モーションウィジット

2025年10月31日金曜日

【観光】大人だけの贅沢!宮沢湖温泉『喜楽里 別邸』の露天と「でかサワー」でまったり

【この記事のポイント】
・飯能でのハイキングと絶品ランチの後は『宮沢湖温泉 喜楽里 別邸』へ。偶然見つけた無料シャトルバスで楽々移動し、大人向けの静かな空間で温泉を満喫。湯上がりには湖を望む絶景レストランで「でかレモンサワー」を片手に、充実した一日の余韻に。

天覧山の麓にある『2nd kitchen hama』で、絶品の黒毛和牛ハンバーグを堪能した後。
近くにある能仁寺(のうにんじ)の門前から、次の目的地である『宮沢湖温泉 喜楽里 別邸』への無料シャトルバスが出ているというのに気づいたんです。
一度飯能駅まで出てからバスを乗り換えてと考えていたので、これは嬉しい発見。
大幅な時間短縮になるこのシャトルバス、道端のささやかな案内に気づけたのは本当にラッキー。

大人のための温泉郷、『喜楽里 別邸』



『宮沢湖温泉 喜楽里 別邸』は、ムーミンバレーパークに隣接する日帰り温泉施設。
特筆すべきは、「未就学児は入場不可」という完全に大人向けに振り切ったコンセプト。
建物も華美な装飾を排した、落ち着いた和モダンの造りになっています。
館内には、地下1,700mから湧き出る天然温泉をはじめ、人気の高濃度炭酸泉、そして宮沢湖の自然を一望できる露天風呂など多彩なお風呂が勢揃い。
サウナや、岩盤浴、そしてリラクゼーション施設も充実。
まさに、日常の喧騒を忘れ、心ゆくまで羽を伸ばすことができる大人のためのオアシスといった空間です。
幸い私たちが訪れた時間帯は、炭酸泉も露天風呂も空いていました。

湯上がりの一杯、湖畔の絶景レストラン



温泉でハイキングの汗と疲れをすっきりと洗い流した後は、館内のお食事処『天風(てんぷう)』で一休みすることに。
こちらは地元の食材を使った和食を中心に、お蕎麦や定食、そしてお酒の肴にぴったりの一品料理まで、豊富なメニューが揃っています。

メニューを眺めているとなんとも嬉しい表記、「でかサワー」に、「メガハイボール」。
そして、「おつまみセット」が、プラス437円という、驚きの格安価格で付けられる。
このお店、さすが分かっていらっしゃる。
しばし悩んだ末、今日の私は「でかレモンサワー」の気分。
もちろん、おつまみセットも付けてもらうことにしました。

店内は実にゆったりとした造り。
窓の外には、飯能の豊かな自然、そしてムーミンバレーパークが面する宮沢湖の美しい水面が一望のもとに。
ただここに座っているだけでも心が安らぐ、そんな素晴らしい雰囲気です。

でかサワーと、至福のおつまみセット



しばらくすると、でかレモンサワーとおつまみセットが到着。

つい先程のランチでも一杯飲んだばかりですが、これは別腹。
再び師匠と乾杯!
このレモンサワーは、ただ大きいだけではない。
焼酎の味がしっかりと濃いめで、レモンの酸味もキリッと効いている。
温泉で火照った身体には、この冷たい炭酸の刺激がたまりませんね。
セットの枝豆も茹で加減が絶妙で、新鮮な豆の甘みが感じられます。
これは、手が止まらなくなるやつだな。

そしておつまみセット。
内容は、鶏の南蛮漬け、冷奴、そしてブロック状のチーズというバランスの取れた布陣です。
鶏の南蛮漬けは、さっぱりとした酸味がレモンサワーと驚くほどよく合う。
冷奴はつるりとした食感、口の中をリフレッシュさせてくれます。
そしてブロック状のチーズ。
濃厚な塩気とコクがレモンサワーの酸味とぶつかり合うことで、互いの味をより一層引き立ててくれる。
いやはや、見事な組み合わせです。

