モーションウィジット

2020年12月20日日曜日

【散歩】都会の喧騒を忘れて、六義園で紅葉狩り

あっ、しまった!

六義園に入場した際に動揺したのは、一眼レフのバッテリーが空だったから。
空というのは蓄電0ではなく充電器に入れたまま忘れてきたの意、1kgもある物を担いできたのに、無用の長物と化してしまった。

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こんな時はサブ機のNikon1が活躍。
レンズは18.5mm(50mm相当)単焦点ですけど、最近はこのカメラで撮るのが楽しくなっているんです。

さて、庭園を奥に進んでいきましょう。

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曇り空で陽光が少ないので、鮮やかな色にはならず。

でもこういう落ち着きのある色合いも、決して悪いもんじゃないなと。
これを背景に、白い服を着た人物を撮ったりすると映えそうです。

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陽光が弱くても、逆光にしてちょっと露出を上げると鮮やかさが出ますね。
シャッターを切るのが遅れ、木の後ろを歩くマスクのオジさんが写ってしまったんですけど、現像時に消したら全くわからなくなってます。

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道の暗、銀杏の明、先を導いてくれる灯のような黄色。
山中のような景色、駒込駅から徒歩5分でアクセスできる六義園は貴重な存在です。

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よく見かけるこの松の腹巻きみたいなやつ、何のためのものかご存知でしょうか。

正式名称は菰(こも)巻き、実は害虫駆除のためのもの。
マツケムシの幼虫がこの中で冬を過ごすので、春先に菰巻きごと焼却するとのことで、要はゴキブリホイホイですね。

実際にはさほど効果はないものらしいですけど、晩秋の風物詩ともいえるものでしょう。

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お、少し陽が差してきたかな。
赤と黄の鮮やかさが引き立ちます。

六義園にはスケールの大きな紅葉はないものの、この写真のような感じで日本庭園に美しい紅葉が点在しているんです。
敷地内を巡りながら、こんなスポットを愉しむというスタイル。

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東屋に石組の小さな滝、水音が心地よいなと。
風景に癒やされながら巡る園内、散歩に良いところでしたよ。

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【今日のワンポイント】
・六義園造ったのは、徳川綱吉の側用人の柳沢吉保。代が下るにつれて維持管理が困難になったとのことで、幕末には荒れていたのを岩崎弥太郎が買い取って再整備した、というのが今日に繋がっています。

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