モーションウィジット

2022年1月20日木曜日

【旅行】商店街からの富士山​、 なんでこんなに大きく見えるんだ

【この記事のポイント】
・「富士五湖 顔認証 デジタルパス」、文字通り「顔パス」が可能な面白い取組ではあるものの、料金のメリットはほぼなし
・富士吉田の「ほんちょう2丁目商店街」からの富士山は、不思議と巨大に見える



さて、富士急行に乗って、富士山駅を目指すことにしよう。

何やら少しレトロな雰囲気、横には描かいてあるけど、これは何だろう。

2019年3月にデビューした「リサとガスパールトレイン」というらしいけど、そもそも「リサとガスパール」って...一体それはなんだ。
ネットで調べてみると、フランスの絵本らしい。

ぱっと見は犬か兎のようなキャラ、でも犬でも兎でもない謎の生物なんだとか。
「ひつじのショーン」と似たようなものなんだろうか... まぁいいか。

車内はこんな感じで、それなりに頑張ってはいるんですけどね。

この電車、我々を含めお客さんは5名のみ。
1両でもあり余る人数しか乗らない訳で、走らせりゃ赤字なのは間違いないよな。

そんな寂しい状況ではありますけど、吊り広告には「富士五湖 顔認証 デジタルパス」なるもの。
予めパスポートを購入しておけば、顔認証で以下の施設や乗り物を利用できるらしい。

富士急ハイランド(FUJIYAMAタワー含む)
ふじやま温泉
忍野しのびの里
フジヤマミュージアム
富岳風穴
鳴沢氷穴
富士山パノラマロープウェイ
河口湖遊覧船「天晴」
山中湖遊覧船「白鳥の湖」
富士五湖周遊バス
富士急行線(河口湖駅~下吉田駅の間)

といっても、これら全部に入れるパスポートという訳ではなく、それぞれの施設毎に料金はかかる仕組み。
何回でも同じ施設に入れるというのがメリットで、料金は現地で買うチケットとは変わらないようです。

富士急ハイランド駅に到着。
おぉ、駅から直結で園内に入ることができるというのは、さすが同一企業による経営がなせる技だなと。

富士山駅まではたったの2駅、距離にすると3kmなんですよね。

「富士山駅誕生10周年」って、元々は...「富士吉田駅」か。
そのままの方がわかりやすいような気もしますけど、「富士山」という冠が重要なんでしょう。

富士山駅の近く、北口本宮浅間神社の金鳥居。
この南側、富士山に向かう方向に御師の家が並んでいた訳ですね。

その方面は上り坂、今回は月江寺を目指すので、逆向きに坂を下っていきます。

時々振り返って富士山を確認。
富士山から離れているのに、不思議と富士山が大きくなったように。

更に離れたところで、おぉ、富士山が更にデカくなったぞ!

息子曰く、道幅が狭いことによる錯覚なんじゃないかとのこと。
写真だと望遠の圧縮効果もあるので、更に近く見えるというトリックもあるんですけどね。

ふと横を見ると、日本人形のお店。
名前が... え、「ピノキオ」とな。

確かにピノキオは人形だけど、日本人形のお店にこの名前はシュールな印象です。

更に歩いて月江寺駅に。
ケーキ屋さんみたいな外見、近くに行くまで駅とは気付かず。

さて、きっとこの駅の由来であろう月江寺を探そうというところで、続きはまた明日。




【おまけのワンポイント】
・富士吉田市は人工46,000人というそこそこ大きな街。中世から続く富士信仰だけでなく、機織り産地として平安時代から名の通った地域だったそうです。

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