モーションウィジット

2023年4月30日日曜日

【グルメ】山梨産の馬刺しは味が濃い

【この記事のポイント】
・河口湖での夕食、買ってきたものを宿で中食
・甲州ワインは言うまでもなく、わかさぎ南蛮漬け、鳥モツや馬刺しといった山梨の味を存分に堪能



河口湖初日の夕食、この日は雨降りだったので宿で食べることに。

こういう時にいいのは『スーパー高田屋』。

これまで何回か惣菜を買っていて、薄味で美味しいことは確認済み。
何品かを選んで、さて、今回初挑戦の店舗に伺うとしましょう。

『肉のささき』、馬刺しを売っているお店。
山梨県産の馬刺しはスーパーにはなく、今回は馬刺し好きの父もいるので買ってみようかなと。

さて、今日の外出はおしまい。
今日はゆっくりできるので、まるきワイナリーの「いろグラン甲州」で一息。

飲み口はさっぱりしていて、ドライ・シャープな印象なのはシュール・リー製法だからでしょう。
かすかに香る甘めの果実の香りが心地よく、このワインなら料理は何でもOKという感じ、甲州らしいワインに舌鼓。

呑みながら夕食の準備を整えてと、よし、それでは頂きましょう。

まずはわかさぎ南蛮漬けと鳥モツ。
さっぱりとしたわかさぎ南蛮漬けは良く食べる一品、ゆっくり食べるとわかさびの旨味がにじみ出てくる美味しさはクセになります。

鳥モツはお店で味付けをしているようで、真空パックのものよりも新鮮な味わい。
身体にもこっちの方が良さそうで、ワインのツマミにとついつい手が伸びる一品でした。

餃子とかぼちゃコロッケ、どちらも定番品でハズレがないもの。
特にカボチャコロッケは、味が濃くてぎっしりとカボチャが詰まっていていい味でした。

かき揚げ、スーパーで買ってきてもなかなか美味しく食べられないおのですよね。

今回はレンジの温め機能で温度高めに仕上げたんですけど、取り出したばかりでは美味しいものの時間が経つとペシャっとしてしまうのは相変わらず。
今後に残る課題です。

最後は馬刺し、専門店で買ってきたものなので間違いない美味しさ。
生姜やニンニクを買い忘れたのが悔やまれるところですけど、美味しい馬刺しは醤油だけでもいい味。

上ももという部位、1,000円くらいでこの量を買えるというのはまぁお得でしょう。
『肉のささき』も、今後とも利用させてもらおうと思います。

外食せずとも、自分で料理せずとも美味しいものを食べられる河口湖。
やっぱりいいものです。






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2023年4月29日土曜日

【グルメ】美術館のカフェ、抹茶ティラミスで一休み

【この記事のポイント】
・久保田一竹美術館のミュージアムカフェで一休み、抹茶ティラミスが甘さ控えめで美味だった



絞り染めの素晴らしさ、庭園の美しさをたっぷりと感じて。
両親は引き寄せられるように『ミュージアムカフェ』に、ここは入ったことないから私も何か食べようかな。

カフェ入り口はこんな感じ、なかなか洒落た空間ですよね。
大とろ牛乳というのが売りのようですけど、一体どんなものなんだろうか。

スイーツを食べなくても、店内の展示を見ることはできるんです。
アクセサリー類など様々置いてあるものの、これをお土産に買っていても気に入るかどうか。

ふと、子供達が小さい時に中国出張に行って買ったお土産について思い出しました。

息子には本物のサソリをガラスに封じ込めたキーホルダー、娘にはパンダをあしらったイヤーウォーマーを持ち帰り。
ここで娘が「私もサソリがよかった〜」と大騒ぎ、その後はどうなったんだか記憶にないんですけど、小学校中学年の女の子がサソリを欲しがるなんて想像もせず。

個性ってあるもんだ、お土産選びって難しいんだと深く記憶に刻まれているという訳です。

話を戻してと、私が選んだのは抹茶ティラミス。
そういえばいつだったか食べたような気がするけど... あ、これだな。
たまにスイーツを食べる際、私のチョイスとして定番化しているようですね。

両親は大とろ牛乳のいちご、これも撮っておきなさいと言われて。

大とろ牛乳というのは、コラーゲンを加えて冷やして固めた牛乳とのこと、いちごとの相性がいいのは言うまでもないですね。
雨の平日だったせいかシャインマスカットをおまけで加えてくれたとのこと、これが美味しくないわけがないという鉄壁の組み合わせですね。

