モーションウィジット

2021年10月14日木曜日

【グルメ】京成立石にて、美味な鶏蕎麦つけ麺に出会う

家から歩くこと10kmほどで京成立石に到着。
数字だけ見ると距離があるような気がしますけど、それほど歩いた気もしないのは涼しかったからか、見慣れない景色だったらからなのかな。

目当ての『越後そば 立石店』は改札近くの2階にあって、さて、まずは食券を買おう... あれ?

券売機が故障しているのか、前扉が開いていて食券を買えないぞ。
悩んでいると店員さんが出てきてくれ、「現金ですか?」と。


「あ、Suicaでと思っていましたけど、現金でもいいですよ。」
「すみません。Suicaだと券売機なんですけど、再起動に5分ぐらいかかるんですよ。お金が詰まったようで、修理していたんですよね。」
「そういう事情だったら、現金でお願いします。」

この店員さん、どっかで会ったことあるような気がするのは...
あ、いかにも自衛隊のイベントにいそうな感じの方なんだ。

最近は開催されずでご無沙汰なんですけど、自衛隊のイベントにはこんなオタクっぽい方(店員さん、ごめんなさいね)が集まるので、私も心安らぐ感じがあるんですよね。
この店員さんも丁寧ながらも微妙なはにかみがあって、信頼できる実直な方なんだという安心感がありました。


店内に入るとメニューを出してくれ、その場で現金精算できるらしい。
今日はどうしようか...

よし、お店オススメの鶏蕎麦つけ麺、歩いてお腹がすいたので大盛りだな。

「えぇと、鶏蕎麦つけ麺が780円、大盛り100円で880円ですね。」
「はい。」

900円を渡すと、20円のお釣り。
そして追加で100円を戻してくれたけど、これはなぜなんだろう。

「あの...」と言いかけて、ワンオペで忙しそうに作業に入った店員さんを見て、大盛りじゃなくてもまぁいいかな。

3分ほどで提供された鶏蕎麦つけ麺。
つけ汁はピリ辛っぽい色、蕎麦も角がしっかりしてそうですね。

よし、それでは頂きます。

まずは蕎麦の量ですけど、明らかに普通より多い。
やっぱり大盛りっぽいけど、100円はいいのかな。

もしかして、券売機が故障しているのでオマケしてくれたとか...
なんて思いなが一摘み。

つけ汁にはたっぷりと鶏肉が入っていますねぇ。
ここに麺をつけて、まずはズズッと一口...

おぉ、ピリ辛でいい味だ。
つけ汁は見た目通り味が濃く、蕎麦を軽く潜らせるだけでもしっかりと味がつくんですよね。

どれどれ、つくねと鶏肉を一つずつ...
ん、ちょっと味が薄いかな。

そして鶏肉は少々硬いけど、まぁ今回のメインは蕎麦だと割り切ろう。

少量の蕎麦をズズッと啜って薫りを楽しむスタイルではないので、この手のものは大量に入れても問題なし。

浸す時間を少し長めにしてと。
この方がこのつけ汁には合っているし、角のある蕎麦の舌触りの良さが際立つなと。

そしてこのつけ汁、どういう訳か海苔が入ると香りがよくなるんです。
想像以上に美味いじゃないかと、ズズッ、ズズッと蕎麦を食べ進み。

そして鶏肉を食べると、あれ、さっき食べたより全然美味いぞ!
つけ汁の味が染みたのと、海苔の影響もあるのか、旨味が増しているような気がします。

つくねも当然同じ効果があって、そうか、このつけ汁は先に蕎麦、途中から鶏を楽しむものなんだなと。
ちょっとした暴れ馬みたいなもので、乗りこなし方を覚える必要があるんですね。

つけ汁を冷たいのにするか、温かいのにするかと聞かれたのを思い出し、もしかすると温かいのだとまた食べ方が違うのかも。
単に温度の違いだけでなく、鶏を食べるタイミングを聞かれたのかもしれないです。

いやぁ、想像以上に美味しい漬け蕎麦、ご馳走さまでした。


ところで、100円の謎は店を出た時にわかりました。
鶏蕎麦つけ麺は、780円で麺大盛りがデフォルトだったんです。

店員のお兄さん、そう言ってくれりゃいいのにと思いつつ、黙って100円を返すというのもまた職人っぽくて悪いもんじゃないかなと。
私はこういうお店、嫌いじゃんなんですよ。






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