【散歩】人混みを避けて、船橋の片田舎を城攻め散歩

スマホゲーム『ニッポン城めぐり』を始めて、船橋近辺のマイナーな城を訪ねて歩くことに。
城跡なんかには人もおらず、密集を避けて散歩にもよし。

金杉城、夏見城、金ヶ崎城と攻略。
攻略というと格好いいですけど、単に近くに行って「城攻め」を押すだけなんですけどね。

近くの高根城、「城攻め」はかなり接近しなければ反応してくれずだったので、えぇい、だったら城跡まで観てきてしまいましょう。

写真の中央奥にある林、あれが高根城なんです。
知らなければ、住宅の裏にある林にしか見えないよな。

もう少し近づいてみましょう。

右手の坂はそこそこの急勾配、城っぽいと言えなくもないけど、ちょっと短か過ぎるんですよね。
この近辺全体が周囲より少し高くなっていて、この辺りは中心部。

城の規模は案外大きく、本丸に相当する所が林になっている、ということなのかな。
とすれば、ここには門があったとか。

林をぐるっと囲む細道に入ると舗装もされておらず、この右手はこんもりと盛り上がっているので、きっと土塁なんでしょう。

右手は平坦で、川に向かっては段差があるという構造。
そうか、ここは曲輪だったんだな。

忽然と現れた神社、城内の守神だったと想像。
何もないような城跡ですけど、丹念に観て廻ると意外に城らしい景色も残っているものですね。

こんな田舎に少々場違いな立派な門は高根寺。
城跡に隣接していて高台の上、ってことはここも城の一部だったんでしょう。

単なる林しか残っていないと思っていた城跡も、この寺によって一気に品格が上がるような。

そして隣には秋葉神社。
ここは更に高くなっているので物見台…いや、もしやこの神社は古墳なのかな。

城跡は戦国時代のものですけど、一気に時代を遡ったような錯覚に。
歴史散歩の醍醐味、ロマンですね。

さて、そろそろ帰るとするか。

Googleマップに案内を頼むと、こんな畦道を指定してくるとは、さすが攻めのGoogleマップ。
でもこの風景、奥の林が城の外郭かもしれないので、案外オタクの私に気を遣ってくれた…訳はないか。


名も知らなかったような城跡も、意外に面白かったな。
『ニッポン城めぐり』に感謝しなければ。


【今日のワンポイント】
・高根城は、小金城本拠地の高城氏の支城だったとのこと。小金城も宅地化で大きく変貌してましたけど、高城氏の遺構はほぼ残っていないんだなと。