モーションウィジット

2022年11月30日水曜日

【グルメ】岡山の名物弁当、ちらし寿司にローストビーフという贅沢な味

【この記事のポイント】
・岡山の名物弁当『桃太郎の肉ちらし』、酢飯にローストビーフとイクラの組み合わせ、わさび醤油を加えるとストライクゾーンの美味しさ



とある休日、新しいメガネを買いに行った息子からのLINE通話。
「今、ニッケコルトンプラザにいるんだけどさ。駅弁まつりみたいなのやっていて、ランチに何か買っていこうか?」

こんな気遣い、嬉しいじゃないですか。
立派になったよなぁと感慨一入... いや、自分が食べたいってことでしょうね。

買ってきてくれたもののなかで、私が食べるだろうという想定だったのがこの『桃太郎の肉ちらし』。
桃太郎といえば岡山、販売駅はその岡山駅のみで、しかも9/1〜12/31のみの期間限定販売の一品なんだそうです。

値段は... え? 1,480円もするのか。
食にはしっかりとお金をかけるわが息子、「安く美味く」の私よりスケールが大きい。

ローストビーフはモモ肉、なるほど、ここに「もも」が架かっているという訳か。

いくらに玉子焼き、更には錦糸玉子にと鮮やかな弁当。
ローストビーフは薄切り肉だけでなく、玉子焼きと同サイズの角切りも入ってます。

醤油ダレとわさびを準備してと、それでは頂きましょう。

まずはご飯を一口、お、酢飯なんだな。
これならローストビーフがなく玉子といくらだけでも、ランチとしては十分に成立する美味しさ。

まずは角切りのローストビーフを一つ...
ちょっと固いけど、口の中で温めると脂の旨味が出てきます。

薄切りの方はいくらとともに食べると、肉の柔らかさ、そこにいくらの贅沢で旨い塩味が加わります。
そして再び錦糸玉子に酢飯、ほのかな甘味と酢飯のさっぱりとした旨味が味を完成させてくれるという構造。

なるほどねぇ、確かにこれは美味だ。

更にはチョイっとわさびを加えると、ピリッとした風味に食欲を刺激されて。
シンプルな丼形式の弁当、直球勝負がストライクゾーンに刺さるという感じでした。

美味しい駅弁を買ってきてくれた息子に感謝、ご馳走さまでした。


そうだ、赤いプラスティック製の弁当箱は捨てるのは勿体ないような気がするものの、きっと用途は見いだせず。
エコの観点では、これは素材を見直してもらうと更に良いと思います。




【おまけのワンポイント】
桃太郎の肉ちらしとは全く関係ないですけど、同日の夕食用に買ってきたイサキについて。20cmと小振りながらも、5尾で400円とお得だったんですよ。塩焼きにしたらいい味、物価上昇しているなかでのこの値段、営業努力しているスーパーに感謝でした。

2022年11月29日火曜日

【グルメ】千葉にはないチェーン店、『ぎょうざの満洲』の皮はモチモチ

【この記事のポイント】
・狭山市駅近くの『ぎょうざの満洲』、埼玉・西東京で人気のチェーン店の餃子は皮がモチモチで美味



久々の航空祭、楽しかったなぁ。

帰りは例年同様に狭山市駅から西武新宿線、今年は入場制限をしていたと言っても、最寄りの稲荷山公園駅は混雑していること間違いない。
駅まで20分以上歩くものの、途中で展示のために飛んできた戦闘機の帰投フライトを観ることができる可能性もあるんですよね。

例年であれば狭山市駅までも行列なのに、今年は歩いている人もまばら。
帰投フライトもないまま駅に着いてしまい、ちょうどいい時間なのでランチを食べていこうということに。

豊富に選択肢がある訳ではないものの、『ぎょうざの満洲』というこのお店は有名らしく、同行の友人は一度入ってみたかったとのこと。
満席で2人並んではいるものの、だったらここに入ってみましょう。

『ぎょうざの満洲』というのは、川越に本社があるチェーン店、埼玉県と東京を中心に100店舗以上を展開しているんだとか。
千葉に店舗がなく、都内も西部ばかりなので見たことがなかったんですね。

餃子だけでなく、中華丼やレバニラ炒めなんかもあるんだな。
いや、でもやはり店名にもなっている餃子はマスト、せっかくだからチャーハンとのセット780円にしてみるか。

餃子のお供、まずはビールを呑まないと始まらない。

今日もお疲れさまでした、と乾杯!
久々の航空祭、よく歩いた後の一杯はう〜ん、最高ですね〜

間を空けずに餃子が到着、今日のタレは何にするかな... そうだ、「孤独のグルメ」でつい最近みた酢胡椒にしておくか。
すぐに炒飯も到着、まずは餃子から頂きま...

