・伊東園ホテルズが提唱する「合理的な贅沢」の真髄である夕食バイキング。全自動ビールサーバーに宿る技術に感嘆、そして地元の名酒と向き合う「大人の嗜み」まで、知的好奇心をも満たす美食の宴。
袋田の滝で冬の冷気に包まれた後は、お待ちかねの夕食バイキング。
『ホテル奥久慈館』での滞在で、この時間は単なる食事以上のエンターテインメントだなと。
久々のバイキング形式に、私の胸も高鳴ります。
圧倒的コスパの解析:伊東園モデルが支持される4つの理由
席に着く前に、伊東園ホテルズのバイキングについてGeminiに解析を依頼したところ、非常に興味深い回答が返ってきます。
一言で表すと、「グルメを唸らせる豪華さではないが、圧倒的なコスパと『お酒好き』には天国」という評価。
その支持基盤は、以下の4点に集約されるようです。
- アルコール飲み放題が「無料」: これこそが最大の支持理由。追加料金を気にせず、サーバーから自由に注げるシステムは酒徒にとっての福音です。
- 充実の期間限定フェア: 「本まぐろ」「カニ」「ローストビーフ」など、季節ごとに目玉となる高級食材を投入し、視覚的な満足度を担保しています。
- 地域密着の地酒フェア: ここ奥久慈館のように、地元の蔵元の日本酒を数種類飲み比べできる企画は、旅情をそそる心憎い演出です。
- 気兼ねのない自由度: お子様連れから一人旅まで、周囲を気にせず自分のペースで好きなものを構築できる「食の自由市場」としての魅力。
精密な火入れと自動化の妙:17:50、開宴の儀
バイキングの時間枠は、混雑緩和のために4つのセグメントに分かれています。
我々の割当は17:50〜19:20。
普段の生活リズムに近い時間帯に設定できたのは運がよかったなと。
今回は、「カニ食べ放題」がラインナップ。
専門店のクオリティを求めるのは野暮というものですけど、無心に殻を剥き、好きなだけ身を頬張れるという体験自体が何よりの贅沢です。
今回、私の興味を最も惹きつけたのが、「自動ビールサーバー」。
グラスをセットしてスイッチを押すと、ベースが自動で傾き、液だれを防ぎながら黄金色の液体を注ぎ入れ、最後に精密な比率でクリーミーな泡を乗せる。
その一連の流れるような挙動は、まさに機能美。
技術の進歩を肴に一杯飲めそうなほど、見事なオートメーションでした。
地酒との対話:理性を保つ「大人のタクティクス」
「今日もお疲れさま。楽しかったね!」
家族とともに、心地よいジョッキの音を響かせて乾杯。
旅の疲れが、冷えた琥珀色の液体と共に溶けていきます。
改めて、今回私がセレクトした一皿目の全景です。
和食をベースに、野菜を多めに配置。
寿司やエビフライといった定番メニューは、コスパを考慮すれば十分に納得のいくクオリティだったなと。
そして、本日のハイライトである「地酒フェア」。
5種の一升瓶が誇らしげに並ぶ光景は圧巻です。
かつての私であれば、全種類を際限なく試して、「翌朝の後悔」へ真っしぐらだったでしょう。
「飲み放題=泥酔」という過去の苦い経験から学習、今回は「それぞれコップ半分ずつ」という、厳格なリミッターを設定です。
オカズを摘みながら、地酒の個性をチビチビと味わう。
理性を失わず、大人の呑み方を貫徹できた自分を褒めておきましょう。
今夜のベスト・オブ・バイキング:ワカサギの衝撃
数多ある料理の中で、私の味覚を最も捉えたのは、意外にも「ワカサギの南蛮漬け」。
サクッとした軽やかな衣が、程よい酸味の南蛮酢をたっぷりと含み、噛むほどにワカサギ特有の繊細な旨味が溢れ出します。
野菜のシャキシャキとした食感がアクセントとなり、揚げ物の重さを感じさせない清涼感のある仕上がり。
川魚の鮮度の良さを、酢がさらに引き立てる、まさに奥久慈の地酒に合わせるため一品だったなと。
締めの丼は、「八宝菜」と私の好物である「麻婆豆腐」のハーフ&ハーフ丼。
麻婆豆腐はファミリー層を意識したマイルドな調味だったものの、マイルドな麻婆と旨味の八宝菜が、白飯の上で想定外の化学反応を起こす。
これぞバイキングでしか出会えない「自由の味」でした。
多彩なオカズと地酒の海に触れた、満足のいく一夜。
美味しかった、ご馳走さまでした。
ホテル奥久慈館
茨城県久慈郡大子町池田2369-3
0570-002-780(ナビダイヤル) / 0295-72-0650(直通)
チェックイン 15:00 〜
チェックアウト 〜 11:00
客室数 全91室(和室中心)
0 件のコメント:
コメントを投稿