モーションウィジット

2020年10月1日木曜日

【物産展】小浜の鯖寿司を食べ比べ、それぞれの個性に舌鼓

北陸物産展といえば、購入必須なのは海の幸。
北陸ならではのノドグロや白エビもありますけど、鯖寿司もまた美味。

今回は小浜市の『若廣』が出店、さすが人気店で大行列ができているのに並んでの購入でした。

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いろいろ置いてあったなか、オーソドックスに焼き鯖すしと鯖寿しを購入。
鯖寿しには国産とノルウェー産があるとのことでしたけど、値段は1.4倍ほどもの差、安いノルウェー産で十分かなと。

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さて、焼きとノーマル、どっちの方が美味しいんでしょう。

答えは、それぞれの特徴があってどっちも美味しい、でした。
まぁわかり切った答えですけどね。


鯖寿しは、脂ののった身を酢飯でさっぱり。
これ単独でクローズした世界を作り上げていて、足すものも引くものもなし。


焼き鯖すし、羽田空港の空弁で人気の商品。

こちらは焼きの香ばしさと大葉の風味がある分、少し自由度が高くてビールや焼酎でさっぱりしたくなるんです。
そう、酒のツマミには焼き鯖すしが好適なんだなと。

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どちらも丁寧な手巻き、鯖の身の厚さに合わせて、慣れた職人さんが酢飯の量を調整するんでしょう。
鯖の身が少ない尻尾の方も美味しいのは酢飯の秀逸さの証。

今日も美味しく完食、ご馳走さまでした。


ところで、鯖寿司って全国にありますけど、一番はどこなんでしょうね。
福岡や五島列島のが美味しかった記憶もあり、京都も有名だったはず。

京都といえば鯖街道、どこまで続いていたかというと…
へぇ、小浜なんだ。

京都ではナマ物は食べられずなので鯖寿司に、ということは、小浜のじっくり〆た鯖寿司が京都の味というわけですね。

対して、福岡や五島列島のはナマを売りにしていた印象(全てがそうではないんでしょうけど)。
生鮮流通が発達した現代の味、ってことなのかな。


身厚の新鮮な鯖であれば、どこで獲れても美味しい鯖寿司ができる、そういうことなんでしょう。




【今日のワンポイント】
・関東の船釣りでも、鯖は外道でよく釣れます。しっかり血抜きをして氷でしめておけば、自宅でも超美味な鯖寿司に。

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