モーションウィジット

2022年1月8日土曜日

【グルメ】創業70年も変わらぬ人気店、限定20食の鶏そぼろ親子丼

神田でのランチ、その日に何を食べるかは、実は信号に左右されるんだなという発見。

歩き始めは、食べたいものを思い浮かべているんです。
信号にさしかかった時、待たずに渡れる方向に渡り、そこでふと気付くのが…

あれ、候補のお店はこっちに渡っちゃいけないんじゃないか。

ここからであれば、やっぱりあの店にしよう。
そんな切り替えの繰り返しで、目標のお店に到達するというのが常。

二度三度と目的地を変えてたどり着く、そんなのも珍しくないんですよね。

これを意思が弱いというのか、柔軟というか。
あるいはお店の引き出しがそこそこあるからこその技なのか。

よくわかりませんけど、進行を妨げられたら向きを変える。
そんな様子はさながら蟻、ってところですかね(笑)

そんなこんなで辿り着いた『伊勢ろく』、前回このお店に来たのはいつだったか。
Googleマップの行動履歴をたどると、一昨年の3/11に来ていたらしい。

まだ緊急事態宣言が出る前、中途入社社員のレパートリーを広げてあげようということで来たんだろうなぁ。
さすが人気店、ちょっとやそっとじゃ無くならないですね。

これまでは複数人で2階に通されるんですけど、今回は一人なので1階のカウンター席に。
これは初めてのパターンだなと。

調理場を見ると、お、そぼろがあるな。
これまではいつも普通の親子丼ばかりでしたけど、今日は「鶏そぼろ親子丼」850円にしてみようかな。

あれ、鶏そぼろは限定20食なのか。
気付いてラッキーだなと思っていたところで、香の物とスープの到着。

さて、それではスープから頂きましょう。
ズッと一口...

ん〜、鶏の出汁が香り、椎茸の旨味が加わり。
塩加減も控え気味、これはこのスープだけでも満足感あるなと。

続けてドドンと、鶏そぼろ親子丼が到着。
写真じゃわかりにくいですけど、表面には湯気がたち、プルプルと玉子が美味しそうに揺れているんですよ。

さぁて、久々の親子丼、食うぞ。

スプーンで無造作に掬って一口、卵のコクがある旨味、そぼろの甘みが美味。
卵のこの半生加減がたまらんのですよ。

ご飯に到達すると、汁だくでリゾットのような食感。
通常の親子丼だと鶏肉のあるなしで味に変化があるん鶏そぼろがホロッとまんべんなく、卵とご飯とのバランスが安定しているんです。

こりゃ食べる手が止まらないぞ。

そうだ、香の物も食べなくちゃだし、七味で味変も試したいですよね。

そのまま完食もできる味でしたけど、ブログにアップすることを考慮すると、少しは冷静になるものだなと。

香の物は、きゅうりのキューちゃんみたいなものだろう...
むむ!

いきなり山椒の香りがしてびっくり。
そうか、塩気だけじゃなく、あの痺れる風味も加えてくれるとはねぇ。

七味の辛さも当然に美味しく、でも味変しなくてもいいレベルの味なんだよなとも思いつつ。
ちょうどいい腹具合での完食、いやぁ美味かった。
ご馳走さまでした。






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