最後に


呑み終えたのは14:00前でしたけど、今朝は4:00前から起きて、活動していたんですよね。
早朝の電車移動から始まり、曼珠沙華の鑑賞、そしてハイキング。
絶品のハンバーグランチに、締めの温泉と湯上がりの一杯。
本当に、密度の濃い、充実した一日でした。
帰りの西武池袋線の車中では、心地よい疲労感に包まれ、うとうとしながら。
この素晴らしい一日を計画し、誘ってくれた師匠に、心から感謝。
最高の週末を過ごすことができたなと。




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2025年10月30日木曜日

【グルメ】「せっかくグルメ」の名店!天覧山の麓で味わう「幸福の三重奏」チーズハンバーグ

【この記事のポイント】
・師匠の強い勧めで埼玉・飯能の天覧山麓にある人気店『2nd kitchen hama』へ。テレビでも紹介された黒毛和牛ハンバーグを求め、開店1時間前に到着。師匠の交渉術でテラス席を確保し、肉汁溢れる絶品チーズハンバーグを行列を横目に優雅に堪能。


昨日の記事で師匠が「どうしても」と言っていたのは、天覧山の麓にある『2nd kitchen hama』。

人気テレビ番組の「バナナマンのせっかくグルメ!!」でも紹介されたことがあるお店。
私もその放送を見た記憶があります。

人気店なので入れないんじゃないか?
いや、でもテレビでやったのは、もう何ヶ月も前の話。
そろそろ落ち着いているんじゃないか。

そんな淡い期待と不安を胸に、お店へと向かいました。

師匠の"推し"がもたらした、奇跡のテラス席




お店に到着したのは、10:00少し前。
開店は11:00なので、さすがに早過ぎるでしょ。

お店のスタッフの方々も、これから始まるランチタイムの仕込みで一番忙しい時間帯のはず。
相手にしてはもらえないだろうなと、私は思っていました。

でも、師匠は違ったんです。
店の前で仁王立ち、その無言の圧力(?)にお店のスタッフの方が出てきてくれました。

「申し訳ありません、本日は予約で満席でして… ただ、テラス席であれば、ご用意できます。」
「ありがとうございます!では、そのテラス席に、今から座って待っていてもよろしいでしょうか?」と師匠。

「ええ、お掃除などが入るかもしれませんが、それでもよろしければ…」
「構いません!」

見事なまでの師匠の交渉術、その強い"推し"に心から感謝です。

黒毛和牛への期待と、嬉しい心遣い




席も確保できたので、時間までゆっくりとメニューを眺めます。
なるほど、やはりこのお店のおすすめは、黒毛和牛のハンバーグなんだなと。

黒毛和牛とは、日本に古くからいる在来種をもとに、改良を重ねて生まれた肉専用種。
そのきめ細やかで柔らかな肉質と、美しい霜降りが特徴の日本が世界に誇るブランド牛ですね。


そうこうしているうちに、お店の方が水まで持ってきてくれました。

リュックを背負ったハイキングの服装、おそらく喉が乾いているだろうと察して頂いたんでしょう。
まだ開店前だというのにこの心遣い、本当にありがたい限りです。

10:30を過ぎると、店の前にはちらほらとお客さんが集まり始めて、あれよという間に行列ができていきます。
我々が到着した時間は、お店の方にもまだ心の余裕があったようで、そのタイミングの良さもラッキーでした。

そして11:00前、まだ開店していないのにオーダーまで取りに来てくれるという神対応。
私も師匠も、迷わず「チーズハンバーグ+パン・スープのセット」(1,800円)をチョイス。
私はもちろん、ビールもつけてもらいました。

行列を横目に、至福のランチタイム




まずはビールが到着。
まだ行列に並んでいる他のお客さんの視線を感じながら飲む、開店前の一杯。

少しだけ申し訳ないような、でもそれ以上に優越感に満たされた最高のひととき。
お疲れさまでした、乾杯!

な〜んて考えながら撮った1枚、ピンボケなんですよね。


ハンバーグも、開店とほぼ同時に運ばれてきました。

熱々の鉄板の上で、ジュージューと音を立てるその姿、たまりませんねぇ。
よし、それでは頂きましょう。

まずはハンバーグを一口、うん、こりゃ美味い!

