モーションウィジット

2019年10月20日日曜日

【街中散歩】大阪由来の佃島、だから住吉神社があるのか

月島散歩、2つ目の記事は住吉神社に。
 
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まずはこの江戸時代の地図、見てくださいよ。
多少のデフォルメがあるとはいえ、赤い矢印が指しているのが当時の佃島です。
 
え~、こんなに小さかったの!?
島というより洲、こんなところにも住吉神社があったのか。
 
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江戸時代から昭和まで、ここには渡船が着いたそうです。
 
住吉神社への参拝や花見が目的、1956年には60便/日、16,000人もが利用していたんだとか。
佃大橋の完成で廃止になったそうですけど、完全に陸に取り込まれている今日からは考えられないですね。
 
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そしていよいよ住吉神社に。
 
この神社は1646年に大阪の住吉神社の分霊を移して創建されたそうで、佃の名は大阪市西淀川区佃に由来しているんだとか。
徳川家康とは、天正年間から軍船や魚の調達で繋がりがある村だったんだとか。
 
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拝殿裏にはひっそりと、煉瓦造りの建物。
これは住吉神社独特の八角神輿が入っていたもので、東日本震災で破損するまで使われていたんだそう。
 
神輿の形だけでなく、神輿庫も個性的ですね。
 
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ん? 鰹塚?
建立は1953年ですけど、江戸時代から住吉神社は鰹節問屋の守護神だったんだとか。
 
にしても、鰹節の碑とはこれまたユニークな。
形も何となく、鰹節に似ているように見えますね。
 
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住吉神社を出て、再び隅田川岸に。
石川島播磨の跡地に建つタワマンに向かいます。
 
少し前まで、タワマンという言葉にはタフマンみたいで何か違和感があったんですよね。
聞き慣れると全く問題ないんですけど、不思議な違和感だったんだよな。
 
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タワマンよりも大事なのは、再現された石川島灯台。
ボートからはよく見るものですけど、陸で近づくのは初めてなんです。
 
海からは古いものに見えるこの灯台、意外に新しくて1階はなんと公衆便所。
遠目美人とは、このことなんだなぁ。
 
 
というところで一旦休憩。
続きはまた明日ということにします。
 
 
住吉神社
03-3531-3500
中央区佃1-1-14
社務所 8:00~16:30
 

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