【イベント】ボジョレーヌーヴォーを飲んで、そして大爆睡の気持ちいい午後

一昨年ぐらいからだったかな。

この季節に実家に親戚で集まって、ボジョレー・ヌーヴォーを飲む会をやっているんです。

 

今年も美味しく楽しく、飲んできたのでその様子をご紹介。

 

今回飲んだヌーヴォー、それぞれ個別の銘柄等は、酔って覚えておらず。

どれも若い味わいで、この季節ならではの味覚をたっぷりと楽しむことができました。

 

ヌーヴォー以外のワインもということで、マールボロのソーヴィニヨン・ブランとイタリアのシラーを持参。

よく飲む人4人で5本、今回もよく飲んだなぁ。

 

料理は母親が作ってくれたもの。

来るメンバーそれぞれに好物があって、リクエストに応えてくれようと品数が豊富なんです。

 

親の作った料理、どれも食べ慣れた懐かしい味で美味なんですよねけど、私は何が好きだったんだろう…

そうだ、「すいとん」だ。

 

 

小学生の時、家庭科の授業で好みの食べ物を問われて。

私が「すいとん」と答えたのが母親に知れて、「そんな戦時中みたいなものが好物とか言ったら、恥ずかしいでしょう！」と怒られたんです。

 

でも、当時は貧しい食べ物だなんていう意識は全くなく、ムチムチの小麦粉、中心には少し粉っ気が残っている「すいとん」。

あれは本当に美味しかったんだよなぁ。

 

手羽中は、見た目の赤さは辛味でなく、プルンとしていてワインによく合うんです。

 

海老にも程よく味が染みているぞ。

技巧を凝らすのではなく、素で美味しい、こういう料理を作れるようになりたいなと。

 

 

食べながら飲みながら、今年の想い出の語らい。

「マリーナでステージに上げられただろ。あれって、事前に打ち合わせ済みだったのか？」と父。

 

私「いや～、全く。突然のことで心底ビックリだったよ。」

父「え、そうか？ あれ、なかなか面白かったぞ。あれがアドリブなら、お前は職業間違えたな。」

私「…」

 

 

今後の旅行の予定についても。

父「沼津に『はまゆう』っていう宿があるんだけど。」

私「おお、見たことあるよ。」

父「あそこに泊まりに行こう。」

私「夕陽の景色よさそうだね。いいね～。」

 

 

こんな会話をしているうちに、酔いも回って眠くなってきて…

時計が15時半過ぎになったところまで、見た記憶があるんですけどね…

 

…

…

 

はっ、ここはどこだ？

……実家だ。

 

今何時だ？

…げ、20:00か。

 

 

どうやら、本気でグッスリと眠ってしまったようです。

 

それにしても、3時間以上も大爆睡するというのは、やっぱりまだ完全復調じゃないのかなぁ。

ん？ ワインがなくなったのでと追加で買ってきた、サッポロの99.99を飲んだのは、眠る前のことだったのかな…

 

まぁ細かいことはいいか。

とにかく、楽しく飲んでグッスリ眠れて。

 

幸せな午後のひと時でした。

 

 

【今日のワンポイント】

・すいとんは戦時中の代用食として名が知られていますけど、歴史を辿ると室町時代からあるものなんだとか。地方色豊かな、日本の伝統的な食物らしいです。