モーションウィジット

2018年4月8日日曜日

【観光】想定外の山道、鋸山の尾根歩きから保田まで

鋸山は東西に連なる山、山頂はそのほぼ中央。
保田に行くには山の東端、鋸山林道口まで行く必要ありです。
 

山頂より西側は房州石の石切場で広いのに対して、西側は左右に切り立った尾根を歩くことに。
 
写真にあるように、時として大きな岩が行く手を遮り、乗り越えた向こうは幅1mもない尾根だったりするんです。
木が生えていなかったら、高所恐怖症の私には歩けないだろうというスリリングさ。
 
なぬ、イノシシ注意⁉︎
 
こんなところで、イノシシに遭遇したらどうすりゃいいんだ。
ガチンコ勝負でどっちかが谷底に… 勝てる訳ないでしょ。
 
正直、写真を撮る余裕もないままに林道口に到着。
お〜、スリル満点だった、終わってみればまた楽し、ですね。
 
ん⁉︎ 次に進むのは車道なんだけど…悪路につき車両通行注意か。
まぁさっきの尾根に比べりゃ、ねぇ。
 
歩いてみて、意味がよくわかりました。
 
一昨年だったか、千葉に大豪雨がありましたね。
その時なんだろうか、道路が川のようになって削られたんでしょう。
 
その後も雨が降る度、道路が削られて削られて。
今日では道路の向きとは全く無関係に、深くえぐられたところがあるわけです。
 
こりゃ、家の車じゃ走れないな。
オフロード車の専用道になってしまっているんです。
 
落石も凄いな。
こんな落石が当たったらひとたまりもない、思わず崖側から離れて歩きます。
 
そんな道を歩くこと4.6km、ようやく保田の町中に到着。
桃の花の下にベンチ、こんなところでのんびりと読書するのは最高の贅沢でしょうね。
 
普通の道のつもりだったのに、色々あってなかなか面白かったなと。
 
 
【今日のワンポイント】
・今回歩いたオフロード車専用道、正式名は「林道南房総金谷元名線」。完成は1997年で、14年もかけて作った道路らしいですけど、この林道を開削したのである。こんな姿になってしまっているのは少々悲しいですね。

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