・ウォーキングがてら訪れた「道の駅いちかわ」、千葉のご当地グルメ「八平の食堂 アリランらぁめん」を調達。アリランらぁめんの「ニンニク濃厚醤油スープ」の奥深さは、中毒性のある美味しさ。
とある休日、この日は新鮮な野菜調達を兼ねて『道の駅いちかわ』に行ってくることに。
自宅から片道6km弱、私にとってのちょうど良いウォーキングコースなんですよね。
過去何回か、このブログでご紹介している『道の駅いちかわ』。
千葉県市川市の地元産野菜や果物を始め、千葉県内の特色あるローカルフードや土産品を集めた複合施設です。
ウォーキング後の水分補給とローカルサイダー
まずはウォーキングで乾いた喉を潤すため、ドリンクコーナーへ。
手に取ったのは、「おいしい房総サイダー びわ風味」。
パッケージには魅力的なびわの絵が描かれていますけど、原材料を見ると残念ながら果汁は入っておらず。
私の舌では、このサイダーから「びわ」の風味を識別するのは難しいというのが正直なところです。
とはいえ、キンキンに冷えた炭酸飲料は、歩いた後にはちょうどいい。
残念ながらびわの風味は識別できなかったものの、こうした『地元の名物』を名乗るローカルサイダーは、旅の思い出と結びつく情緒的な価値がある。
そんな一品でした。
八平の食堂 アリランらぁめんの覚悟
ついでに買ってきたのは、「八平の食堂 アリランらぁめん」(レトルト)。
以前からその強烈なルックスと名前に惹かれていたんです。
とはいえ、ニンニクやニラが主役のラーメン、きっと家族は食べないだろうと購入を躊躇。
今回は「よし、3回に分けて私一人で食べよう」と、覚悟を決めての購入です。
八平の食堂のアリランらぁめんは、千葉県の長柄町発祥のご当地ラーメン。
「アリラン」というのは、朝鮮半島の伝説の峠「アリラン峠」なんだそうです。
発祥の店の場所が峠にあり、これを越えられるようなスタミナのつくラーメンという意味でこの名前になったんだとか。
醤油ベースのスープに、大量のニンニク・玉ねぎ・ニラなどを炒めた具材が加わるのが特徴。
強烈なパンチ力がありながらも、野菜の甘みと旨味が調和した中毒性の高い**ローカルフード**として知られているんです。
ニンニクと玉ねぎが織りなす化学反応
作り方は簡単。
・麺を茹で、湯で薄めたスープに加える。
・フライパンで2cm四方の玉ねぎをよく炒め、最後にニラを加えて麺の上に乗せる。
本当はチャーシューなんかがあった方がいいんでしょうけど、スープをしっかり味わいたかったのでこの日はなしにしてと。
よし、それじゃ頂きましょう。
箸で中細麺を持ち上げ、濃厚なスープを絡ませて一口…
お、ニンニク濃厚醤油スープの旨味が舌を直撃。
ニラのパンチもあるものの、その刺激を炒めた玉ねぎの持つ深い甘みが絶妙に受け止めています。
この玉ねぎのおかげで、スープは濃厚でありながらも後味がスッキリ。
中細麺もこの濃厚なスープによく絡まり、一口ごとに確かな満足感をもたらします。
この複雑な旨味の構成は、一度食べたら忘れられない中毒性がある。
ついスープを飲み干すほど癖になる味、そう断言できます。
野菜の甘みとニンニクの力強さという相反する要素のバランス、これがアリランらぁめんの最大の成功要因なんでしょうね。
終わりに
いやぁ、美味しかった。
食べた後は身体が温かまるこのラーメン、なかなか素晴らしいなと。
美味しい品を手軽に買える『道の駅いちかわ』に感謝。
ご馳走さまでした。
【おまけのワンポイント】
・ラーメンのスープに大量のニンニクや玉ねぎといった野菜を使う文化は、高度経済成長期に肉体労働者に向けた栄養補給とスタミナ増強という実用的な目的から広まったものなんだそう。
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