モーションウィジット

2022年11月24日木曜日

【散歩】愛宕神社の出世階段、急過ぎて近寄るのがやっと...

【この記事のポイント】
・増上寺から愛宕神社経由で新橋へのウォーキング、道が広くて歩きやすい



増上寺を出た後、向かった先はもみじ谷。

まだ紅葉には早い時期ながらも、東京タワーを背景にどんな風景になるのかを見ておきたかったんです。

実際に行ってみたところ、東京タワーが近すぎて撮るアングルが限られるなと。
もう少し離れたところからの方が東京タワーの魅力を引き出せそうですね。

さてと、次に目指すのは愛宕神社かな。

ん? こんなところに階段とエレベーター。
愛宕山エレベーターと書いてあるので、これを登れば愛宕神社だな。

エレベーターなんて軟弱な手段に頼らず、自分の足で昇るのが重要...
(はぁ、はぁ...)結構キツいなぁ。

NHK放送博物館、ここに入ったことはあったっけか。
今日はまぁいいとして、またいつか来てみることにしようかな。

愛宕神社がある愛宕山、標高は25.7mながらも天然の山としては23区最高峰。
鉄道唱歌の一番では「汽笛一声新橋を はや我汽車は離れたり 愛宕の山に入り残る 月を旅路の友として」にも唄われていて、東京を代表する山であることがよくわかります。

有名な出世の石段、ここは登るのはさほど怖くはないものの、下りはかなりヤバい。
1925年にここを馬で上り下りすることに成功した事例では、上り1分に対して下りは45分を要したんだそうです。

無理する必要はない一人ウォーキング、こんな危険なところを下るのは止めておこう。

今回初めて気付いたのが、「桜田烈士愛宕山遺蹟碑」と書かれたこちらの石碑。
桜田門外の変で井伊直弼を討ち取った浪士達、ここで成功を祈願したんだそうです。

彦根藩の行列60余人を18名で襲撃、見事に井伊直弼の首を取ったという成功を収めたもの、この碑を拝みたい方も多いんじゃないかな。

そのまま新橋方面に歩いて、振り返ると虎ノ門ヒルズ。
この近辺、ここ10年ほどで激変しましたねぇ。

東京もまだまだ成長しているシンボル、頑張っていってほしいものです。

次の目的地はここ、「浅野内匠頭終焉之地」。
赤穂浪士の主君、浅野内匠頭長矩が切腹した陸奥一関藩主の田村家の藩邸があったところです。

浅野内匠頭は短慮な人物と評されることが多いものの、即日下された切腹の沙汰に異を唱えることもなく見事に果てたというのはさすが大名としての覚悟。
そういえば最近、年末に赤穂浪士のドラマをやらなくなったのが少々寂しいなと思っていたのを思い出しました。


江戸時代の事件が様々あった場所巡り、そんなウォーキングもまた楽しいものでしたよ。

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愛宕神社
03-3431-0327
東京都港区愛宕1-3-9
参拝時間 出入自由

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