抹茶ティラミスに戻ってと、これも想像していた以上の美味しさ、「甘くない、しっかりと苦味」というのがいいんです。

私も甘いものは食べるものの、大好きというほどではないというのが正直なところ。
どちらかというとクリームのコクを求めているので、甘さ控えめのマスカルポーネを大量の抹茶で覆ったこのティラミスは好みの味でした。

両親、特に母がおおいに気に入った様子の久保田一竹美術館、天気の優れない日の観光スポットとしてはイチオシだということを実感。
また季節を変えて、お邪魔しようと思います。






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2023年4月28日金曜日

【旅行】雨の河口湖、外国人観光客ばかりの美術館

【この記事のポイント】
・両親を連れてお気に入りの久保田一竹美術館を訪問、感動的な作品の数々に喜んでもらえたかなと
・外国人観光客が95%というのに驚きつつ、海外でも評価されているんだと嬉しくなった



今日は雨降りですけど、こういう日でも楽しめるスポットがあるのはメジャーな観光地である河口湖のいいところ。

昨年の秋に妻と行った『久保田一竹美術館』なら、両親も喜んでくれるんじゃないか。
提案してみると乗り気、宿から歩いて10分ちょっとという近さもこういう日に適している要素。

入口に到着、前回来た紅葉の季節の休日より遥かに空いているのは、平日で雨降りだからでしょう。
災い転じて福となす、とは正にこういうことかな。

おかげで誰も写り込まない構図で門を撮ることもできました。
東南アジア辺りの遺跡、そんな雰囲気の風景ですね。

新館の入り口、こんなところに馬の像があるとは気付かなかったな。
こちらは地中海、ギリシャ文明の影響を受けている島、というところかな。

新館内にあった像、撮影禁止かと思っていたもの。
外国人観光客が写真を撮っていて、よく見てみると一つ一つのに撮っていいかNGかの表示があったんですよね。

この観光客は、日本のものだと思って撮っているんだろうか。
日本の神様とは似ても似つかぬ… いや待てよ、天狗に似ているといえば似ているかな。

この博物館は絞り染め、つまり着物が展示物であるということを認識してくれてればまぁいいか。

本館は白い階段の上、中は写真撮影不可なので、様子については公式HPを御覧下さい。

【本館】作品展示室

秋に来た時も美しい作品が並んでましたけど、今回の展示もまた別の作品で素晴らしい。
両親も感動して鑑賞、ここをチョイスしたのは正解でした。

絞り染めだけでなく、庭の美しさもこの美術館の特徴。

雨降りであるがゆえ、苔の色がなお一層鮮やかで美しいんですよ。
傘をさしながらの散策、それでも両親ともに隅々まで歩いていたので、やはりここに来て良かったなと。

庭の最奥には慈母像窟。
インドの物資に彫ってもらった普賢菩薩像だそうで、久保田一竹の亡き母を偲ぶためのものなんだそうです。

帰り際、感じのいい美術館スタッフが話しかけてきてくれて、以下のようなお話を聞きました。
・この季節は富士山と桜で外国の方が多く、来館者の95%にもなる。
・この美術館が所蔵している絞り染めは104点。いずれも美術品であり、並行して着用の着物は多数作られていた。
・久保田一竹も元々は江戸縮緬の着物を造っていた。目にした辻が花の魅力に取り憑かれ、幻と言われた技法を自ら蘇らせた

104点もあるのなら、また来れば別の作品を見ることができるのでしょうね。
いや、同じものだとしても、全部記憶に残っているわけではないので心新たに楽しむことができるんだろうなと。




久保田一竹美術館
山梨県南都留郡富士河口湖町河口2255
0555-76-8811
営業時間 10:00〜17:00
休館日 火曜

2023年4月27日木曜日

【グルメ】さっぱり味のほうとう、外国人観光客向けなのかな

【この記事のポイント】
・河口湖でのランチ、お目当ての鰻は予約必須でNGだったので湖畔の『ふなつや』に
・外国人の多い店、ほうとうもそれ用に作られているようで若干物足りないなと



