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2023年7月24日月曜日

【旅行】早朝の雲仙地獄、不気味さにビビりながら

【この記事のポイント】 ・朝の散歩で雲仙地獄巡り、観光客はおらず、熱気と音が不気味だったなと
雲仙での朝、少し早起きして朝食前の散歩に。
おぉ、霧が濃い。 車だと走り難さを感じるだろうほど、これじゃ観光しようにも何も見えないかな…
温泉神社に到着、鳥居の奥の様子がよく分からん。 良く言えば神秘的、雲仙という土地柄から若干不気味な感じがしてしまい、入るのを躊躇う風景ですね。 小さな勇気を振り絞って足を前に、世界平和と健康を祈ってと。 さて、次はいよいよ雲仙地獄だな。
神社の横道から直接、地獄谷巡りはこっちか。 温泉卵の販売所もありましたけど、まだ7時前という時間では当然営業しておらずです。
… あれっ、行き止まりか。 奥には土嚢も積まれていて、この先は危険地域らしいですね。 ってことは雲仙地獄は全く見ることができないのか? いや、入口はここだけじゃないので、他に行ってみましょう。
メイン通りを3分ほど歩くと別の入口… なんじゃこの不気味な温かさは… しかも眼鏡が曇ってしまってよく見えず、カメラもレンズも同様で前に進めず、写真を撮るのにも難儀。
一先ず風上に避難してみると… そこ見えた光景は色のない世界。 グツグツと熱そうな音もするし、ここに1人で入っていくのはヤバそうだな...
更に別の入口に到着、雲仙地獄の説明板がありました。 なになに、マグマは… え?海の底にあるの? マグマだまりからの距離に応じて火山ガスの成分が変化、小浜温泉・雲仙温泉・島原温泉それぞれで泉質や色に違いがある。 へぇ、なるほどねぇ。
順路を進むと、緑色の水が流れる風景は正に地獄。 この白い泥、高温の硫化水素が地表の岩石を溶かしているものなんだそうです。 生物がいないように見えるものの、硫化水素に強い植物が分布して 独特な生態系を形成している、と説明板に書いてありました。
お糸地獄というのは、江戸時代に不義密通の罪でお糸という女性が処刑された頃に噴気が始まったことに因んでのネーミング。 悪行を重ねると地獄に落ちる、そんな教訓を語り継いできたんですね。
立入禁止の札、こんな恐ろしいところには頼まれても立ち入らないですよね。 所々で熱風が吹き、グツグツという不気味な音を聞きながら地獄めぐり。 なかなか楽しかったなと。

雲仙地獄 雲仙市小浜町雲仙320 0957-73-3434 (雲仙温泉観光協会) 出入り自由・入場無料

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