「えっ、その餃子のタレ、なんですか?」と友人からの質問。
「知らない? だったら騙されたと思って、一つこれで食べてみて。」

最初は複雑そうな顔をしていましたけど、すぐに頷いて満足そうな顔。
「確かにこれ、さっぱりとして美味しいです!」

でしょ。
新しい食べ方を知ってもらえてよかった。

どれどれ、私も一つ。

お、皮がモチモチ、餡は野菜多めでさっぱり。
焼いた皮の焦げにもしっかりと歯ごたえがあって、この餃子は皮が美味。

卵スープは塩気がきちんとハマっているのが嬉しい。
これだけの人気店ともなれば、ちょっと味が濃すぎたりするとすぐに指摘が入るんでしょうね。

炒飯の具ははシンプルに玉子・チャーシュー・ネギにピンク色なのは蒲鉾?。

適度にパラッと仕上がっており、オーソドックスな美味しさ。
これが単品で500円というのは確かにお得です。

美味しかった、ご馳走さまでしたとお店を出たところで...
空から聞こえる異音、これはきっと...

ズッギューーーーーン... やっぱり、戦闘機ですよ!
帰投フライトが見えたのはF-2のみでしたけど、狭山市駅上空を旋回する迫力の轟音。

地元の方には迷惑なんだろうなと思いつつも、これでこの駅まで歩いた甲斐があったというものです。

美味しいランチに帰投フライト、ラッキーな巡り合いに感謝。
ご馳走さまでした。






関連ランキング:餃子 | 狭山市駅


2022年11月28日月曜日

【イベント】平均年齢51歳のシルバーインパルスはブルーに劣らず

【この記事のポイント】
・ブルーインパルスは来なかった今年の入間基地航空祭、それでもシルバーインパルスの編隊や輸送機からのパラシュート降下は迫力満点



入間基地航空祭記事の続き、飛行点検隊のU-680AとU-125が基地上空を通過します。

この2機はいずれも民間のビジネスジェット機、なので音も静かで軍用機らしい迫力がないんですよね。

ただ飛んでいるだけに見えますけど、中では複雑な作業はしているんだろうな。
そうは思いながらも、次に備えてここは一服する時間帯。

おぉ、T-4の離陸。
2機ずつ揃って飛ぶというのは、自衛隊ならではの技ですよね。

T-4はブルーインパルスでも使われている機体、練習機なので武器は搭載できず。
とはいえ亜音速ジェットの迫力はあり、会場は一気にボルテージが上がります。

4機揃っての飛行、やはり迫力がありますね。

シルバーインパルスと言われる部隊で、ダイヤモンド編隊などの技を披露。
パイロットの平均年齢は51歳、なのでシルバーという訳です。

ベテランの技の渋さに感動。

この碑がラストフライトという隊長のため、消防車が放水アーチを演出。
これが日光を浴びて虹色に輝き、幻想的な風景に会場は大盛りあがりでした。

展示飛行のラストは輸送機、C-2の巨大な機体が飛び上がる。
いかにも入間というシーン、T-4のスピード感とはまた異なる迫力に歓声があがります。

C-2が2機、C-1も2機飛び上がった後、美しい編隊を組んでの飛行。
軍用機とは思えない優雅なフライト、素晴らしいですね。

C-1には第一空挺団が搭乗していて、10人が勇ましく降下。
この中にも最後の降下という隊員がいて、会場全体が大きな拍手に包まれるという感動的な一場面でした。

そしてこの日に飛んだC-1の29号機もラストフライト。
C-1の運用開始は1973年と歴史があり、順次退役しているんです。

このアーチの中を通り抜ける動画を撮影... あれ、保存されていないな。
写真を撮ったり動画にしたりとしている間に失敗をしたのか、でも私の瞼にはしっかりとその映像が残っているからまぁいいかな。

秋晴れの入間基地航空祭、楽しかったなぁ。
明日の記事には、帰宅時の様子について書くことにします。




【おまけのワンポイント】
・今年の来場者数は2.7万人だったとのこと。私が知っている最高は30万人弱だったので、その1/10のみということになります。おかげで見やすく、移動も楽でよかったなと。

2022年11月27日日曜日

【イベント】秋晴れの入間基地、3年ぶりの航空祭に

最近は記事が溜まってしまい、遅れ気味でブログにアップしている日々。
遅れてはいるものの、季節ものは少しでも早くということで、他を置いて入間基地航空祭の3本を先に。



