・14年使ったBRAVIAをついに買い替え。貯めた楽天ポイントを使うつもりが、Amazonの圧倒的な安さ、古いTVの「引き取りサービス」の分かりやすさに楽天は完敗。新しい50型テレビの進化、外付けHDD録画機能のコストパフォーマンスに現代の家電の凄みを実感。
我が家のリビングに長く鎮座してきたテレビはSONYのBRAVIA、2011年モデルです。
もう14年も前の製品とはいえ、特に故障もなく、普通に映るので困ることは何もなかったんです。
スカスカのリビングボードと楽天ポイントへの誓い
一つだけ、強いて言えば気になっていたのがこの見た目。
リビングボードのテレビを置くために設計されたスペースに対し、32型のテレビはあまりにも小さい。
周囲がスカスカです。
まぁだからといって、テレビが見られないわけではない。
敢えて買い替えるほどの理由にはならないですよね。
そうだ。
いつか楽天ポイントが10万ポイントくらい貯まったら、新しいのにしよう。
そんな漠然とした目標を立ててから、数年が経過したんですよね。
今年のふるさと納税でゲットしたポイントも加わり、ついに、その「Xデー」がやってきたんです。
楽天かAmazonか、価格とサービスのUX比較
リビングボードのスペースに、ぴったりと収まるのは50型のテレビ。
上にも書いた通り、私はテレビの画質にそれほど強いこだわりはなし。
なので最も安価なグレードのBRAVIAで十分。
えぇと、楽天市場で探してみると… 価格は10万円前後。
よし、予算にもちょうど収まる。
…あれ? ちょっと待てよ。
なんと、全く同じ商品がAmazonで特売価格の83,000円になっているじゃないですか!
むむっ、これはかなり大きな価格差。
でも、「貯めに貯めた楽天ポイントで、ついにテレビをゲット!」なんていう絶好のネタを逃すのか…
ここは、多少高くても楽天で買うべきかな…
と、ここでもう一つの問題にぶち当たりました。
今ある古いテレビの処分です。
楽天のサイトでリサイクル回収の仕組みを調べてみると、これが実に複雑怪奇。
古いテレビを処分するには、「リサイクル券」という商品を別途購入する必要がある。
しかも、私が買おうと思ったショップでは、その「リサイクル券」だけを単体で買うことはできず。
私にとっては不要な「新しいテレビの設置サービス」、これとセットで買わねばならないようです。
当然、価格もその分上乗せされる。
何よりその仕組みが複雑すぎて、さっぱり理解できない。
対してAmazonはどうか。
プラス500円を支払うだけで、配送時に古いテレビを引き取ってくれる、極めてシンプルで分かりやすく、間違えようがない仕組み。
高くて複雑な楽天、対して安くて分かりやすいAmazon。
このユーザー体験(UX)の差を前にしては、そりゃ誰だって後者を選びたくなるものです。
よし、楽天ポイントは、また別の何かに使うとしてと。
今回はAmazonで購入することにしました。
14年の進化と、驚異のコストパフォーマンス
数日後。
届いた50型のBRAVIAは、私の目論見通りリビングボードにぴったりとフィットしてくれました。
設置もケーブルを数本を繋ぐだけ。
こんなに簡単な作業、余計なコストをかけず大正解でした。
14年前のテレビと比べれば、ネット動画が見られるなど機能が豊富なのは当たり前。
それ以上に私が嬉しかったのは、処理性能(CPU)が、格段に上がっていること。
リモコンの操作に対するテレビの反応が実にキビキビとしていて、ストレスがないんですよね。
貯まっていた楽天ポイントのうち期間限定のポイントを使い、テレビ録画用の外付けハードディスク(HDD)を購入。
既に専用のHDD & ブルーレイレコーダーは持っているんですけどね。
最近のテレビは、単体のHDDを繋ぐだけで録画ができる。
その機能が専用機と比べてどれほどのものなのか、一度試してみたかったんです。
結果、判明した専用機との機能差は、主に以下の二つのみ。
・CMなどをワンプッシュで飛ばしてくれる「広告スキップ機能」がない。
・録画した番組を1.5倍速などで再生する「倍速再生機能」がない。
でも、私が録画番組を見る上で多用する機能の違いはたったこれだけ。
専用のレコーダーを買えば、安くても7万円以上。
対して外付けHDDは1万円程度です。
もちろん、専用機には他にも便利な機能はたくさん付いているんでしょう。
とはいえ7倍以上という価格差、これを埋めるほどの価値があるとは思えずです。
最後に
最近のテレビ、ずいぶんと値段が上がったなと思っていました。でも、単に画面が大きくなったとか画質が良くなったとかいうだけではない。
録画機能やネットTV等の様々な機能がテレビ本体のOSに統合され、利便性が格段に向上している。
その分の付加価値なのだと、今回の買い替えで理解することができました。
さて、これからはアマプラやNetflixで映画を観る休日というのも良さそうだなと。
【おまけのワンポイント】
・古い家電を処分する際は、「家電リサイクル法」でリサイクル料金と収集運搬料金を支払う必要があります。今回のように、新しい製品を購入する店舗に引き取ってもらうのが一般的。購入する際は、製品の価格だけでなく、こうしたリサイクル費用の分かりやすさや安さも、比較検討の重要なポイントになりますね。
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