モーションウィジット

2020年12月11日金曜日

【散歩】船堀近くの新川千本桜はウォーキングにお勧め

ここ最近の週末、どうも遠くに出掛ける気になれないのは、再び新型コロナが流行りだしたから。

平日は週3日出社しているので、まぁ罹る時は罹るんでしょうけど…
それでも遠出を躊躇ってしまうのは、不要不急の外出だからでしょう。


近所の駅からウォーキング、というパターンが続いているのはそのためで、今回はJR総武線平井駅からメトロ東西線浦安駅まで、8km歩いてみました。


平井駅、おそらく都内にある総武線の駅のなかで、知名度の低さ3本指に入るのではないかと思います。

私も通勤で毎日総武線を使っていますけど、駅名を順に言っていくときにも抜かしてしまうこと何回か。
ようやく最近、亀戸駅と新小岩駅の間という記憶が定着したところです。

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平井駅から南に歩くと、そこそこ長い商店街。
店はごく普通、いや、中華やアジアの食材のお店が目立ったかな。

これを抜けて人通りが少なくなったところで、時速6kmにスピードアップ。

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途中、特に目立ったものには出会わず、真っ直ぐ歩き続けて荒川に到着。

いや、強いて言うなら『三百円』という看板を掲げたお店があったな。
何を売っているのか、本当に300円のものばかりなのか確かめようか… いや、大した意味はないのでやめておこう。

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荒川・中川を渡っている途中、突然、川からエンジンの爆音が響き渡ったのは競艇。
かなりの高速で競っているので、近くで観ると迫力あるだろうなぁ。

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中川沿いに南下、ここがウォーキングの途中にある唯一の観光スポットの「新川西 火の見櫓」。
当然ながらレプリカですけど、これが結構立派なんです。

高さ15m・底辺は各5.4mという大きさで、明暦の大火後に設置された幕府直営の「定火消」の櫓を1.7倍にして拡大再現したものだそう。

明暦の大火は江戸の6割が焼け、死者は6万とも10万とも言われている大災害です。
別名は振袖火事なので八百屋お七の起こした火事と混同しやすいですけど、両者は全くの別物、八百屋お七の方は単なるボヤだったらしい。

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この櫓には、無料で登ることができるんです。

高さ15mは結構なもので、上から見るとほら。
前の写真と、随分と川の見晴らしが変わっているのがおわかり頂けるかなと。

天辺までは階段を登らねばならず、せいぜい4人ぐらいしか居られないスペースではあるものの、暫し開放感に浸って、さて、再びこの川沿いを歩くかな。

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ん? なんだこのオブジェは…船だ。
明治時代にこの新川を航路としていた定期船、鉄道の発展とともに消えていきましたけど、船で銚子まで行くというのも優雅だよなぁ。

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新川沿いには桜が多数、今は季節ではないものの、散歩向きの歩道が整備されています。

長さは3kmほど、両岸で往復すれば6km。
こんな所に、こんないいウォーキングコースがあったんだ。

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途中には「新川さくら館」という休憩所も。
ここにはトイレもあるし、ソフトクリームも食べることができるようです。

桜の季節にまた歩いてみたい。
そんな場所として記憶しておきたいと思います。




【今日のワンポイント】
・新川の遊歩道が整備されたのは2007年。桜もまだ若いですけど、あと30年もすれば更に素晴らしい場所になっていくでしょうね。

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