モーションウィジット

2018年12月10日月曜日

【イベント】航空祭の華、F-15とF-4の機動飛行

今年の百里基地航空祭は、ブルーインパルスが飛ばず。
なので機動飛行、戦闘機の性能を活かした派手な飛行が、今回のメインイベントということになります。
 
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まずはF-15から。
 
たまたま陣取った場所がよく、発進前の機体が目の前を横切っていくんです。
間近で見ると、シャープなフォルムに「これから飛ぶぞ」というパワーが漲っているような。
 
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滑走路の端まで移動して、お、飛び上がった。
 
大きな機体にもかかわらず、離陸距離が短いのはエンジンパワーのおかげなんでしょう。
そのパワーを活かして、あっという間に上空に舞い上がっていきます。
 
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旋回中、最大で8Gがかかるって解説していたな。
気持ち良さそうに、自由に飛んでいるように見えますけど、実際には重力やら遠心力やらに制約を受けながらの飛行なんでしょうね。
 
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ん、そういえば、F-4ほどに激しい音はしないかな。
今回は「ファントム祭り」と言われる航空祭、F-15は少し遠慮気味だった印象です。
 
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飛行時間は15分ほど。
 
何年か前の航空祭では、2機同時に機動飛行したり、アフターバーナー離陸をしてくれたりと見所満載だったんですけどね。
また来年に期待しよう。
 
 
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昼の時間を空けて、午後からはF-4の機動飛行に。
 
帰りのバスに備えようと人垣に入らずに見ていたら、超低空での離陸。
機体がかなり見えにくいものの、音がする場所の少し先、というのが一つの目安になるんです。
 
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飛び上がった機体は、60°で空を駆け上っていきます。
 
F-4でも、この角度で上昇して失速することはないんだろうか。
航空祭で危険なことはしないだろうから、まぁきっと大丈夫なんでしょうけど。
 
これまでは一度も見たことなかった飛び方、迫力たっぷりでした。
 
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ターンの途中、機体が完全にひっくり返ってますね。
 
この姿勢だと揚力はほぼないはずで、前に進みながら落ちているという挙動でしょう。
きっと怖いだろうなぁ。
 
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2機が同時に飛んできて、目の前で左右にブレイクしてターン。
目の前の空が切り裂かれたように震えて、轟音が鳴り響く凄まじさ。
 
今回の航空祭は、どこまでもF-4が主役。
これはこれで楽しかったです。
 
時間が短いですけど、F-4が飛び去る様子を動画で撮ってきました。
スピードや轟音を少しでも感じて頂ければなと。
 
これで飛行展示は終わり。
でも明日以降あと2つ、百里基地航空祭の地上展示について記事をアップする予定ですので、お付き合いください。
 
 
【今日のワンポイント】
・F-15も、日本での運用開始は1981年。もうすぐ40周年を迎えようという古参なんですね。
 

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