モーションウィジット

2022年11月21日月曜日

【散歩】増上寺のお隣に東照宮があったとは知らなかった

【この記事のポイント】 ・徳川家康を祀る東照宮、芝にもあるとは知らなかった
芝大神宮から芝東照宮に向かう途中、芝公園の一部である10号地に。
「万延元年 遣米使節記念碑」誰が行ったやつだっけ? 調べてみると、1860年2月にアメリカの軍艦に乗って日本を出発した徳川幕府の使節団。 正使は新見豊前守という人で、この名前は初めて聞いたなと。 この船に同行した咸臨丸の勝海舟や福沢諭吉の方がむしろ有名ですね。 使節団では、目付だった小栗忠順が最も名が通っていると思います。
その対面にある晒し首のようなのは... ペルリ、ペリー提督か。 これらは日米通商100年の1960年に建立されたものとのことで、改めて考えてみればペリーが来日してからまだ170弱なんですね。
お、東照宮はこれか。 道路の反対側から撮った1枚ですけど、思っていたほどの規模でもなく、ひっそりとして人の姿もないんです。
奥まった拝殿まで進むと、意外に立派なのに驚きます。 この東照宮のご神体は、還暦を迎えた徳川家康が自ら命じて作った像なんだとか。 こんなに立派な神社が埋もれているのは少々勿体ないですね。
周囲は芝公園の囲まれていて、気持ち良さそうに過ごす方が大勢。 芝公園は全体で0.65㎡もの広さがあり、東京ドーム換算だと13倍、こんなに気持ちいい空間だったというのを初めて認識しました。
説明板によると、仁王門は徳川秀忠の霊廟の門、霊廟の方は戦時中の空襲で消失してしまったんだそう。 この門以外はユネスコ村に移築、残ったこの門は45mほど移動した後、浅草寺にあった仁王像(これも元を辿ると、埼玉県川口市から移設されたもの)を収めて今の形になったとのことでした。
元々ここにあったものではないというのが信じられないくらい、ぴったりフィットしている仁王像。 表情が力強く、素人目にもいい出来栄えです。
お隣には方丈門、こちらも移動されて今の場所にあるもの。 方丈というのは住職の住居、その門だったものとのことで、本来は漆塗りなんだそうです。 漆は剥がれ落ちているものの、この方がかえって歴史の重みを感じられて良いのかもしれずです。 さて、次はいよいよ増上寺境内へというところで、続きはまた明日。

芝東照宮 03-3431-9658 東京都港区芝公園4-8-10 参拝時間 9:00〜17:00

0 件のコメント:

コメントを投稿