黒毛和牛100%だというパティは、肉の旨味がとにかく濃厚。
それでいて後味は決してしつこくない、これぞ上質な和牛の実力ですね。


こういう洋食の美味しいお店、パンもまた間違いなく美味。
添えられたコンソメスープもハーブの香りが効いていて、なかなかの味わいでした。


見てくださいよ、この断面。
ナイフを入れると、中からキラキラと輝く肉汁が滝のように溢れ出してきます。

そしてその上には、とろりと溶けた濃厚なチーズ。
この肉汁とチーズがデミグラスソースと一体となって、口の中に流れ込んでくる。

まさに、幸福の三重奏です。


付け合わせで面白かったのが、このフライドポテト。
よくある細長くカットされたものではなく、ジャガイモを平面に潰した塊のまま揚げてあります。

表面はサクサクカリカリ、中はホクホクと柔らかい。
この食感のコントラストが実に見事。

最後に



というわけで、師匠の強い推薦で訪れた、『2nd kitchen hama』。
その味はもちろんのこと、開店前の我々を温かく迎え入れてくれたお店の方々のホスピタリティにも心から感動です。

この素晴らしいお店に連れてきてくれた師匠にも、改めて感謝。
いやぁ美味しかった、ご馳走さまでした。






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2025年10月29日水曜日

【ウォーキング】アニメ聖地で明治天皇も見た絶景!天覧山は歴史と文化の玉手箱

【この記事のポイント】
・巾着田の曼珠沙華を堪能した後、高麗峠を経て飯能のシンボル・天覧山へ。明治天皇もご覧になったであろう景色と、アニメ『ヤマノススメ』の聖地巡礼を楽しみます。道中ではGoogleレンズでキノコを調べたり、徳川綱吉の母ゆかりの十六羅漢像に遭遇したりと、知的好奇心を満たす充実のハイキングだったなと。


昨日の記事の続き。
巾着田の曼珠沙華を堪能した我々は、次なる目的地の高麗峠へと向かいます。

木漏れ日のハイキングと、ITの活用




一応は山道であるものの、高麗峠の標高はわずか177m。
20分ほど、あっという間に峠に到着です。

前日の雨で足元の土が少し滑りやすくなっていましたけど、何の心配もない快適なハイキングコースでした。


むむっ。
倒木に鮮やかなオレンジ色のキノコ、これは毒キノコ?

こういう時は、ITの力が役に立ちますね。
スマートフォンのGoogleレンズで写真をパシャリ、調べてみると、どうやら「ヒイロタケ」というサルノコシカケ科のキノコのようです。

食用には適さないものの、特に毒はないとのこと。
なるほど、一つ賢くなりました。


木漏れ日が差し込む緩やかな山道。
気温もちょうど良く、実に歩きやすい。

ハードな山登りも良いですけど、高所恐怖症の私には、これくらいのハイキングコースが性に合っているんですよね。


巾着田から3kmちょっと。
ここで、多峯主山(とうのすやま)と、天覧山(てんらんざん)への分かれ道に差し掛かります。

師匠も、まだ体力が完全に回復したわけではない。
ここは無理せず、天覧山へと進路をとることに。

アニメの聖地、天覧山からの絶景




天覧山山頂、標高195mに到着です。

この「天覧山」という名前の由来は、明治16年、明治天皇がこの山頂から近衛兵の大演習を「天覧」されたことから来ています。
かつては愛宕山や羅漢山と呼ばれていたそうですが、この行幸を記念して、改名されたんだそう。

そしてこの天覧山は、近年、別な意味でも有名になったんです。
それは女子高生たちの山登りを描いた、人気アニメ『ヤマノススメ』。

作中で主人公たちが初めて自分たちの力で登った山、それがこの天覧山なんです。
アニメファンにとっては、「聖地」と呼ぶべき場所。


明治天皇もご覧になったであろうこの景色、眼下には飯能の市街地が広がっています。

100年以上前、ここから見えた風景は、一体どんなものだったんだろう。
そんな歴史ロマンに、思いを馳せます。

歴史との、思わぬ遭遇




下山途中、更なる歴史的な遺物との出会い。
岩壁に彫られた、「十六羅漢像」です。

これは江戸時代、五代将軍・徳川綱吉の母である桂昌院(けいしょういん)の寄進によって造られたものだそう。

「桂昌院」という名前は、最近オーディオブックで聴いていた本で知ったばかり。
漢字でこう書くのかと、ここで初めて知ることができました。
まさかこんな場所で、その名前に出会うとは思いもせず。


