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2025年12月23日火曜日

【イベント】脱・バスツアー!百里基地航空祭を車で攻略。予約なしの駐車場争奪戦で掴んだ奇跡の勝利

【この記事のポイント】
・昨年の不満を解消するため、百里基地航空祭への交通手段をバスツアーから自家用車へ変更。友人Kの「駐車場は現地で探す」という豪胆な戦略と、出発時間の急な前倒しというハプニング。さて、無事に車を停めることはできたのか…。


今年も行ってきた百里基地航空祭。

航空自衛隊の主要なイベントの一つですけど、今回はこれまでになかった様々なハプニングに遭遇する、愉快な1日となったんですよ。
そんな様子について、いくつかの記事に分けてご紹介していきます。

昨年の不満解消と交通戦略の変更



まずは交通手段から。

昨年はサンケイバスツアーを利用してみたものの、最大の不満は現地の滞在時間でした。
具体的には、オープニングの飛行展示に間に合わないこと、そして帰りの集合時間があるため、最後まで航空祭を観ることができないこと。
いつものメンバー2人も同じ経験をしたので、今年は時間の制約を排除するため、友人Kが車を出してくれることになったんです。

事前の相談では、友人Kは4時に家を出発。
Uさんを5時にピックアップ、私の家に来てくれるのは6時ということでした。

3人のなかで私の家が百里基地に最も近く、現地までは2時間はかからず。
なので8時前には到着するだろうという算段です。

IT時代の時間調整とアナログな誤算



6時に来てくれるということは、5時に起きれば余裕だな。

当日朝、自然に目覚めたのは4時50分。
さて、彼らは「予定通り」とかLINEで連絡してくれているかな、とスマホをチェック…

え?!
5時10分頃には家に到着するって?!

ちょっと待て、あと20分くらいしかないじゃないか…
まさかの「早朝の奇襲(サプライズ・アタック)」。

なんていう状況でしたけど、前の日に準備を整えておいたので何とか間に合った。
予定より50分も早い現着に、私のモーニングルーティンは一瞬で崩壊です。

駐車場を巡るローカルビジネスとの攻防





こんなに朝早くになったのは、ちゃんと理由がある。
それはなんと、駐車場は「現地で探す」作戦だったからなんですよ。

百里基地近隣では、基地に住んでいる方が空き地をにわか駐車場として航空祭に合わせて開放するという、ローカルなギグエコノミーが展開されます。
競争率が高いのは目に見えているので、私のようなリスク回避型の人間は事前予約しておくはず。

ところがKは「不確定要素」を愛する豪胆な男。
事前予約という安全策を捨て、現場の流動性に賭ける博打のような戦略をチョイス。
なので朝は早ければ早いほど、良い場所を確保できるというわけです。

6時より前に来る可能性はあるだろう。
そう考えてと5時起きにしていたものの、まさかそこまで早いとは…



でと、駐車場探しは若干の手間がかかったのみでした。

まず、私が見つけた予約できるところは、百里基地正門まで3.6km。
この距離はウォーキングには適しているものの、決して近いとは言えないですね。
これよりも近い駐車場はないか、という基準で探したんです。

まず1つ目…すでに満車。

2つ目は「予約のみなんですよ」とのことでしたけど、Kがなんとか粘って交渉。
「他で見つからなければまた来てみてください。もしかして予約の方が来ない可能性もありますので。」と、余地を残してくれました。

3つ目は当日も受付ているようでしたけど…
入口にいた中学生ぐらいの女の子には、車を入れていいかどうか判断できず、また少々パニックっていたのでパス。
そして4つ目は完全に予約のみとのこと、さてどうしようか。

とりあえず3つ目に戻ってお嬢ちゃんに聞いてみたところ、どうやらパニックも落ち着いた様子。
「ね〜、入れていい〜?」という彼女の声が静寂に響くも、奥からの返答はなし。

結局、彼女の判断で入れてくれました。
百里基地正門まで2km弱のところに駐車できたとは、これは超ラッキー!

こういう状況では、私だったらすぐに諦めてしまうんですよね。
Kの持つ交渉力と、即興で信頼を築く「人間力」。
理論派の私には真似できない見事な勝利でした。

終わりに



今日の記事はこれぐらいにしてと。
朝から数々のハプニングに見舞われたものの、無事にミッションを達成です。

明日からは百里基地航空祭の様子について書きますので、どうぞお楽しみに。




【おまけのワンポイント】
・航空祭の基地近隣で発生する「にわか駐車場ビジネス」、ITを活用すればマップや空き情報を効率的に共有できるものですね。とはいえ、土地所有者も、この日のためだけに共有サイトと契約したり、空き情報を更新したりというのは面倒というのもよくわかる。両者を上手く繋いでくれる仕組みがあるといいんですけどね。

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