【この記事のポイント】
・3年ぶりの入間基地航空祭、事前抽選方式だったので混雑もなく、快適に観ることができたなと



例年、11/3文化の日は入間基地航空祭。
3年ぶりの開催で、いつもの自衛隊巡りメンバー3人で観に行くことにしました。

今年はブルーインパルスは来ず、時間短縮での開催。
しかもネットの事前抽選で当選していないと入れなかったんです。

3人それぞれで抽選に応募、結果はどうだったかというと…私はハズレ。
全体でどれぐらいの当選率だったのかは不明ながら、こういう時に持つべきものは友、1名だけ当選していたんです。

当日は稲荷山公園駅8:30待ち合わせでしたけど、池袋駅から西武線というのは皆同じ、電車の中で集合完了。
稲荷山公園駅もスムーズに通過でき、基地内に入るとおぉ、それっぽい雰囲気になってきた。

久々の航空祭、気分が盛り上がりますねぇ。
航空祭が始まるまでに少し時間があるので、展示を見て回ることにします。

入間は輸送機の基地なので、主役はC-2輸送機。

C-22016年から運用開始した新鋭の輸送機で、現状は美保基地に10機、入間に3機とまだ少数しか配備されていない機体。
主力のC-1と比べると、航続距離は4倍、搭載重量は3倍と性能に格段の違いがあるんです。

間近で見ると、とにかくデカいことに改めて驚きます。

隣にあるのは、航空機動衛生隊のC-130H。
重症救急患者に対して、ICUレベルの処置をしながら空輸することができるという機体、これは初めて見ました。

ん? 足の裏が見えているぞ。
人体模型だということはわかりつつも、妙にリアリティがある展示。

飛行点検隊ってご存知でしょうか。
ここ入間にしかない部隊で、航空保安施設と航空交通管制施設の点検を行なうことが任務。
かつてはYS-11が所属しており、国内でこの機体を見ることができる憂鬱の場所ということで人気があったんです。

現在はU-125とU-680がとって変わり、この日も展示のフライトが予定されています。
派手さは全くないながらも重要な任務を担う飛行点検隊、これを知っているとオタクの領域に足を突っ込めるはず。

なんてやっている間に、お、CH-47の展示飛行が始まったぞ。

ホバリングして荷物を3つ長さの違うロープでぶら下げて、上昇するだけという地味なもの。
とはいえ実際にこれをやろうとすると、荷重で前後のバランスを調整するのが難しいというのは容易に想像できますよね。

入間名物の掛け声、「さぁ皆さん、一緒に大声で叫びましょう! チヌ〜〜ク!! チヌ〜〜〜〜ク!!!」も久々に聞くことができた。
いやぁ、航空祭ってやっぱりいいよなと思ったところで、続きはまた明日。




【おまけのワンポイント】
・飛行点検隊のYS-11は引退しましたけど、空自にはまだ6機が残っているんだそう。1965年年から飛ぶ国産機体、どこかの基地祭で見ることができるのかもしれずですね。

2022年11月26日土曜日

【グルメ】食で表現する秋、見事な仕上がりに感動

【この記事のポイント】
・五反田の『割烹みやなが』、秋の味覚を見事な料理に仕上げる数々の技に感動



以前にも一度お世話になったことがある『割烹 みやなが』、その時は高級なお店なので料理の写真を撮るのが憚られたし、会話の途中で写真を撮るのも遠慮したんです。
このご時世でお客さんが減ってしまったと聞き、少しでも宣伝になればと今回は記事にすることにしました。

久々に食べた鱧、河豚に松茸という贅沢な和食の数々。
『ろくさん亭』の料理長を長く務められたというご店主の料理はさすが、そんな品々でした。

お店は五反田駅から5分ほど離れた場所、しかも2Fにひっそりとある隠れ家的な佇まい。
完全予約制なので、こんな場所でも一向に構わないということなんでしょうね。

この見事に秋を表現した前菜、美しいと思いませんか。

大きな毬栗を器にして、唐揚げの厨、魚はメヒカリの西京焼き、むかご等が並ぶ見事な料理。
いきなりの素晴らしい料理に感動することしきり。

前菜としてもう一品、蓮根のすり身に蟹を混ぜて蒸したもの。
松茸もフワッと香る贅沢な仕上げです。

椀物は松茸に鱧。
生の鱧を出汁に入れると、表面が白くなりクルクルと巻いていく様子が目を楽しませてくれます。

このお店自慢の秀逸な出汁、そこに薄切りの松茸がふんだんに。
こんなに美味しい松茸の椀は初めて、そのなかにふっくらとした鱧の旨味が加わるって、贅沢極まりないですね。

おぉ、刺し身は河豚にあん肝の味噌漬け、お隣には雲丹とイカが並びます。

こんなに新鮮な雲丹を食べたのは本当に久々だったし、あん肝を河豚に巻いて食べるなんて初めて。
旨味が深いイカ刺し、これが脇役に見えてしまうとは。

松茸と海老芋の唐揚げ、松茸のデカさが半端ないんです。
海老芋もきめ細やかにねっとりとしており、松茸との相性も最高。

ん? これはきしめん?
食べてみると大根... いや、お品書きには蕪と書いてあった。

均一に薄く削がれた蕪、包丁の腕が半端ないことがよくわかります。
若干スパイシーな味付けがしてあって、雲丹とハマグリ、舞茸の天ぷらと妥協がまったくない一品。

河豚皮のポン酢、贅沢な箸休めですよね。
左にあるのは分厚く切られた河豚とミル貝で、これをどうやって食べるかというと...

