モーションウィジット

2020年9月26日土曜日

【旅行】再建の大手門は威風堂々、水戸にこんな大きな城があったとは

水戸といえば、江戸時代は徳川御三家のお膝元。
なので城はあって当然ですけど、水戸城なんて聞いたことないな。

今回、大洗に旅行するにあたり水戸城について調べてみたところ、今年の4月に大手門の復元工事が完了。
現在は二ノ丸角櫓の工事中とのことで、着実にかつての姿の再現が進んでいるようです。

よし、それを観に行ってみよう。

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弘道館の駐車場に車を停めると、おぉ、目の前に立派な大手門。
以前、水戸に梅を観に来た時に弘道館にも来ましたけど、弘道館は三ノ丸、この向きに二ノ丸があったとは全く気付かずでした。

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門の奥に進んでみると、なんと広大な二ノ丸。
実質的にはこの二ノ丸が城の中心だったとのこと、現在は学校が立ち並んでいます。

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大手門のすぐ近くには茨城大学付属幼稚園と小学校。
二ノ丸防御の要、いい場所を専有してますね。

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この奥に本丸があるんだけど…
真っ白な壁が延々と続き、反射で眩しく無茶苦茶暑い日。

どうしようかな。
いや、せっかく来たんだから観ていこう。

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途中、戦国時代から存在する巨大な椎木に遭遇。

僅かながらも木陰を作ってくれているので、ここで陽を避けるか。
いや、一度涼んだら気力が失われるのは必定、先を急ぎましょう。

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杉山門、二ノ丸北口にあったものを再現したもの。
ただひたすら続く道路のなかで、大椎とあわせてかつての姿を偲ばせる貴重な存在。

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二ノ丸と本丸の間には線路、この斜面がかつての堀そのまま。
深く険しく、これを登って攻めるのは無理ですね。

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本丸は水戸第一高校の敷地、立ち入り禁止かと思いきや、文化財見学者も一部エリアには入ってよいとのこと。
その文化財というのがこの薬医門です。

移設を繰り返しているものの、基本は徳川家が入る前の佐竹家の時代に作られたそう。
屋根のカーブが美しく、重厚な造りに歴史の重みが宿っているような。

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他の城とは趣きが異なるものの、ここはここでなかなか面白かったな。
今回は寄らなかった二ノ丸展示館や弘文館とあわせて、また偕楽園まで行けば1日がかりの観光コースになるでしょう。

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お、徳川斉昭の像。
酒列磯前神社に、斉昭が腰かけたという石があったな。

幕末の名君、井伊直弼との確執で蟄居され、桜田門外の変の直後に病死した強い人物。
今日でも水戸では慕われているんだなと。

さて、次は水戸を離れて、七ツ洞公園に行ってみよう。

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【今日のワンポイント】
・二ノ丸にあった三階櫓、実質的な水戸城の天守は1945年の水戸空襲で焼けてしまったとのこと。第二次世界大戦で焼けた城で再現されていないのは全国で水戸城のみ、今後に期待したいですね。

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