天覧山を降り、麓にある飯能中央公園へ。
そこにはなぜか、鉄腕アトムの像が。

説明板には、「世界で唯一の(鉄腕アトム)銅像」と誇らしげに書かれていましたけど、師匠がかつて調べたところ「この像ができた当時は」という但し書きがつくそうです。
現在は他にもいくつか、アトムの像は存在するということですね。

師匠の強い"推し"


さて、時刻はまだ10:00前。
「この後、どうする? 宮沢湖温泉にでも移動してから、早めのランチにする?」

「いえ。どうしても、この近辺で行きたい店があるんです。」と師匠。

え、まだこんな早い時間なのに?
そう思いつつも、師匠の強い"推し"には理由があるんです。

よし、ここは黙ってついていくことにしますか。
というところで、続きはまた明日。




【おまけのワンポイント】
・『ヤマノススメ』は、飯能市が舞台となっており、作中には、天覧山をはじめ、飯能河原や商店街など、実在の場所が数多く登場します。アニメの聖地を巡るウォーキングも、また違った楽しみ方です。

2025年10月28日火曜日

【観光】まさかのバッテリー切れ悲劇!?巾着田の曼珠沙華まつりで見た真紅の絨毯と白い輝き

【この記事のポイント】
・山登りの師匠に誘われて、埼玉・巾着田の曼珠沙華まつりへ。大混雑を避けるため、早朝5時半過ぎの電車で出発。一眼レフのバッテリー切れというアクシデントに見舞われつつも、見頃終盤の赤い花、満開の白い花のコントラスト、そして朝日を浴びて輝く真紅の絨毯の絶景を堪能。


10月初めの週末。

山登りの師匠から、「巾着田の曼珠沙華、今週末が見頃の最後らしいので行きませんか」とのお誘い。
よし、真紅の美しい景色を見納めに行くとしますか。

早朝の池袋駅と、まさかのアクシデント




巾着田の曼珠沙華まつりは、例年大変な混雑になるんだそう。
そこで、師匠が立てた作戦は、「朝早い電車で行き、混雑が本格化する前に見てしまおう」というものでした。

待ち合わせは、西武池袋駅、5:38発の飯能行き。
こんなに早い時間の西武池袋駅は初めて、さすがにまだ人もまばらです。


電車に揺られること1時間ちょっと。
飯能駅の乗り換えもスムーズで、巾着田の最寄り高麗(こま)駅に到着です。

駅前では名物のトーテムポール…じゃなかった、「将軍標(チャンスン)」がお出迎え。

さて、写真を撮ろうかとリュックから一眼レフを取り出すと…
むむっ! まさかの、バッテリー切れ!

知らぬ間にリュックの中で、電源スイッチがオンになっていたみたいです。
これじゃ1kg以上もある、ただの重たい荷物か…

そうだ。
スマホのバッテリー切れ対策で、モバイルバッテリーは持ってきている。

これをカメラに接続し、巾着田まで歩く間に少しでも充電されてくれれば良いんですけど…

見頃終盤の曼珠沙華と、白い輝き




高麗駅から歩くこと15分ほど、目的地の巾着田に到着です。

この「巾着田」というユニークな地名、蛇行して流れる高麗川によって、きんちゃく袋のような形に囲まれた地形であることから名付けられたそうです。
まさに、自然が作り出した天然の舞台だなと。


園内に足を踏み入れると、そこは見渡す限りの真紅の世界。

そろそろ見頃も終わり、少し枯れかかった花も目立つものの、きれいな場所を探してカメラを向ければこの通り。
一眼レフのバッテリーもどうにか少しだけ復活してくれていて、背景をぼかした雰囲気のある写真を撮ることができました。


