モーションウィジット

2019年11月2日土曜日

【散歩】横浜の湧水、売ってたフランス人は大儲け

元町公園に入ると、爆撃を受けた廃墟のような風景。
 
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ね、なかなか凄いでしょ。
関東大震災で瓦解したそうで、耐震補強も役に立たなかったんだとか。
 
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公園の反対側まで下ると、ジェラール水屋敷という看板。
ジェラールというのはフランス人、明治初期にここで船舶給水業を営んでいた人です。
 
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煉瓦製造もしていたとのこと。
横浜の洋風建築で、さぞや重宝されたんでしょうね。
 
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ジェラールの売る水は品質が高く、「インド洋に行っても腐らない」と言われていたんだとか。
 
ジェラールは大成功をおさめてフランスに帰国、この土地は映画撮影所などとして使われていたものを横浜市が買い取って、元町公園プールとして利用されています。
このプールの水は今でも湧き水、品質の高い水を使った贅沢なプール、と言えるのかな。
 
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でた、発祥の地の碑。
我国塗装発祥之地、ペンキ塗装のことのようで、そんなものまで発祥の地があるのかなと。
 
え、そもそも発祥は元町公園ではないはず?
なぜこの記念碑がここにあるのかは、いまだにわかっていない、とな。
 
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再びジェラール水屋敷の地下貯水槽。
17.6m×6.5m×2.5mもあるそうで、上に橋が架けられていて渡れる構造に。
 
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ほぉ、鯉を飼っているのか。
品質の高い水で育つ贅沢な鯉、結構デカかった。
 
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えぇと、映画撮影所の碑は…あ、あった。
かなりわかりにくい場所なのは、周囲を住宅に囲まれた狭い三角地だから。
 
大正活映、この地にあったのはわずか1年ちょっと。
碑のすぐ後ろににマンションの部屋があり、掃除機の音が聞こえていたのが妙に印象的でした。
 
よし、次は山手イタリア山庭園を目指すぞ、というところで、続きはまた明日。
 
 
元町公園
045-211-1101
横浜市中区元町1-77-4
24時間開放
 

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