河口湖に行ったら鰻を食べよう。
父が拘っているので、『鱗』というお店に向かってみることに。

河口湖駅から向かうと、富士急行の踏切を渡らないというルートもあるのを発見。
要は富士急行の終端よりも西を通る訳で、そこから見た景色がこの写真です。

電車が来ることはまずない線路、こんな風景を見ることができる場所は少ないよな。
雨が降っているせいもあってか少し寂しげな風景、これを通り過ぎたすぐ先に『鱗』はありました。

営業開始は12時、まだ30分弱あるけどここで待とうか、どうしようか。
早めにオープンしてくれそうな雰囲気もないし、河口湖駅まで一旦戻ってから改めてということに。

河口湖駅に到着して、何か嫌な予感がしたのでお店に電話。
「すみません、今日のお昼に3人入れますでしょうか。」

「あ、すみません。うちは前日予約のお客さんだけになっているんですよ。」
やはり、嫌な予感は当たったな。

仕方ない、河口湖畔まで歩いて、入れるお店に入ることにしようか。

『ふなつや』の以前から存在は知っていたんですけど、なかなか入る機会がなかったお店。
レストランが2階にあるというのは古くからある店舗のスタンダードのようで、階段を昇って入ってみることに。

案内された席に座るとメニューが置いてあり、お、ほうとうもあるのか。
値段も1,100円と比較的安め、私はぴり辛ほうとう、父は普通のほうとうをチョイス、母は天ぷらうどん935円を選んでました。

これらを券売機で購入して、待つこと10分ほど。

カウンターで番号を呼ばれて取りに行くと、ほうとう2つのどっちがぴり辛なのかが今ひとつわからず。
「赤いのが入っているこっちですかね?」「そう...ですね」なんて会話があって、若干の不安がありながらも、まずは頂いてみましょう。

スープを一口... ぴり辛、かな。
比べてないのでよくわからんのですけど、辛味があるといえばある。

それよりも気になるのは、汁が全体的に薄めなことなんですよね。

続けて麺にと... あれれ、随分と細いくて薄い。
食感も見た目通りさっぱり、ほうとうってこんな食べ物だったっけか。

カボチャを食べてみて、そうか、これは外国人向けの味付けなのか。
店の階段方面を見ると観光の外国人旅行者の行列、彼らにはこういう味付けがウケるんだろうなと。

純粋な日本人の私としては、もっと味が濃くてしっかりとした食感がほしいところ。
すりだねも置いてないし、本格的な山梨の味を楽しむというのとはちょっと異なる趣だったかなと。

まぁこれはこれ、一つの型をみることができたという解釈をしながらの完食、ご馳走さまでした。

このお店の素晴らしさは景色と採光で、他のお店よりも湖に近いところにあって全面ガラス張りなんです。
晴れていれば、さぞかし素晴らしい景色なんだろうなぁ。

よし、まずはバスで宿に向かうことにしてと。
続きはまた明日。






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2023年4月26日水曜日

【旅行】賑やかな列車、しらす弁当を味わいながら河口湖へ

【この記事のポイント】
・河口湖の桜、今年は両親とともに観に行くことに
・行きの車中で食べたしらす弁当は塩味控えめで美味、さすがは大船軒の味



河口湖の桜は、東京から1~2週間遅れで満開を迎えます。

昨年は妻と一緒に感動した、あの素晴らしい景色を両親にも見せたいなと。
渋滞がなく最も短時間で楽に行ける手段、新宿駅からの富士回遊に乗って行くことにしました。

新宿駅に待ち合わせ時刻より早めに行ったのは、朝食用の弁当を買うため。
東京駅の『駅弁屋 祭』と同系列の弁当屋『駅弁屋 頂』が新宿駅構内にもある、これを知ったのも今回の旅の収穫の一つでした。

列車は連結での運行、前9両がかいじ、後3両は大月駅で分離して富士回遊として河口湖まで行くという構成になっています。

かいじは空いているのに対して富士回遊は満席というのはいつものことで、かいじで大月まで行って、富士急行に乗り継ぐなんていう裏ワザもあるんだそう。
今回は早めに予約していたので富士回遊で行けましたけど、今後のためにこの裏ワザも記憶しておくことにしよう。

