モーションウィジット

2021年10月13日水曜日

【散歩】ここは都内の住宅地?と疑いたくなる異世界な風景​

とある休日、この日は駅蕎麦を目指してのウォーキングにしようと、京成立石駅の『越後そば 立石店』に行ってみることにしました。

葛飾の京成線駅にはまだレトロな駅蕎麦が残っていて、これらを食べ歩くのも悪くないんじゃないのかなというのが思惑。
京成高砂の『都そば』には既に行ったし、よし、その2駅先の京成立石駅が今日のターゲットです。


徒歩だと片道10kmほどあるので、ただ目的地を目指すだけでなく、途中で見かけた史跡にも寄ってみようかなと。
お、『宝蔵院』というのがあるな、宝蔵院といえば宮本武蔵が戦った槍の流派。
でもあれは関西か九州かだったよな。

こちら葛飾の宝蔵院は関係なくて、Googleマップによると彼岸花がそれなりに咲いている寺院。
もう終わっただろうな、そう思いつつの訪問でした。

住所は葛飾区奥戸、新中川に面した奥戸街道沿いです。
奥行きのある敷地で、開山は室町時代1395年というからそれなりに歴史があるんだなと。

予想通り彼岸花は枯れ始めており、その侘しさが古いお堂によく合っているなと。
ここにある薬師如来は江戸時代中期のものだそうで、弾圧された尊王論者の門下生が仏門に入った時に安置されたものなんだとか。

さて、ウォーキングの続きに戻るかなと思いながらふと振り返ってみると、「賽の河原」の石碑の奥、赤い群生はなんだろう。
どう見ても彼岸花じゃないよな。

正体はお地蔵さん、皆さん赤い衣装を纏っているという不思議な光景。
こんなバリバリの住宅地の中なのに杜は深く、どこか違う世界に誘われたような錯覚に陥りますよね。

宝蔵院の近所にあった八剱神社を訪れると、こちらには破壊された石灯籠。

説明板によると、建立は1818年で安政大地震(1855年)で被災。
再建後に関東大震災で倒壊・修理したものの、東日本大震災で一部損壊。
そして2018年台風24号の倒木のせいで転倒、復元が不可能となったものなんだとか。

不運な石灯籠ということもできますけど、厄災を引き受けてくれている有り難い存在なんだと解釈。

宝蔵院・八剱神社近くの妙法寺、中には入らずちらっと覗いたところ、ん? この像は何だ。
あ、押されて泣くなの「おしくらまんじゅう」か。

今時の若い人は、おしくらまんじゅうなんて知っているのかな。
自分自身が本当にやったことがあるのかどうかという記憶も薄いものの、懐かしい気がするんだよなぁ。

写真はいきなり現代に、これはマックのドライブスルーです。

2レーンあるというのが宅食流行りの今っぽく、ここで決済まで済ませるシステムになっていれば、人手を介するのは商品の受け渡しのみ。
確かにその方が運営効率はアップしますね。

ネットで調べてみると、スマホアプリを使う「モバイルオーダー」というのもあって、ドライブスルーと違って徒歩でも利用できるらしい。
買い易さの追求、マックもいろいろと工夫しているんだな。


1.5時間ほどのウォーキングでも、今昔様々な風景を観ることができたなと。
さて、本命の蕎麦を食べるのは明日の記事にて。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

おしくら・まんじゅう / かがくいひろし 【絵本】
価格:1078円(税込、送料別) (2021/9/28時点)




【今日のワンポイント】
・おしくらまんじゅうの歌には続きがあるって、初めて知ったので書いておきます。
おしくらまんじゅう 押されて泣くな
あんまり押すと あんこが出るぞ
あんこが出たら つまんでなめろ

0 件のコメント:

コメントを投稿