・東武アーバンパークライン高柳駅近くの台湾料理店『百楽門』でランチ。ボリューム満点の麻婆豆腐セットを注文し、その本格的な「麻(しびれ)」の効いた味わいとコスパに感心。
とある休日、山登りの師匠とともに東武アーバンパークラインの高柳駅に。
近くにあった『百楽門 高柳店』でランチを食べることにしました。
『百楽門』というのは台湾料理店、千葉県のこのエリアに何軒かお店を展開しているようです。
昔から変わらずあるという、派手すぎないこの外観。
こういう佇まいは長く地域に根付いている証拠であり、味に裏打ちされた確かな実力を持っているんですよね。
定食は高コスパ
今回注文したのは麻婆豆腐定食。
台湾料理のお店で麻婆豆腐ってありなのか?という疑問を覚えながらでしたけど、私ゃ麻婆豆腐が大好きなんですよ。
値段も安く…むむっ、細かくは覚えていないですけど、確か880円だったような。
それでこのボリュームというのは、超お得と言えるのではないかな。
よし、それでは早速。頂きましょう。
台湾料理店の本格麻婆
まずはサラダから。
ごく普通ではありますが、野菜は新鮮でシャキシャキとしていい味です。
セットのたまごスープの塩加減もいい感じで、これだけで、このお店は正解だったなと確信。
さて、メインの麻婆豆腐はと。
この百楽門の麻婆豆腐は油と唐辛子がしっかりと使われており、本格的な雰囲気。
一口食べると、まず感じるのは、山椒の「麻(マー)」、つまり舌を痺れさせるような本格的な刺激です。
これは、日本の家庭料理としての麻婆豆腐とは一線を画す、四川料理のエッセンスを強く受け継いでいる証拠。
その辛さと痺れが食欲を強烈に刺激、ご飯のおかずとして非常に優れているので箸が… いやスプーンが止まらない。
それにしても「一人で食べる量じゃない」と感じるほどのボリューム、なかなか減らないという嬉しい悲鳴を上げながら食べ進めます。
辛いものが好きな私にとって、このダイレクトに来る辛さと、旨味が絡み合った深いコクは、まさに至福の味わい。
台湾料理店でありながら、中国大陸の食の伝統も受け継いでいるという、歴史的な食の広がりを感じさせる一品。
終わりに
麻婆豆腐はお店によって味にバリエーションはありますけど、どの店も十店十色で美味。
今回の『百楽門』の麻婆豆腐は、その中でもコストとボリューム、そして本格的な「麻」の要素が際立っていました。
台湾料理のルーツは、大陸からの移民の料理。
国民党政府が台湾に移って以降、中国各地の料理人が台湾で腕を振るった歴史があるんだそう。
台湾料理店で本格的な四川風麻婆豆腐が提供されるのも、食文化の融合の歴史を考えれば頷けますね。
いや〜美味しかった、ご馳走さまでした。
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