列車が出発、さて、お弁当にしようかな。

今回購入したのは大船軒のしらす弁当1,100円。
朝食にしてはちょっと高いなと思いつつも、鯵寿しで有名な大船軒のしらすも是非食べてもみたかったんです。

パッケージをオープン、しらすたっぷりで美味しそうですね。
桜えびとイクラが対角線上にあって彩りもよし、さて、それでは頂きます。

まずは桜海老側からの攻略。

しらすだけを一口… あれ。
弁当なので保存性が重要、それなりの塩味を覚悟していたものの全くそんなことはないんだなと。

こんなにさっぱりとした味で、保存性を高める秘訣はなんだろうとパッケージを確認してみると、ごま油と書いてあります。
う〜ん、そんな味はしないんだけど… いや、言われてみると確かにごま油の香り。

この製法のおかげでほんのり旨味がベースになっているしらす、桜えびのよりはっきりとした旨味と香ばしさとの相性は素晴らしい。

煮物はいずれも甘口、しらすの薄味を引き立てる役割。
筍、人参、椎茸、がんもどきそれぞれの味と食感を活かした仕上がりで、ご飯の合間にはいい味付け。

いくらにはコクの強い旨味と塩気、存在感のある旨味。
桜えびとはまた別の意味で、しらすとの相性がいい食材です。

大船軒なら間違いないはず、そう思って購入したこの弁当は大正解でした。
ご馳走さまでした。

富士回遊車内、お友達っぽいグループや家族連れには会話に花が咲く賑やかさは久々の光景。
ようやく正常な社会生活が送れることに感謝、そんな河口湖駅までの旅路でした。

さて、天気のよくない今日はどこに行こうかというところで、続きはまた明日。




駅弁頂
新宿区新宿3-38-1(JR新宿駅南口改札内)
03-3370-4080
営業時間 6:30〜21:00

2023年4月25日火曜日

【ふるさと納税】陸前高田の鮮魚、カツオの美味さが別次元

【この記事のポイント】
・陸前高田からの鮮魚定期便3回目、高級魚キンキの開きは脂ののりがよく、カツオの刺し身は今まで食べていたものとは全く別物という美味しさ



陸前高田市からのふるさと納税返礼品、鮮魚の定期便ももう3回目になります。

今回は私が両親と旅行に行くタイミングで送られてきたので、食べられる品が限られてしまうという悲劇。
まぁ私が居なくても、あとは皆で美味しく食べてくれればなと。

まずは焼き魚系、キンキの開きとイワシ。

発泡スチロールに氷詰めされて送られてくるイワシですけど、身の光具合がいいのがおわかり頂けるんじゃないかと思います。
キンキが送られるのは初めて、これも楽しみですね。

オーブンで焼いた仕上がりは上々、身が焦げずふっくらと焼き上がるんですよね。

家族4人で1枚という少量、私は骨周りと頭を食べるということにして遠慮... しているふり。
実は一番美味しい部位で、少々食べにくいけど味は一番いいんです。

脂がのった身、干すことによって旨味マシマシ。
さすが高級魚という美味しさに唸ること暫し。

対して大衆魚のイワシですけど、これもキンキとはまた別の美味しさ。
脂ののりがいいのは同じでも、白身と青魚の味は違うものなんですね。

どちらが好きかは好み次第ですけど、私はイワシをムシャムシャと食べながら、日本酒か焼酎かをグビグビといきたいかな。
シンプルな塩味がそう思わせるんでしょう。

馬刺し? というような外見はカツオの刺し身。
これは先月に続いての品で、今回はシンプルに新玉ねぎとあわせてみました。

カツオと言われなければ、マグロと間違う人もいるんじゃないかというネットリとした濃い味わい。
高知の藁焼きもそうでしたけど、一度こういうカツオを食べてしまうと、スーパーで買うのは別の魚だと思った方が無難だろうという美味しさでした。

ナメタガレイの唐揚げ、これも私の大好物なんです。

さっぱりとした白身を衣の香ばしさが包み、なんとも言えない旨味が満ち満ちた一品。
皮やヒレがまた異なる美味しさ、カレイはどう食べてもいい味ですけど、茨城以北産はピカイチだなと。

牡蠣とホタテのフライ、半端なく味が濃いんですよ。

口に放り込むと、油に封じ込まれた旨味がチュルンと飛び出すんです。
熱々なので恐怖感はあるものの、味の良さを知っているので待ち遠しくもあり。

これもスーパーの品とはまた別の特別な食べ物、そう思っておこうと割り切った一品でした。

相変わらずの素晴らしい味に感謝、ご馳走さまでした。




【おまけのワンポイント】
・キンキは千葉県より北の太平洋で取れる魚。日本海にはほとんどいないんだそうです。