モーションウィジット

2023年7月28日金曜日

【グルメ】長崎名物ミルクセーキ、アイスとかき氷のコラボレーション

【この記事のポイント】
・出島内にあるレストラン『長崎内外倶楽部』、長崎名物のミルクセーキで涼むのもまたよし



出島の北東側を一通り観て、さて、少し喉が乾いたな。

出島内にあるレストラン、『長崎内外倶楽部』に寄ってみようかということに。

お昼は過ぎてしまっているので営業しているかどうか...
扉はガッチリしまっていて、何度か引いてもびくともせず、こりゃ営業時間外かな。

と、奥からホールスタッフの方がやってきて、いとも簡単に扉を開けて一言。
「いらっしゃいませ。何名様でいらっしゃいますか。」

「え、扉が開かないので営業していないのかと思いましたけど、大丈夫なんですか。」
「失礼しました。なんせ建物が古いので、雨の日は開きにくいんです。」

なんだ、そういうことだったのね。

メニューを眺めてと、ん? ミルクセーキって固形物なの?
私のイメージは飲み物、牛乳に生卵と砂糖を溶いたもので、子供の頃にたまに飲んだ記憶があります。

セーキって何だと調べて、シェイクのことだと記憶したのはいつの頃だったかな。
いつでもネットでサクッと検索、そんなことができるようになったのはここ15年ほどのことなので、おそらくそう昔ではないんでしょうね。

そんなミルクセーキが長崎名物だとは知らず、しかもかき氷状のものというのも驚き。
よく考えてみると、飲み物よりもかき氷の方が需要は高そうです。

さて、その味はと。
まず、想像していたよりも甘くないてさっぱり、氷がそう感じさせる要因なんでしょう。

シロップのかかったかき氷が無味な氷と甘いシロップのコントラスト、対してこのミルクセーキは全体に均等に上品なほんのり甘味。
玉子のコクを感じる訳でもなく、アイスとかき氷の合せ技で飽きることなく食べ続けられる美味しい一品でした。

さて、身体も冷えたところで再び出島見学に。

ミニ出島というのは、その名の通り1/15スケールの出島の模型。
シーボルトのお抱え絵師だった川原慶賀が描いた「長崎出島の図」を基に、1976年に作成されたもので、出島の復元作業が始まる以前からあるんです。

長期間野ざらしで風雨にさらされて、それでも綺麗に建物の形が残っているのは素晴らしい。
これは長崎工業高校の学生さんのおかげ、建築学科で毎年卒業制作として修繕しているからなんだそうです。

学生にとっては建築学の勉強になり、共同作業で一体感も養われ。
出島にしてみればコストセーブにつながり、地元のため観光のためになると三方良しですね。

カピタン橋はミニ出島より更に古く、1965年に整備されたんだそう。

こちらは1798年の大火前後に描かれた出島の絵図には描かれていたものを参考にしたそうで、その後の絵には現れないんだとか。
大火で消えてしまったものを現代に蘇らせた、ということなんでしょうね。

1878年に建てられた出島神学校を修復した建物、日本に現存するキリスト教神学校では最古のものなんだそう。
現代の長崎の街にとけこんでいるので、まさかそんなに古いものだとは思わずでした。

出島だけでも、しっかり観ようと思うと半日はかかるかなと。
興味のある方は、時間をしっかり確保して臨むことをオススメします。






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