モーションウィジット

2022年1月23日日曜日

【旅行】富士吉田の往復15kmウォーキング、事故にトンネルにと様々ハプニング

【この記事のポイント】
・富士吉田の街には、レトロな火の見櫓がいくつも残っている
・全長2,476mの新倉河口湖トンネルは、歩いて通るには長過ぎ



「セルバ富士吉田」で夕食の買い物を済ませて、さて、一旦帰ることにするかな。

え? できればバスに乗りたくないって?
息子は車に酔う質なんですよね。

「だったらさ、ここから家まで歩いてみようか。富士吉田から河口湖北岸に抜ける長いトンネルがあって、一度車以外でも通ってみたいと思っていたんだ。」
ここまで既に8kmほど歩いていて、更に7kmというのは決して楽ではないですけどまぁ無謀な距離というわけではないなと。

 
よし、それじゃまずはトンネルを目指して出発!

と、車が不自然に停車していて、そこそこ交通量のある両車線を塞いでしまっています。
ん? あっ!

なんと、この車の横にバイクが転倒、人が倒れているじゃないですか。
小走りに近づいていくと、倒れているのはご老人、意識はあるようで上体を起こしています。

「大丈夫ですか!? 動けますか?」
「あ、あぁ、私ちょっと足が悪くてね。」

出血はなく、動きからは骨折もない様子。
「まずは歩道に避難しましょう。腕に掴まってください。起こした時、もし痛いところがあれば言ってくださいね。」

どうやら怪我はないらしく、息子とともに歩道までご案内。
道路に散らかった荷物をかき集めながら、車の運転手はどこに行ったんだろう。

あ、きたきた。
会社の建物から車を出した途端に事故にあったようで、会社の人を呼びに行っていたみたい。

慣れた手付きでバイクを起こし、車を寄せて道路を通れるように。
「頭打ちましたか?」「あ、いやいや。」
「足を怪我されましたでしょうか。」「もともと悪くしていて。」

そんな会話を横で聞いていて、救急車を呼ぼうか、どうしようか。
「あ、あとは私達で大丈夫ですんで。ありがとうございました。」と運転手さん。

この人、どうみても悪い人じゃない、大丈夫だな。
ご老人に一礼してこの場を離れましたけど、いやぁ、びっくりした。

街中を歩いていて気付いたのは、火の見櫓が残っていること。
まさか実際に使われてはいないんでしょうけど、これも歴史を感じる建造物の一つ、大切に保存してほしいものです。

おぉ、これだ。
新倉河口湖トンネルといって、全長2,476m、供用開始は2015年3月と比較的新しいもの。

このトンネルのおかげで、河口湖大橋や河口湖駅周辺を経由せずに富士吉田と河口湖北岸を往来できるようになっています。
御坂みちにも接続しているので、富士吉田から甲府方面にも行きやすくなったんじゃないかな。

ふぅ、ようやく真ん中まで着いたぞ。
車の往来が多いトンネル内、音は煩いし、真ん中に近づくにつれて一酸化炭素濃度が上がって息苦しさを感じるんです。

2,500mを多少早足で歩いても25分弱、これはなかなかキツいなと。
歩くのは現実的ではなく、チャリンコでなら使えるということがよくわかりました。

ようやく帰り着いて一休み。
いやぁ、今日は富士山がよく見える1日だな。

歩き疲れて喉が渇いていたので、まずはビールを1本、そしてこの日買ってきたハイボールも。
いやぁ、美味い!

そして1時間ほど昼寝、なんて幸せな午後なんでしょう。

夕食は今回も鍋、牡蠣入りのキムチ鍋です。
作るのが簡単、身体は温まるし美味いしと、冬場は鍋が最強ですね。

シメは吉田うどん。

スーパー店頭で売っているものなので、太くてもコシはさほどにはなく食べやすい。
でも、やっぱりお店で食べた方が間違いなく美味いものだということを実感。

振り返ると、今日もなかなか充実した一日でした。




【おまけのワンポイント】
・富士吉田市の交通事故件数を調べてみると、2019年度は158件、2020年度は115件。いずれも高齢者が4割ほどを占めているとのことで、自分も運転する時には注意しないとなと。

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