赤い花は終わりかけの一方、白い曼珠沙華はまさに今が真っ盛りといった様子。

群生する赤い花も圧巻ですけど、こうして花の形がはっきりと分かる白い曼珠沙華にも凛とした美しさがありますね。

朝の静寂と、光の訪れ




園内を散策していると、お腹が空いてきます。

地元駅で電車を待ちながらパンを1つだけ食べてはきたものの、ここで何かご当地の美味しいものでも食べられれば、と思っていたんですけど…
さすがに、朝の7:00過ぎという時間では、まだ売店も開店準備の真っ最中。
まぁこれは仕方ないでしょう。


再び曼珠沙華の花畑へと戻ると、おぉ、木々の間から朝日が差し込んできましたよ。

花を撮る時、やはり太陽の光は最高の演出家。
光を浴びた花びは鮮やかな赤色に輝き、一層その美しさを増します。


朝早い時間だというのに、園内にはそこそこの数の人々が訪れています。
その誰もが、カメラやスマートフォンを片手に、この絶景を思い思いに切り取っていました。

これは師匠の言葉に従って、早く来たのは大正解だった。
混雑がピークになる時間帯には、この遊歩道も前に進むことすら一苦労になるんだそうです。

橋を渡り、次なる目的地へ




さて、曼珠沙華を堪能した後は、次なる目的地の高麗峠へと向かいます。

近道である「ドレミファ橋」は、残念ながらこの日は閉鎖。
大勢の観光客が訪れるこの時期、幅の狭い橋での事故を防ぐための安全対策なんでしょうね。

代わりに渡ったのがこちらの「あいあい橋」、巾着田の高麗川に架かる歩行者専用の橋です。
橋長91.2m。木製のトラス構造の橋としては、日本一の長さを誇るんだそう。


少し遠回りにはなったものの、いよいよ高麗峠のハイキングコースへ。
天気もよくて気持ちいい道を進んでいこうというところで、続きはまた明日。




【おまけのワンポイント】
・巾着田のある高麗(こま)の地名は、7世紀に朝鮮半島の高句麗(こうくり)が滅びた際、日本へ渡ってきた多くの人々がこの地に集められ、「高麗郡」が置かれたことに由来。駅前の将軍標(チャンスン)も、そうした歴史的な繋がりを象徴するものなんですよね。

2025年10月27日月曜日

【IT】1,600円でデジタルの壁を越える!Gboard手書き入力×スタイラスペンが快適な予感

【この記事のポイント】
・Androidアプリ「Gboard」の手書き入力の高性能さに驚愕。これを機にAmazonでベストセラーの安価なスタイラスペンを購入し、アナログとデジタルの融合を図ってみようかなと。


最近はもっぱらグルメ系の記事ばかりを書いていましたけど、今日は少し趣向を変えてガジェットについて。
スマートフォンの文字入力用にスタイラスペンを買ってみた、というお話です。

「え、今さらなんで?」と思われるでしょう。
まずはそこに至るまでの、私の思考の変遷から解説します。

きっかけはKindle、そしてAI全部乗せデバイスとの出会い



最近、すっかりご無沙汰してしまっている読書。
いつか時間ができたら、またあの活字の世界に浸りたい、なんてことを考えていました。

そして、今どき本を読むなら、やはり電子書籍がいいだろう、と。
紙の本はとにかく嵩張る。
以前、家のリフォームの際に大量の本を処分しましたけど、あの重量感と運搬の大変さはには懲りたんです。

電子書籍といえば、AmazonのKindleが代名詞ですね。
他にもe-ink(電子ペーパー)を使ったタブレットを販売している会社はあるんだろうな。
なんて、軽い気持ちで調べてみたところ、とんでもない製品を見つけてしまった。

iFLYTEK AINOTE Air 2 - 未来すぎるAI手帳




(写真はiFLYTEK社公式サイトから借用)

ネットで私の目に飛び込んできたのが、「iFLYTEK AINOTE Air 2」という製品。
これは単なる読書端末ではない、今日のAI技術の粋を集めた超多機能デバイスです。