何と、熱々の石が置かれていて、この上で焼くんです。

河豚を焼くと美味いというのは今年に入って知ったことなんですけど、厚い身の表面を石で焼くとホロッとした食感、これに悶絶。
ミル貝も同様で、芯にコリッとした食感が残っているのが堪らないんですよ。

さすがは出汁のお店、サイコロ肉も鰹節と一緒に食べるのかな...
いやいや。

このお盆、メインは締めのご飯なんです。
TKGにして、贅沢に肉をのせてもよし、シンプルに鰹節もまた良し。
これだけ散々食べておきながら、思わずご飯をおかわりしてしまいましたよ。

デザートは嶺岡豆腐に栗粉汁、どちらも美味。
とはいえ、それまでの料理が素晴らし過ぎたのと、おかげで少々日本酒が過ぎたので細部の記憶がないというのが正直なところでした。


感動的な料理、これに巡り会えたことに感謝。
本当に素晴らしかった、ご馳走さまでした。






関連ランキング:懐石・会席料理 | 大崎広小路駅五反田駅大崎駅



2022年11月25日金曜日

【グルメ】ビリビリと痺れる麻婆麺ならこのお店

【この記事のポイント】
・新橋駅すぐの『フカヒレ フィンフィン 新橋駅店』、麻婆麺+山椒ラー油でビリビリ痺れる



新橋駅近辺でランチをと調べると、『かおりひめ』という香川・愛媛アンテナショップ併設の讃岐うどん店が良さそう。

13:00なのでもう空いているか...
いや、8人以上並んでいるし、列の進みもよろしくない。

これは別のお店に切り替えた方が良さそうだな。

というイントロでやってきたのが『フカヒレ フィンフィン 新橋駅店』。
このお店、一度前を通り過ぎた時に「麻婆麺」に惹かれたものの、今日は讃岐うどんと決めた直後だったので素通りしたんですよね。

店内はそれほど広くはないものの、コンクリート打ちっぱなしにハイスツールと中華っぽい雰囲気はなし。

お客さんは私一人のみ。
大丈夫なのかなと思っていたら、後から4名ほど入って来られたのでたまたまだったのでしょう。

予定通り、土鍋麻婆麺1,100円を注文。

「ご飯を無料でつけられますけど、いかがなさいます?」と聞かれたものの、そこまで食べられないだろうと遠慮。
麺の量をみて、やはり食べないことにしたのは正解だったなと。

「お好みで山椒ラー油をお使いください」と。
辛さが足りなければ、これをアドオンすればいいん訳ですね。

とはいえ、いきなり入れる勇気はないのでまずはノーマルに行ってみましょう。
よし、それでは頂きます。

まずは麻婆豆腐を一口。
あんかけ風にトロっとしていて、辛さは... いや、まず甘さを先に感じますね。

ん? 甘さの奥に辛さ、というより花椒の痺れなのかな。

挽き肉のしっかりとした噛み応えが心地よく、豆腐の柔らかさが対照的でいい感じ。
ご飯にかけると美味しいだろうな... そういえば麺は入っているのかな。

麻婆豆腐の層が厚くてすっかり隠れていた麺、これも食べてみましょう。

うんうん、中太のストレート麺、あんかけと挽き肉が多少は絡まってくれます。
麻婆豆腐のみを食べるよりも味が薄まり、これはこれで美味しいもののやっぱり山椒ラー油が欲しくなりますねぇ。

まずは少量を垂らしてみてと...あれっ、明確に味が変わったぞ。

今まで感じていた甘味がなくなり、旨味が増したという印象。
辛いかと言われるとそんなこともなく、山椒のビリビリ感もそれほど強いわけじゃないんですけどね。

更に追い山椒ラー油、少し辛みを感じるものの旨痺感が心地よい。
これなら最初から入れておけばよかったかな、そう思えた美味しさでした。

ボリュームもそこそこあって、美味しく完食できたことに感謝。
この麻婆麺、冬場身体を温めるのにも最適でしょう。

美味しかった、ご馳走さまでした。






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