・α7Ⅳに発生したメモリーカード「満杯」エラーのため、午前中に撮った写真は全て捨ててフォーマット。代わりの写真を用いて、F-15機動飛行や捜索救助などの午前中のプログラムをご紹介。
昨日の記事では、ブルーインパルスをスマホのカメラで収めた裏側に、愛機α7Ⅳに起きた不測の事態があったとお伝えしました。
今日はその詳細に触れ、あわせて午前中のプログラムを振り返ることにします。
不測の事態:カメラトラブルの真実
ブルーインパルスの演技終了後、改めてカメラをチェックです。
SDメモリーに残っているのは、今日撮った約140枚のみ。
以前の写真はやはり見当たらない状態にもかかわらず、撮影可能枚数はわずか「140枚」と。
こりゃ論理的に説明がつかないぞ。
「もしや、SDメモリーが壊れたのでは」という疑念が頭をよぎります。
こういう時は、メモリーカードを一度フォーマットしてみるのが常套手段ですよね。
う〜ん、このままスマホ撮影を続けるか、それとも全ての午前中の記録を失うことを承知でフォーマットするか。
この後のF-2は、やはり一眼レフで撮りたいよな。
え〜い、フォーマットしちゃえ。
「午後のF-2を一眼レフで仕留める」という情熱の選択、フォーマット実行です。
結果、撮影可能枚数は一気に2,645枚に増加。
SDカードには異常はなかったか。
でも、なぜこうなったんだろう。
前回、私がメモリーカードから写真を消した際、インデックスだけが消えて実体のファイルは残っていたということですね。
改めて思い出してみてると…
そうか、ファイルを消す操作をしたのは、カメラからではなくMacからだったんですよね。
Macからファイルを削除したことで、カメラ側が管理するインデックスと実データに乖離が発生。
デジタル時代のアナログな落とし穴でした。
この失敗により、午前中のプログラムについては一眼レフの写真が一切残っておらず。
それで昨日の記事は、ブルーインパルスからという構成だったという次第です。
ここからは、スマホでの写真やご提供いただいた写真とともに、午前のプログラムを簡単にご紹介していきます。
航空祭の幕開け:6機編隊の航過飛行
プログラムの火蓋を切ったのはオープニングフライト。
6機のF-2が会場上空をゆったりと航過飛行する姿は、まさに壮観です(写真:Uさん提供)。
F-2に加え、UH-60J、U-125A、T-4と、この日に飛んだ主要機種全てが一堂に会する華々しい編隊飛行でした。
友人からの贈り物:ミスドブレイク
航過飛行の後、今回もUさんが持ってきてくださったミスドで糖分補給。
広大な敷地を歩き回る航空祭は、予想以上に体力を消耗するんです。
Uさんの温かい心遣いに感謝。
大空の支配者:F-15の機動飛行
F-15の機動飛行も、百里基地航空祭の大きな目玉の一つ。
F-2よりも機体が大きく、その迫力は格別です。(写真:過去の百里基地航空祭で撮ったもので代用)
航空自衛隊の主力戦闘機F-15J/DJは、約200機が配備される最大勢力。
対してF-2は支援戦闘機として約90機と少数派なんですよね。
百里救難隊による緊迫のデモンストレーション
F-15機動飛行に続いたのは、百里基地の後期空救難団による捜索救助のデモンストレーション。
U-125Aが要救助者を発見し、UH-60Jから救難員がパラシュート降下、その後ウィンチで引き上げるという一連の流れ。
特別塗装のUH−60Jの珍しい配色も、注目を集めていました。
ブルーインパルス前の賢明なランチ戦略
捜索救助の後、ブルーインパルスまでの45分間のインターバルが。
これを逃さず、早めのランチタイムにしました。
数万人規模の来場者となる航空祭、売店の長蛇の列は避けたいもの。
さほど贅沢を言わず、コンビニで調達するのが賢明な選択です。
揺れや傾きに強い「対G性能」を備えた(?)セブンのおにぎりセット。
過酷な航空祭には、文字通りの正解でした。
百里基地航空祭の記事、まだ続きますのでどうぞお楽しみに。
【おまけのワンポイント】
・航空祭で展示飛行をする戦闘機は、基地内で「慣熟飛行」と呼ばれる訓練を事前に何度も行っているんだそう。当日の気象条件や風向きを把握し、披露する機動や進入角度を最終調整するため、綿密に準備しているんですね。
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