-リアルタイム音声文字起こし: 会議の音声を、話者まで識別してリアルタイムでテキスト化。

-自動翻訳: 音声をリアルタイムで翻訳・文字起こし。

-手書き文字のAIテキスト化: 96%以上の高精度でデジタルテキストに変換。

-AI要約・議事録作成: ChatGPTを活用して会議の内容を自動で要約、議事録まで作成。

スケジュールやタスク管理ももちろん可能。
要は、音声認識・自動翻訳、手書き文字認識、文章要約といった実用レベルにあるAIの機能をこれでもかと詰め込んだ、「超高機能なデジタル手帳」というわけです。

IT好きの私としては、思わず飛びつきたくなるような魅力的な製品。
しかし、ここで、ふと我に返ります。

これらの便利な機能は、入力した情報を、全て一旦、ネット上のサーバーにアップロードすることで実現されている。
会社の機密情報などを扱う上で、この情報漏洩のリスクは決して無視できない。
つまり私の場合、これは「仕事で使ってはいけないデバイス」なんですよね。

プライベートでこれらの機能を使う機会はまずないだろうし…
そのために7万円以上を出す意味は… ないな。
冷静に判断し、購入は見送ることにしました。

灯台下暗し、Gboard手書き入力の衝撃



iFLYTEKは不要ですけど、私の好奇心は別の方向へ。
そういえばAndroidの日本語入力アプリ「Gboard」にも、手書き入力の機能があったよな。

自慢じゃないですけど、私はかなりの悪筆家。
「手帳に書かれた文字は、高度に暗号化されているようなもの。だから落としても心配ないですね。」、なんて人に言われるほどです。

どうせ「Gboard」も、私の書いた文字は認識してくれないだろう。
そんな思いで、指で画面に文字を書いてみたところ…あれ?

ペンで書くよりもさらに酷いであろう、ぐにゃぐにゃの文字をいとも簡単に認識していく。
画数の多い複雑な漢字も全く問題ありません。

いやぁ、最近のAI技術は本当に凄いな。
これならば、十分に、実用に耐える。

そう確信し、スタイラスペンを買ってみようと思い立った、という次第です。

Amazonベストセラー1位と、紛失防止対策




Amazonで購入したのは「KINGONEタッチペン」。
「ベストセラー1位」という称号と、1,600円とたとえ失敗しても諦めのつくリーズナブルな価格が決め手でした。

充電ポートがUSB-Cだというのも、地味に嬉しいポイント。



ついでに購入したのが、シリコン製のストラップとリングバンド。
そう、これをスタイラスペンに装着し、紛失防止の対策としようというわけです。

普段使っているただのボールペンでさえ年に1本は紛失してしまう私、この対策は必須項目なのです。

いまだ、本格的な出番はなし





ストラップを装着するとこんな感じに。
少し邪魔といえば邪魔ですけど、手首に通して使えばうっかり落とすこともない。
そしてこの形状だと目立つので、置き忘れを防いでくれるはず。

さて、この新しい相棒を、どう活用しようか。

- 家で寝っ転がりながら、ブログのアイデアをメモするのもいい。
- 通勤電車の中でさっとアイデアを書き留めるのにも、使えるかもしれない。
- 旅行先での、ちょっとした記録にも、便利そうだ。

なんて様々な利用シーンを思い描いてはいるものの、実際のところ、まだ本格的な出番には恵まれておらず。

まぁ腐るものでもないので、おいおい機会を探っていこうかなと。

最後に



というわけで、AI全部乗せの未来のデバイスへの憧れから始まり、1,600円のスタイラスペンに行き着いたというお話。

最新技術を追い求めるのももちろん楽しい。
でも今、自分の手の中にあるテクノロジー(Gboard)の、知られざるポテンシャルを再発見し、それを最大限に活用するためのささやかな投資をしてみる。
これもまた、ITとの一つの面白い付き合い方なのかもしれないなと。

さて、このペンが私の生活を便利にしてくれる新たな武器となるかどうか。
成功した際には、また記事に書くことにします。




【おまけのワンポイント】
・スマホの画面は「静電容量方式」という仕組みで、指のタッチを検知しています。そのため、スタイラスペンもただの棒ではなく、ペン先から微弱な静電気を発生させるアクティブな電子機器。Amazonなどで安価に売られているものの多くはこの方式である一方、Apple Pencilなどは端末と連携し、筆圧検知などの高度な機能を持つ「電磁誘導方式」を採用しているんだそう。

