モーションウィジット

2023年4月17日月曜日

【旅行】公共交通機関での大山詣で、電車よりも楽な手段は

【この記事のポイント】
・かねてから行きたかった大山詣で、東京駅から高速バスを使うと圧倒的に楽
・バス停からケーブルカーの駅まで、お土産を考えながらこま参道を登るのも楽しいもの



とある休日、この日は両親とともに大山詣でに行くことに。

かねてからの母のリクエスト、私も一度行ってみたいと思っていたんです。
大田区に住む両親と、市川市に住む私のお互いにとっていいルートを探している時に気付いたのが、高速バスを使って行くというものでした。

東京駅八重洲南口を出て、東名伊勢原バス停まで1時間3分。
徒歩3分ほどの〆引バス停から、大山ケーブル駅行のバスで22分でトータル85分。

対して電車で行こうとすると、同じく東京駅からだとJR中央線で新宿経由の小田急線で1時間16分で伊勢原駅に。
大山ケーブル駅バス停まで31分かかるので、トータル107分かかります。

料金は高速バスルートが1,314円(1,030+284)、電車ルートが1,135円(820+315)。
時間はバスが20分早く、料金は180円ほど高い、という感じですね。

とはいえ、電車のように乗り換えで歩くこともなく、バスは全席指定なので確実に座って行けるのもいいところ。
私一人なら安さ重視で電車を選んだ可能性もあるものの、両親にとってはバスの方が圧倒的に楽なのでこちらをチョイスです。

東名高速は横浜インター前後で渋滞、これで20分ほど余計にかかったものの、運転している訳でもないので楽なもの。
そうだ、加えて高速バスには電源もWiFiも完備されているので、スマホで心配なく作業できるのも電車より優れた点ですね。

大山ケーブル駅までのバスは休日20分間隔で運転しているので、〆引で待つ時間も気にならずでした。

大山ケーブル駅に到着したのが11:10、東京駅から2時間ちょっと。
大山まではもっと遠いイメージがあったのが間違いだったんだなと。

さて、大山の特徴であるこま参道を進んでいくことにしましょう。
ケーブルカーの駅まで13分と意外に距離があるんだなと。

こま参道の「こま」は回すこま(獨楽)のこと。

大山こまは阿夫利神社参拝の土産物として江戸時代から知られたもので、伊勢原市の無形民俗文化財に指定されているんだとか。
非常によく回るので、金運がついて回るという縁起に結びついて人気があったんだそうです。

階段を昇ると土産物屋の短いアーケード、そんな独特の風景が続くこま参道は歩いていても楽しい。
両親は「意外に遠かったな」と言っていたものの、私は帰りに何を買っていこうか、物色しながらの13分だったのでそんな印象はなかったんですよね。

ケーブルカーの駅に到着、往復チケット1,270円を購入してと。
20分間隔で運行するケーブルカーを待っているというところで、続きはまた明日。




【おまけのワンポイント】
・こま参道は大山名物ですけど、関東大震災で崩れてしまった「もみじ坂」の横に新たにつくられたんだそう。古そうなこま参道も、実はそれほど歴史はないというのが意外でした。

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