モーションウィジット

2020年5月22日金曜日

【散歩】人の行かないところ、人と接しないところで散歩

在宅勤務が続くと、腰に疲れが溜まってくるんですよね。

ずっと座りっぱなしという訳でもないんですけど、会社に行く時ほど身体を動かす訳でもなし。
毎日、5kmくらいは歩くようにしているものの、それでもまだ足りないようなので、休日にまとめて歩かなければ。


人に合わないように、県内で人のいないところを選んでとなると、観光地ではない北部の山中かな。
今回は千葉モノレールの終点、千城台に行ってみました。

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千葉駅から乗ったモノレール、初めて乗るような気がします。
自分の乗って来た車輌を振り返ると、ブルーのシンプルなカラーリングがお洒落、でもオリンピックのロゴが虚しくもあり、寂しくもあり。

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ここからは、御成街道を歩くことに。

「御成」の文字で、ピンと来る方もいらっしゃるでしょう。
そう、徳川将軍家が通る道、「日光御成街道」が有名ですよね。

この御成街道は、鷹狩の際に使う道とのこと。
佐倉藩の土井利勝が近隣の民を集めて3日3晩で完成させたものと言われてますけど、実際には数ヶ月かけて作ったんだそう。

船橋から東金までの総延長40km、陸上自衛隊の下志津駐屯地から圏央道の東金I.C.付近まで、直線的な道路が残っています。

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提灯塚と言われる史跡は、かつてこの地に提灯があったからなんだとか。
街道を照らすものだったようですけど、説明板がなければ単なる土盛りにしか見えないですけどね。

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こんな直線を歩くこと30分ちょっと、到着したのは「御茶屋御殿」と言われる史跡。
御殿と言っても建物が残っている訳ではなく、空堀と土塁があるだけなんですけどね。

でもこれが歴史オタクには堪らずで、正方形の敷地がほぼ完璧な形で残っているんです。
空堀も2mを超える深さ、こんなにはっきりと残る空堀は珍しいんじゃないかな。

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御茶屋御殿をパノラマ撮影。
写真の左右端に見えているのが同一の入り口で、間が御殿の敷地、かなり広いことがお分かり頂けると思います。

ざっと100m四方という広さかな。
ここに鷹狩の際に家康が使用した建物が建っていたのか。

この地が使われていたのが1630年頃まで、せっかく道路まで作ったのに、すぐに空き地になってしまったとは勿体無い。

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さてと、御茶屋御殿を後にして、鎌取駅まで2時間弱の散歩に。

ところで、なぜこの地を選んだのかというと、スマホアプリの「ニッポン城めぐり」に登録されている城だからなんです。
え? 健康のための運動じゃなく、ゲームのためじゃないかって?

いやいや、
これはあくまでも健康のためであって…、ゴニョゴニョ。(←説明になっていない)

まぁ、歩く場所を探すため、アプリも活用しているということでしょうね。

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鎌取駅まで歩く途中、忽然と現れたこの施設は何かわかります?

答えはサバゲー、つまりサバイバルゲームのフィールドなんです。
なるほど、身を隠すための障害物が様々あるという訳ですね。

この日は当然閉鎖されてましたけど、この地が再びミリオタに溢れる日が来ることを切に祈りましょう。


【今日のワンポイント】
・今回歩いた御成街道はアスファルト舗装されてましたけど、 八街市沖1581近隣には当時のままの姿も残っているんだとか。一度行ってみたいものですね。

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