2025年10月26日日曜日

【グルメ】コンビニ2.5倍サイズ!『角上魚類』の銀鮭おにぎりは中からも鮭が飛び出すサプライズ

【この記事のポイント】
・休日のランチ調達で船橋の『角上魚類』へ。そこで出会ったのはコンビニの2.5倍サイズという巨大な「銀鮭西京焼ほぐしおにぎり」と、本格的なハワイの味「ポキ刺身」。魚屋の本気が詰まったユニークで美味しい二品、改めて角上の底力を実感。


とある休日、この日のランチを調達すべく私が向かったのは、船橋シャポーにある鮮魚専門店の『角上魚類』。

このお店はただ新鮮で安いだけでなく、非常にユニークな惣菜やお弁当が登場するので、売り場を覗くのがいつも楽しみなんですよね。
さて、今日は何か面白いものに出会えるだろうか。

魚屋の本気、巨大おにぎりとハワイアンポキ




その期待は、今回も裏切られることはなく。
やはり私の好奇心をくすぐる魅力的な商品がありました。

まず、目に飛び込んできたのが、「銀鮭西京焼ほぐしおにぎり」。
西京味噌に漬け込んで香ばしく焼き上げた銀鮭、これをたっぷりと使った巨大なおにぎりです。

その大きさは、コンビニのおにぎりのなんと約2.5倍。
しかもてっぺんには筋子の醤油漬けまでトッピングされているという、なんとも贅沢な一品。

そしてもう一つが「ハワイアンポキ刺身」。
マグロとアボカドを醤油ベースの特製ダレで和えた、ハワイの伝統的な魚料理「ポキ」です。

そのままお刺身として食べるもよし、ご飯に乗せてポキ丼にするもよし。
これは、酒の肴にもぴったりですね。

いざ実食、二層構造のサプライズ




さて、まずはおにぎりから、頂きましょう。

一口食べると、まず、西京味噌の上品な甘みとコクが口の中に広がります。
ただの塩鮭ではないこの奥深い味わい、さすがは魚のプロの仕事。

塩味はやや強めですけど、それがまたご飯とよく合うんです。

西京漬けの鮭というだけでも十分に魅力的ですけど、筋子のトッピングは嬉しいサプライズ。
口の中に飛び込んでくる、筋子の濃厚な旨味と塩気、素晴らしいアクセントになっています。

巨大なおにぎりを最後まで飽きずに食べさせる、そんな見事な計算ですね。



そういえば以前このお店の同じシリーズで明太子と鰻のおにぎりを食べた際、具が二層構造になっていたよな。

もしや、この銀鮭も?
食べ進めてみると、やはりそうでした。
写真にあるように、ご飯の中にもほぐされた銀鮭がたっぷりと隠されています。

これまで食べた明太子や鰻よりも、この銀鮭西京焼が一段上の味わいじゃないかな。

本格的なハワイの風、ポキ刺身





続いて「ハワイアンポキ刺身」。
一口食べて、まず驚いたのが、その香りです。

これは、カレー?
なんて感じるカイエンペッパーか何かのスパイシーな香りが、ふわっと鼻を抜けていきます。

日本の食卓向けに食べやすくアレンジされているのだろう、そんなふうに高を括っていましたけど、これはかなり本格的。
クリーミーでありながらピリッと辛いソースは、まさに“大人のための味付け”といった印象でした。

マグロとアボカドは、ほぼ同じ大きさに丁寧にカットされている。
こういう細やかな仕事ぶりに、角上魚類の真面目さが感じられて好感が持てますね。

最後に


というわけで、今回もまた、『角上魚類』で、素晴らしい出会いを果たしました。

魚屋ならではの、素材を活かしたアイデアと、丁寧な仕事ぶり。
そして、客を驚かせ、楽しませようという、サービス精神。

いやぁ、角上魚類はやっぱり素晴らしいですね。
美味しかった、ご馳走さまでした。






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