・水戸観光の拠点「茨城県立歴史館」のすぐそばで見つけた『そばれすとらんつるや』。過度な装飾を排したその佇まいは、まさに「知る人ぞ知る」穴場だったなと。
常陸太田から水戸へと移動し、次なる目的地である「茨城県立歴史館」に到着。
広大な敷地に車を停めて、さて、まずは歴史を学ぶための「燃料補給(腹ごしらえ)」が必要ですね。
とはいえ、歴史館の周辺は住宅街で飲食店が極めて少ないエリア。
Googleマップを精査して見つけ出したのが、歴史館からほど近い『そばれすとらんつるや』でした。
「自家製麺」の誘惑:そばれすとらんの合理的な選択
お店の外観は、立ち食いそばのような簡素さとも高級な蕎麦専門店とも異なる、どこか懐かしい「レストラン」の風情。
店内は7割ほどの席が埋まっていましたけど、運良く4人掛けのテーブル席にスムーズにチェックインできました。
お腹の空き具合は「中程度」。
軽めに蕎麦か、それともうどんか…と思案していた私の視界に、「蕎麦自慢の自家製麺」という力強い一文が飛び込んできます。
うん、こりゃ蕎麦だな。
そして近くのテーブルに運ばれてきた「海老天もりそば」を横目で観察。
天ぷらが平らで、一見「かき揚げ」のように見えます。
この独創的なビジュアルに好奇心が刺激され、880円という良心的なプライスにも背中を押されてオーダーは決定。
期待を上回るボリューム:880円の「高密度」スペック
待つこと約10分。
運ばれてきた器を見て、思わず圧倒されます。
まず、蕎麦が盛られた器が非常に大きく、都内の大盛りサイズを優に超えています。
これで880円という設定は安い!
そして、謎だった天ぷらの正体も判明。
かき揚げではなく、中型サイズの海老天が5尾も贅沢に鎮座していたんです。
中心には鮮やかなししとうが添えられ、こちらもなかなかのボリューム。
よし、それでは頂きましょう。
味のレイヤー:甘めの出汁とサクサクの「衣」の秘密
まずは蕎麦つゆを一口。
出汁がしっかりと効いた少し甘めの味付け、どこか家庭的な温かさを感じさせるホッとする味わいです。
続いて、温かい蕎麦を啜ると…
自家製麺ならではの喉越しの良さが際立ち、温かい汁の中でも蕎麦のコシがしっかりと維持されています。
噛むほどに蕎麦の風味が優しく広がり、少し甘めのつゆとの組み合わせが心身を解きほぐしてくれるよう。
洗練された鋭さではなく、毎日でも食べたくなるような包容力を感じますね。
海老天を汁に浸して一口… おぉ。
衣はサクサク、海老はプリップリ。
880円でこの品質の海老を5尾も楽しめるなんて。
更に驚いたのは、蕎麦つゆにしばらく浸しておいても、衣が不思議なほどサクサクの状態を維持している点。
途中で衣がツルッと脱げてしまうこともないんですよね。
この「衣の構造」に何か秘密があるのか、Geminiにそのコツを尋ねてみました。
「つゆに浸してもサクサク感を維持するコツは、衣の水分を極限まで飛ばす技術にあります。
小麦粉に加えてコーンスターチやベーキングパウダーを絶妙に配合し、さらに冷水で粘り(グルテン)を出さないよう手早く混ぜる。
これを高温で一気に揚げることで、つゆの浸入を許さない強固な『サクサクのネットワーク』が形成されるのです。」
なるほど。この一皿には、長年培われた調理の技が詰まっているということなのか。
都内では到底考えられないレベルの満足度とクオリティ。
旅の最後を飾る食事が、これほどまでに素晴らしいものであったことに感謝です。
美味しかった、ご馳走さまでした。
さて、お腹も心も満たされたところで、いよいよ最終目的地「茨城県立歴史館」へと向かおうというところで、続きはまた明日。
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