・プライベート手帳をあまり利用しない理由を「ログ」と「メモ」の違いから分析。フランスの定番「ロディア」と本革カバー、そして復活したモンブランの三位一体での活用を模索中。
自宅の引き出しから発掘された、45年前のモンブラン。
メンテナンスを経て見事に蘇ったこの名品を、日常の中でどう使いこなすべきか。
まずはプライベート用の手帳を検討し始めまたんですけど、ここで一つの大きな壁にぶつかります。
私は、ビジネスでは、議の決定事項や課題を逐一記録する、かなりのメモ魔。
でも不思議なことに、プライベートでは手帳を活用できていないんです。
9年前に購入したポケットサイズのモレスキンも、開いてみれば使用済みはわずか20ページ足らず。
この極端な差は一体どこにあるのか、その理由を深く考察してみました。
「ログ」と「メモ」の構造的な相違
ビジネスでの手帳は、案件の推移を追うための「ログ(記録)」。
数ヶ月にわたるプロジェクトの経緯を振り返り、次なるアクションを導き出すために見返すこともしばしば。
なので必然的に、書き残すべき文章量は膨大になります。
対してプライベートはどうか。
日々の案件は「夕食の買い出し」や「忘れてはいけない要件」など、極めて単純かつ短期的なもの。
つまり、振り返る必要のない「使い捨てのメモ」が主役なんです。
それならば、重厚な手帳である必要はなく、究極的には付箋紙で事足りる。
とはいえ、大人の嗜みとして、常に付箋を持ち歩くのは少々スマートさに欠けるものですよね。
そこで辿り着いた答えが、ミシン目入りのメモ帳。
思い出したのは、あのオレンジ色の表紙で知られるフランスの名門「ロディア(RHODIA)」です。
ロディアと本革カバー:機能美の追求
早速、ネット通販でロディアのブロックメモNo.11専用のカバーを調達。
楽天で2,999円という手頃な価格ながら、本皮で質感の良いものです。
重要なのは、これにしっかりとしたペンホルダーが備わっていること。
復活したモンブランをセット、紛失のリスクを抑えつつ、常に書きやすいの筆記具を携帯できる安心感。
サイズは幅8.5cm×高さ12cm×厚さ1.2cmと極めてコンパクト。
これならばシャツの胸ポケットにも無理なく収まり、外出の際にも邪魔にならないなと。
メモ用紙には、会社の引き出しに眠っていたロディアNo.11と同サイズのものをとりあえずセット。
手の中に収まる絶妙なサイズ感。
左手でしっかりと保持しながら、万年筆特有の滑らかなタッチで思考を書き留める。
この一連の動作には、デジタルデバイスの入力では得られない、脳を刺激する快感があるんです。
アナログとデジタルのハイブリッド運用
カバーの蓋側には、2層のミニポケットが備わっています。
切り取ったメモの一時保管はもちろん、予備の名刺を数枚忍ばせておくのにも最適です。
この切り離せるメモ、実はデジタルの入り口にもなり得ます。
長期保存が必要な内容はスマホで撮影し、Google Keepなどのクラウドサービスへ。
あるいは重要な伝言を切り取って、そのまま誰かに手渡すこともできる。
この「物理的な切り離し」ができる柔軟性こそが、固定された手帳にはないロディアの強みですね。
おわりに
万年筆の発掘がきっかけとなり、長年の課題だったプライベートのメモ環境を劇的に刷新。
道具が整うと、何気ない日常の断片を書き留めること自体が愉しみへと変わります。
さて、この新たな相棒を携えて、次はどこを歩き、何を書き留めようかな。
【おまけのワンポイント】
・ロディアのメモに採用されている「ベラム紙」は、フランスのクレールフォンテーヌ社が製造する、万年筆のインクが裏抜けしにくい最高級の紙質らしいです。
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