モーションウィジット

2023年12月17日日曜日

【旅行】岡電に乗っていざ、岡山城へ

【この記事のポイント】
・風情のある岡電に乗って岡山城へ、本丸跡は広くて見応えあり



旅の最終日、今日の観光は岡山城と後楽園という定番コースです。

朝のウォーキングでは岡山城のすぐ近くまで歩いて行ったので、近いことは知ってはいるんです。
でもせっかくだから、岡山の路面電車に乗ってみたいなと。
連日かなりの距離を歩いている両親も、いい加減疲れているでしょうしね。

正式名称は岡山電気軌道、略して岡電。
創設は1910年というから明治時代、岡山の街の発展を見守ってきて、市民にも親しまれている路面電車です。

ん? このファンキーなキャラは何だ。

息子がなんとかだと言っていましたけど、全く記憶に残らず後で調べてみると「チャギントン」というんだとか。
イギリスのアニメらしく、「きかんしゃトーマス」の後継みたいなものなのかな。

岡山駅前から岡山城近くの城下までは3駅、こんな風景を見ながらの短い行程でしたけどね。

ガタンゴトンと揺れながら、運転手さんのレバー操作が何をするための動きなのかを想像しながら。
そんな車中は退屈することなく、なかなか楽しいものでした。

岡電を降りてからは徒歩で岡山城へ、お、天守が見えてきたぞ。

手前の流れは旭川で、これが岡山城の東を守る天然の堀。
川幅がかなりあるので、防御施設としての効果は絶大でしょう。

近くから天守を見上げると、複雑な造りのシャープなフォルムが格好いい。

この天守は明治以降も存在していて国宝に指定されていたものの、太平洋戦争の空襲で焼けてしまったとのこと。
実測図に基づいて再建されているので、江戸時代の姿にかなり近いものということになるのは名古屋城と同じです。

さて、内部を見学してみようか。

えぇと、元は宇喜多秀家が完成させて、小早川秀秋の後は池田輝政の子が城主となった、という歴史だったっけか。
いずれも名の通った武将ばかり。

本丸中の段はかなりの広さ、ここに本丸御殿が立ち並ぶと壮観。
宇喜多秀家の時代から大規模に拡張されており、築城時の石垣も一部発掘され展示されていました。

月見櫓は1620年代に建築されたまま、空襲時にも難を逃れて残ったものです。
櫓右手に立っている人と比べると、意外に大きい建造物だということがおわかり頂けるかと思います。

櫓は基本的には城の防御力強化のためのものですけど、城を向いた側は雨戸仕立てで開放できる造りというのは、四季の眺望を楽しむため、小宴を催すためなんだそうです。

さて、それではそろそろ天守を観に行こうかなというところで、続きはまた明日。




岡山城
岡山県岡山市北区丸の内2-3-1
086-225-2096
営業時間 9:00〜17:30

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