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2026年1月18日日曜日

【旅行】宇宙から見えた光の柱?御岩神社で触れる188柱の神々と、神仏習合が紡ぐ新春の奇跡

【この記事のポイント】
・宇宙から見えた「光の柱」の伝説が残る、常陸国最古の霊山・御岩神社へ。神仏習合の面影を色濃く残す、大日堂や斎神社の荘厳な佇まいに浸る。


袋田の滝への旅行で、今年の初詣は私は茨城県日立市に座する「御岩(おいわ)神社」へ。
ここには有名な逸話があるのをご存知でしょうか。

かつてアポロ14号の宇宙飛行士らが宇宙から地球を眺めた際、「一箇所だけ光の柱が立っている場所」を発見。
その座標を調べたところ、この御岩神社であった……という驚きの話です。

真偽はさておき、そうした「宇宙規模の視点」で語られるパワースポットへと、新年のご挨拶に伺いました。

アクセスと賑わい:日本屈指の聖域へ





さすがは日本屈指の霊山。
駐車場は早々に満車となっており、少し離れた臨時駐車場へ誘導されました。

そこから神社までは徒歩10分強。
ウォーキングが趣味の私としては歩く気満々でしたけど、運よく無料送迎バスが到着、お言葉に甘えて乗り込むことに。

こうしたホスピタリティは、遠征組には実にありがたいものです。



鳥居に向かうと、参道は多くの参拝客で賑わっています。
とはいえ、日立駅からバスで35分という絶妙な「物理的障壁(アクセス難度)」があるおかげか、都心の有名社寺のような殺人的な混雑ではないんですよね。

木々の間を流れる冷涼な空気を感じながら、自分のペースで歩を進めることができました。

神宿る巨木と、神仏習合の記憶





参道を進むと、圧倒的なプレゼンスを放つ「三本杉」が迎えてくれます。

推定樹齢600年、幹が地上3m付近から三本に分かれたその姿は、まさに神の宿る依り代の如し。
茨城県の天然記念物にも指定されており、天を突く高さ50mの巨躯は、見る者を畏怖させるエネルギーに満ちています。

三本の幹が均等に育つその均衡美は、自然界が描く完璧な設計図を見ているようです。



次に現れるのは、朱塗りが美しい「楼門」。

かつて水戸藩の祈願所として崇敬を集めた歴史を反映し、重厚さと気品を兼ね備えた建築。
門の両脇には仁王像(阿吽像)が安置されており、神仏習合の名残を今に伝える貴重な遺構です。

神域の入り口としてのセキュリティを司るかのような、峻烈な佇まいに背筋が伸びるような。



楼門を抜けると、手水舎に辿り着きます。

こちらの石碑に刻まれた「「心洗」の二文字が、日々のノイズを削ぎ落とす。
冷水が指先を抜けるたび、魂がまっさらな状態へ「再起動」されていきました。

奇跡の気象:雪舞う特別開帳の午後





参道の脇には、188柱もの神々を祀る「斎神社(さいじんじゃ)回向殿」があります。

「御岩山へ登らずとも、ここに参れば188柱全てを拝める」と言われるほど、神々が集約された場所。
神道と仏教が共生する空間であり、天井の「雲龍図」は見る者を圧倒する迫力を持っています。

多様な信仰を一つの器に収める、日本古来の包容力を象徴するような社ですね。



お隣には、大日如来を祀る「大日堂」が鎮座しています。

明治の廃仏毀釈の嵐を潜り抜け、今なお御岩神社の神仏習合の精神を象徴する聖なる空間。
大日如来の慈愛に満ちた眼差しは、時代を超えて多くの参拝客の心を癒やし続けています。

この日は特別開帳日ということもあり、大勢の参拝客が行列。
ふと空を見上げると、陽光に照らされた雪の粒が、光の粒子のように舞い踊る。
それは神々の気配を可視化したような、静謐な奇跡でした。

風は穏やかで、枝に積もった雪が舞い散る様子もなく、まさに天からの祝福のような、非現実的で美しいひととき。

188柱の神々と、へっぴり腰の愛宕神社





いよいよメインの御岩神社拝殿へ。
さすがに行列はできていましたけど、昨年訪れた秩父の三峯神社に比べれば、5分の1程度の待ち時間といったところです。



御岩神社の中心であるこの場所には、国常立尊(くにとこたちのみこと)をはじめとする五柱が主祭神として祀られています。

背後の御岩山全体を御神体とするこの場所は、188柱の神々の「ハブ」となる重要なスポット。
江戸時代には水戸藩主も直々に参拝したとされる、まさに常陸国の精神的支柱ともいえる場所です。

質実剛健な社殿の造りに、古くからの伝統と権威を感じずにはいられないなと。



最後に足を運んだのは、入口付近に鎮座する「愛宕神社」。
標高差20mほどの小高い丘の上にありますが、ここがなかなかの難所でした。

最近は登山靴とトレッキングポールの「ハードウェア支援」がないと、急斜面への恐怖心を感じるようになってしまったよう。
下り道では、足腰の脆弱さを隠しきれず。同行した妹夫妻と息子に爆笑を提供してしまうほどの「へっぴり腰」でした。

伝説の光に包まれた御岩神社の初詣。
心身ともに充実した、素晴らしい一年のスタートとなりました。




御岩神社
茨城県日立市入四間町752
0294-21-8445
参拝時間: 6:00 ~ 17:00

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