モーションウィジット

2026年1月17日土曜日

【旅行】納豆のソフトクリームは「正気」か?東海SAで出会った480円の挑戦状と、伸びる魔法の正体

【この記事のポイント】
・常磐道・東海SAの最注目(?)スイーツは「水戸納豆ソフト」。「よく混ぜる」というインストラクションが引き出す、視覚的違和感と物理的変化に驚き。


昨日の記事で予告した「面白いもの」。
その正体は、茨城が誇る最強の違和感グルメ、「水戸納豆ソフト」です。

「ソフトクリームに納豆をトッピングする」という発想。
初めて聞いた方の多くは、「正気か?」と思われるでしょう。

私自身、存在は知っていたものの、好奇心と恐怖心が激しくぶつかり合っていたというのが正直なところでした。

探索と逡巡:ドリンクコーナーで見つけた「480円の挑戦状」





納豆かき揚げそばを堪能した『おふくろ亭』には置いておらず、一度は「縁がなかった」とパスしようとしたんですけど…
あ、あぁ見つけてしまった。

ドリンク類を扱うコーナーの一角。
それは静かに、しかし確かな存在感を放って鎮座していました。

価格は480円。ソフトクリームとしては決して安くはないけど…
えぇい、この「体験」は今、ここでしか買えないものですね。

儀式:混ぜるほどに深まる「視覚的ディソナンス」





手渡される際、店員さんから「よくかき混ぜてからお召し上がりください」という重要な指示。
ベンチへ陣取り、混ぜる準備を整えます。

真っ白なソフトクリームの上に、茶色の納豆の粒。
このルックスは、正直なところ「ミスマッチ」という言葉が生ぬるく感じるほどの違和感。

まずは指示通りに混ぜていこう、混ぜ混ぜ、混ぜ混ぜ…



かき混ぜるほどに、クリームの白と納豆の粒が渾然一体となり、視覚的な違和感はさらに増幅。
でも、もはや後戻りはできないですね。

実食:冷たさが遮断する「香り」と「豆の再定義」



よし、それじゃ。
意を決して、スプーンを口に運びます。

まず驚いたのは、危惧していた納豆特有の匂いが一切立ち上がってこないこと。
バニラの濃厚な甘みと、氷点下の温度が納豆の香りを完璧にマスキングしているんでしょう。

口の中で納豆の粒を噛み締めても、そこにあるのは発酵食品としての主張ではなく、まるでお汁粉の小豆のような、素朴で穏やかな「豆」の食感。

クリームの脂質と納豆のタンパク質が舌の上で溶け合い、キャラメルのような深みのあるコクへと昇華されていく。
想像していた「不協和音」はどこにもなく、緻密に計算された「未知の調和」が広がっていました。

検証:ポリグルタミン酸が紡ぐ「トルコ風」の粘り





食べ進めるうちに気づいたのが、重力に抗うソフトクリームの驚異の粘り。
ポリグルタミン酸が紡ぎ出すその弾力は、まさに「茨城発、トルコ経由」のサプライズです。

これはもしかして、納豆のネバネバ成分の仕業なのか?
Geminiに問いかけてみたところ、明快な回答が得られました。

「納豆ソフトクリームが伸びるのは、納豆のネバネバ成分である『ポリグルタミン酸』がアイスに粘りと弾力を与えているからです。
この高分子成分がアイスの粒子同士を繋ぎ止めるネットワークを形成し、独特のモチモチした食感を生み出します。

なるほど、納豆が天然の増粘剤として機能しているのか。
このモチモチとした食感、非常に心地よく、デザートとしての完成度を一段引き上げているようにも感じるんですよね。

さすがに自宅で納豆をアイスに投入する勇気はないものの、この東海SAという旅のチェックポイントで、常識を覆す珍味を味わえたことに心から感謝。
茨城の食文化、その懐の深さに改めて感服しながら、ご馳走さまでした。






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