モーションウィジット

2025年10月15日水曜日

【グルメ】早朝から営業!郡山駅の立ち食いそばは関東風つゆに「茹で麺」でこのクオリティ

【この記事のポイント】
・福島名城巡りの旅、2日目は早朝の磐越西線で会津若松へ。郡山駅の『立ち食いそば処 鷹 郡山』で改札内外で利用できる面白い構造に遭遇。濃いめの関東風つゆと、衣たっぷりのいか天そばで腹ごしらえ、いざ鶴ヶ城へ。


福島名城巡りの旅、2日目。
この日は6:52に郡山駅を出発する磐越西線に乗り、会津若松へと向かいます。

ホテルから駅までは、歩いて5分弱。
普段から6時には起床する私にとって、決して「早起き」というほどの時間ではないんですけどね。

でも何だか、今日は身体が少しかったるい。
昨日特別に飲み過ぎたわけでもないしなぁ…
まぁ、グダグダ考えていても仕方ない、とにかく出かけることにしましょう。

郡山駅の面白い構造と、朝の立ち食いそば


こんな早朝だと、郡山駅で朝食を食べられるお店の選択肢はほぼなし。
最も入りやすいであろう、『立ちそば処 鷹 郡山』に立ち寄ることにしました。


このお店、なかなか面白い構造をしているんです。

なんと、JRの改札外と新幹線の改札内の両方から利用できる。
在来線の改札内外から入れるお店はたまに見かけるものの、この組み合わせはなかなか珍しいのではないかなと。

なんとなくですけど、新幹線側のお客さんの方を優遇するのが当然であるような…
そんな格差を感じてしまいますね。


さて、券売機を眺めてと。

かけそばが380円から、海老天そばが610円まで。
東京近辺の駅そばと比べると、多少は安いような気がします。

今日は「格下」である改札外からの利用なんだよな。
ここはひとつ、少しだけ見栄を張って「いか天そば」(580円)をチョイスすることに。

これぞ駅そばの醍醐味、いか天との対話




駅の立ち食いそばの魅力は、なんといっても提供スピードの速さ。

食券を渡すと、あっという間に湯気の立つ一杯が出てきます。

いか天は衣がたっぷりと付いていて、これがつゆに溶け出すと良い感じの天かすになりそうだな。
よし、それでは頂きましょう。

まずは、汁を一口。
うん、濃口醤油がベース、甘みもしっかりと効いた典型的な関東風のつゆですね。

見た目はかなり黒いものの、その色合いほどしょっぱさはなし。
出汁の風味も、ちゃんと感じられます。


蕎麦はどうだろうか。

おそらくあらかじめ茹でてある、いわゆる「茹で麺」。
でもこれが意外にも、しっかりとした歯応えを残しています。

ボソボソとした感じはなく、つるりとした喉越し。
少し濃いめの甘辛いつゆとの相性も、実によく計算されているなと。

そして主役のいか天。
厚めに切られたイカの身は、つゆをたっぷりと吸った衣と一体となってこれがまた美味い。

弾力のある身は、噛むと衣の中からつるりと出てくる。
この食感のコントラスト、いか天そばの楽しみの一つです。

最後に



というわけで、会津若松への旅の始まりに頂いた一杯の立ち食いそば。

全体的に、突出した何かがあるわけではない。
でも誰もが安心して食べられる無難な美味しさ。

これが駅そばの最も重要な要件、しっかりと満たしてくれる味わいでした。

美味しかった、ご馳走さまでした。


さて、ここから電車に揺られること1時間ちょっと。

磐越西線の車窓からの風景を楽しむ旅が始まるなというところで、続きはまた明日。






関連ランキング:そば(蕎麦) | 郡山駅


0 件のコメント:

コメントを投稿