはわからずでしたけど、天守に向かう階段には行列。

さては城オタが増えた? 訳ゃない。
気候のいい日、コロナで遠くに出掛けるのも…という状況、近場の観光地として皆さん小田原城に来ているんでしょう。

とはいえ、城が小田原の観光客を増やすのに貢献していることは間違いないなと。

並んでいる間は暇、さっきインストールした「小田原さんぽ」アプリを通してみると、おぉ、ここにもAR。
本丸御殿、見事に再現されているじゃないですか。


そうだ、アプリ繋がりで、「小田原城展示ガイド」もお勧め。
これを入口で見せると、入館料10%オフになります。

10%オフってたったの50円ですけど、このアプリを真面目に使えば、天守内展示の説明も聞けるとのこと。
入れておいて、損をするものじゃないですよね。

天守内に入っても行列は続き、少しずつ進む列で歩きながら展示を観る、という感じ。
皆が立ち止まるほどの展示物がない、だから流れが滞らないのはまぁよしとして、これってバリバリの3密じゃないかな。

こんなパネルもじっくり観る時間あり、へぇ、小田原城の天守って全国7番目の高さなんだ。
小田原城の天守は地震で何度も倒壊、現在の復興天守のモデルは、1706年に建てられたものだそう。

写真展示が中心の4階はさすがに地味なので空いていて、ここはじっくりと観ることができました。

明治に入った頃の櫓の写真、ボロボロですね。
戊辰戦争で戦があった訳でもないので、長年メンテナンスできずにこんな姿になったんでしょう。

城内ほぼ全ての建物が解体された、というのもやむを得ないなと。

第二次世界大戦後の一時期、再建した天主台の上に観覧車があったんだそう。
簡素な造り、外れて転がっていきそうでハラハラしますね。

最上階の5階は展望台、石垣山城方面もよく見えます。
北条氏が居た元の小田原城とは景色が少々異なるんでしょうけど、あんなに近い山に城を築かれたら堪らんだろうなぁ。

そうだ、ARは…お、見えた。

おや? 金網を跨いで土塁と壁が。
まぁ細かいことはどうでもいいですね。

以上、小田原城は正直それほど充実した展示とはいえませんけど、スマホアプリとの組み合わせはユニーク。
行くのなら、インストールしてからがお勧めですよ。

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小田原城天守閣
0465-22-3818
小田原市城内6-1
営業時間 9:00～17:00
休館日 年末年始、12月第2水